高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

天竺舎より本の紹介 ♪ 『5000キロ逃げてきたアーメット』

2020-04-13 09:00:00 | 読んでみたら・・・
畑仕事と読書は深い関係にある by天竺舎の雨宮智子
晴耕雨読ということばがあるように、
畑仕事と読書を上手く両立させれば、
理想の田園生活なのかもしれない。

『5000キロ逃げてきたアーメット』
オンジャリ・Q・ラウフ著 久保陽子訳
学研ティーンズ文学館



シリアからきた難民の少年と4人の級友のお話。
今までの生活を全部捨てて全く新しい土地で生きなければならない、
それが難民なのだ、と改めて知らされました。
小学生の素直な目を通して知らされた事実に考えさせられます。
重い話なのだけど、明るく展開していくのが良いです。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2020年3月号より転載しました。
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天竺舎より本の紹介 ♪ 『わたしがいどんだ戦い1939・1940』『アメイジング・グレイス』

2020-01-19 09:00:00 | 読んでみたら・・・
畑仕事と読書は深い関係にある by天竺舎の雨宮智子
晴耕雨読ということばがあるように、
畑仕事と読書を上手く両立させれば、
理想の田園生活なのかもしれない。

【 秋の夜長におすすめの本 】

『わたしがいどんだ戦い1939』『わたしがいどんだ戦い1940』
キンバリー・ブルベイカー ブラッドリー著 評論社


舞台は、1939、1940年のイギリス。
虐待する実の母のもとを離れ、
弟と戦争疎開した先で成長していく少女の話。
(戦いの中身はよんでください)

『アメイジング・グレイス』
村田美奈子著 原書房


“讃美歌アメイジング・グレイスの作詞をした人は
奴隷貿易船の船長であった”と知って、
ナニソレ?と思って手にした本です。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2020年1月号より転載しました。
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天竺舎より本の紹介 ♪ 『空が青いから白を選んだのです』『生き抜くための俳句塾』『子どもの本とごちそうの話』

2019-12-07 09:00:00 | 読んでみたら・・・

畑仕事と読書は深い関係にある by天竺舎の雨宮智子
晴耕雨読ということばがあるように、
畑仕事と読書を上手く両立させれば、
理想の田園生活なのかもしれない。

『空が青いから白を選んだのです』
寮美千子編集 新潮文庫

レンガ作りの美しい刑務所(ホテルにうまれかわるとか)で、
詩の教室をもった編者。
少年達の“そのまま”のこころが哀しい

『生き抜くための俳句塾』
北大路翼著 左右社

新宿歌舞伎町を拠点とする
アウトローな俳句グループ「屍派」の家元である著者。
ワビでもサビでもない、わき出てくる心情の俳句

『子どもの本とごちそうの話』
赤木かん子著 径書房

子どものときにこれだけはまってしまった本に出合っていた著者は
ホント シアワセだったと思います。

「良い」本(これも大切だとは思いますけど)より、
楽しい本(ワクワク ワクワク)を!

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2019年11月号より転載しました。
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天竺舎より本の紹介 ♪ 『ゆっくりおやすみ、樹の下で』

2019-10-12 09:00:00 | 読んでみたら・・・

暑い日の本

ホラーとかミステリーとかよさそうだけど、
あんまりオモシロイと夜ふかししそうで、
そうすると早朝の田ンボの草とりできないし、
できても熱中症で倒れそうなので、
そこそこじっくり系が良いかなァーと思っています。 by天竺舎の雨宮智子

『ゆっくりおやすみ、樹の下で』
高橋源一郎著 朝日新聞出版


11才の少女が祖母の家で夏休みをすごし、
不思議なことを経験するというおはなしです。
作者が子どもたちに伝えたいことを盛りこんでいるという感じです。
(大人がよめば、じっくり読むひまなく読んでしまうけど)

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2019年9月号より転載しました。
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書籍『プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命』

2019-07-22 09:00:00 | 読んでみたら・・・
『プラスチック・フリー生活』
シャンタル・プラモンドン/ジェイ・シンハ著
服部雄一郎・訳
NHK出版


香美市の会員さん、服部雄一郎さんが本を翻訳されました。
『ゼロウェイスト・ホーム』に続き2冊目の翻訳本です。


プラスチック汚染の問題がクローズアップされている現在、
身のまわりに溢れているプラスチック製品による私たちの健康への影響について、
分かりやすい表やイラストで書かれています。

プラスチックの種類と用途、加工しやすさ・やわらかさ・頑丈さなど、
いろいろな特性をプラスチックに与えるため添加されている化学物質の
危険性(内分泌攪乱作用や発がん性、生殖発生毒性、細胞毒性など)についてや、
プラスチックのリサイクル問題、バイオプラスチック、プラスチックに代わる素材や
食材別の保存容器、カーペット・マットレス・衣類についても解説されています。

プラスチック製品からの健康被害を防ぐために必要な知識が詰まった一冊です。

今週提出する注文書で注文できます。
いつでも取り出してみられるように、家庭にどうぞ1冊を!

『お便り・お知らせ』に、服部さんによるエッセイも始まりました。
こちらもお楽しみに~ ♪

( 管理人 )
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天竺舎より本の紹介 ♪『ソフィーとちいさなおともだち』『国境のない生き方~私をつくった本と旅』

2019-05-29 09:00:00 | 読んでみたら・・・
畑仕事と読書は深い関係にある by天竺舎の雨宮智子
晴耕雨読ということばがあるように、
畑仕事と読書を上手く両立させれば、
理想の田園生活なのかもしれない。

『ソフィーとちいさなおともだち』
パット・ジトロー・ミラー文 アン・ウィルスドルフ絵 光村教育図書


ソフィー(幼い女の子)は
市場で買ったカボチャをお人形さんのように大事にして、
いつでもどこでも一緒にすごすのです。


でもカボチャは生、いつしか色が……。
1年生になるソフィーのおはなしもあります。

この本に出てくるカボチャは、私がアイルランドのスーパーで買った
カボチャの種を持ち帰って育てているもののようです。
ホクホクカボチャではありません。
バターナッツスカッシュ?
ずっと育てている、ひょうたんカボチャともちがうのです。


《 ラジオ:NHKすっぴん金曜日 》高橋源一郎 ゲンちゃんの現代国語紹介
『国境のない生き方~私をつくった本と旅』
ヤマザキマリ著 小学館新書


「閉塞感を感じたら、とりあえず移動してみる。
旅をしてみる。
(中略)どこかに行けば、今抱えている問題が解決するとは思わないけれど、
自分が何にとらわれていたのかに気づくことはできる」p27

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2019年5月号より転載しました。
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天竺舎より本の紹介 ♪『戦争童話集~忘れてはイケナイ物語り~』

2018-08-06 09:00:00 | 読んでみたら・・・
畑仕事と読書は深い関係にある by天竺舎の雨宮智子
晴耕雨読ということばがあるように、
畑仕事と読書を上手く両立させれば、
理想の田園生活なのかもしれない。

『戦争童話集~忘れてはイケナイ物語り~』
野坂昭如著 絵:黒田征太郎 世界文化社


ひとつひとつの 小さなイノチ
ひとつひとつの ふつうの生活が
大きな「戦争」の中へまきこまれていったのですね。
今こそ 忘れないように

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年7月号より転載しました。

管理人記
すべて「昭和二十年、八月十五日…」という書き出しから始まる12編の戦争童話集。
ほかの出版社から出された本、DVDもあるようです。
コメント (2)
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天竺舎より本の紹介 ♪ 『本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません~』第Ⅱ部

2018-05-29 09:00:00 | 読んでみたら・・・
畑仕事と読書は深い関係にある by天竺舎の雨宮智子

晴耕雨読ということばがあるように、
畑仕事と読書を上手く両立させれば、
理想の田園生活なのかもしれない。

『本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません~』第Ⅱ部
香月美夜著 TOブックス


今は迷いなくこの本
Ⅰ部はずっとずっと前に読んでしまって、Ⅱ部を待っていました。
町の図書館の方が「買いましたよ!」と渡してくれたⅡ部の4冊!!


人生を、或いは人間を考えるための読書もあるけれど、
純粋に物語の世界に浸る読書もあります。
このお話は勿論、後者。
コミックか活字かといったお話でも楽しい。
おかげで、この原稿書くの1日のばしてしまった。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年5月号より転載しました。
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天竺舎より本の紹介 ♪ 『京大カレー部スパイス活動』

2018-03-16 09:00:00 | 読んでみたら・・・
畑仕事と読書は深い関係にある by天竺舎の雨宮智子
晴耕雨読ということばがあるように、
畑仕事と読書を上手く両立させれば、
理想の田園生活なのかもしれない。

『京大カレー部スパイス活動』
石﨑楓著 世界文化社


どうして、ネパール料理の店にでナンを出しているのかわかりました。

若い力を感じます!

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年3月号より転載しました。
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天竺舎より本の紹介 ♪『パドルの子』

2017-12-23 09:00:00 | 読んでみたら・・・
畑仕事と読書は深い関係にある by天竺舎の雨宮智子
晴耕雨読ということばがあるように、
畑仕事と読書を上手く両立させれば、
理想の田園生活なのかもしれない。

『パドルの子』
虻川枕著 ポプラ社


“水たまり”から始まる物語
1990年生まれの作者です。
“パドル”すると、新しい今とは違う世界が始まっている?
不思議な奇妙でオモシロイ設定。
中学生たちが主人公なんだけど、それだけじゃないところも良い。
よんでみて下さい。


※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年12月号より転載しました。
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