高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

家庭菜園ですが・・・

2017-11-30 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
ずい分寒くなりました。
久々に登場する家庭菜園の白菜です。


この寒さでチョウの姿をあまり見かけなくなりました。
腹ペコアオムシに食べられないようにと、小さな苗の時からネットを掛けてましたが
完璧ではなかったようで、少々食い荒らされてますね。


この黒い虫はカブラハバチの幼虫。
親蜂はアブラナ科の葉肉内に卵を産み付け、
幼虫はやわらかい葉を食べて穴をあけてしまう害虫です。
これが穴あけの犯人でした。
葉っぱを好きなのはチョウだけではないんですね。
仕方がないので、一つ一つつまんでサヨナラしてもらいました。


白菜の周りにはイタリアンパセリがどっさり発芽。
種を播いたわけではなく、前作のこぼれ種です。
畑に播いたイタリアンパセリより成長がいいのはなぜ?


( 管理人 )
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アグラーノの こだわりのベーキングパウダー

2017-11-29 09:00:00 | おすすめ品
★アルミフリー、プラス自然素材 ♪

「ふくらし粉」って言ってましたっけ、ベーキングパウダー。
お菓子作りには欠かせません。

ベーキングパウダーは重曹とその分解を助ける焼きミョウバンや
リン酸第二水素カルシウムなどで作られます。
ミョウバンは正しくは硫酸アルミニウムカリウムと言い、
硫酸アルミニウムと硫酸カリウムを化学合成したものが主流です。
アルミニウムは体内に入るとアルツハイマーなどの原因になると疑われたことから、
アルミフリーのベーキングパウダーが出ました。
でも第一リン酸カルシウムを使うなど自然素材ではありませんでした。

そこでおすすめするのが
ドイツ・アグラーノ社のこだわりのベーキングパウダー 。

材料が重曹と有機濃縮ブドウ果汁と有機コーンスターチだけ。


せっかく手作りするなら、
そしてお菓子を食べる機会の多い子どもたちには、
できるだけ安全なベーキングパウダーを使いたいものですね。

ユーロ・米国有機認証品。
10gずつの分包になっています。


クッキーやケーキにはもちろんですが、
お好み焼きに加えるとふっくら、
天ぷらの衣に加えるとサックリ。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年3月号より転載しました。

管理人記
ベーキングパウダーと言うと洋風菓子が思い浮かびますが、
秋らしく、サツマイモ入り蒸しパンを作ってみました~。
ふわふわの蒸しパンが出来ましたよ。

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天竺舎だより 11月12日記

2017-11-28 09:00:00 | 生産者からのメッセージ

 津野町 天竺舎の雨宮智子です。

寒くて、あたたかくて、秋晴れで、雨がふり……
どうしてよいのかわからない秋ですが、
ちゃんと実り、枯れつつあります。

そんな一日、八丁みその工場見学をしました。
みなさんは、八丁味噌好きですか?
いや、その前に知ってますか?
八丁味噌と赤だしと豆味噌の区別、知ってますか?

私は両親が東の人間なので、多分、信州味噌で育ちました。
小学校から東海地方にきて、給食の“煮こみうどん”というのがいやでいやで仕様がなかった。
これが勿論、赤だしの“味噌煮こみうどん”だったのです。
今では「八丁味噌」を使って、時折、大切に みそ汁を作っています。
年月が味の好みを変えたのか、旨さがわかったのか……。

さて、豆味噌というのは、蒸した豆にこうじをつけて仕込んだもの、その中で、愛知県
岡崎市の八帖町(岡崎城から八丁のところにある)にある店(今2軒)が作ったものが八丁味噌。
この八丁味噌と米味噌をブレンド(合わせた)ものが赤だしだそうです。
納得しました。
おいしい赤だし(この場合 みそ汁のこと)は、ホントにおいしいです。

さて、我が故郷(育った方)は、みそ・しょうゆ作りが盛んだったようで、
ある地域を通ると、あの独特の香りがしたものです。
小学生の頃(つまり、あまりモノを知らない頃)友達の家に行くと
「たまり、いる?」みたいな「たまり」ということばがよく出てきて???でした。
しょうゆでした。たまりしょうゆ≠しょうゆでした。
なんか、しょうゆよりトロリとしていました。
味はしょうゆ、でも、ちょっと濃いかな…というところ。
味噌を作る過程で出てくるあの液体分が「たまりしょうゆ」だったのですね。
ということは、仲々貴重なものなのでは と今では思います。
でも故郷の人は“しょうゆ”と言わずに“たまり”とう言葉を使っていたのかも
しれない と、今では思ってます。(?でも、たしかにトロ~リとしてたなァ~) 

またまた、さて、です。
14年に仕込んだ味噌を開けました。
こんなに長く置いたのは初めてで、オソルオソルあけました。
!!
良くできていました。
そして“たまり”がたっぷり。
いつもなら、味噌にまぜこんでしまうのですが、今回はビンに取りました。
“しょうゆ”として使っています。
旨いです。
満足しました。
故郷の味が嬉しいと感じるのは、それなりの年を重ねたせいなのでしょうか?

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年12月号より転載しました。
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12月号をホームページからどうぞ

2017-11-27 09:00:00 | 土といのちからのお知らせ
12月号『季節のとっておき』『注文書』をホームページにアップしました。(こちら
今週は、12月〔1〕回目の週の注文書を提出してくださいね。

●『季節のとっておき』

『お便り・お知らせ』も会員さんにお届けしています。
皆さまからのお便りは、私達の元気の素です。
ご意見・ご希望・なんでもどしどしお寄せください。
●『お便り・お知らせ』

( 管理人 )
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まもろう 平和・なくそう原発 inこうち ACT4

2017-11-26 09:00:00 | イベント情報
★ まもろう 平和・なくそう原発 inこうち ACT4 ★


日時:12月3日(日)10時から14時半まで
場所:高知市中央公園
スケジュール:オープニングダンスパフォーマンス
ボンバー野郎鬼龍ライブ
鎌田慧スピーチ
寺尾紗穂ライブ
鳩’Sからの禿ガーデンライブ
主催:原発をなくし、自然エネルギーを推進する高知県民連絡会、高知憲法アクション

ステージ以外でも企画が盛りだくさんです。
公園では、おいしいものが集まるマルシェとフリーマーケットがあり、
キッズコーナーでは、詩の朗読・紙芝居・手遊び・手品などもあり。
美味しいものを食べながら、
ダンスや音楽も楽しみながら、
大人も子どもも平和と脱原発の声を大きくあげましょう!

「土といのち」としては参加していませんが、
「虹色くじら」のブースでは、土といのち40年記念本を販売しています。

みなさま一緒にでかけましょう。
お知り合いにも宣伝してください!

( 管理人 )
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SOEL(そえる)通信 10月29日記

2017-11-25 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
SOEL(佐川町) 坂本農場の坂本陽子です。

稲刈りが終わったと中村君から連絡が入って、
何はさておき、早速稲藁を頂戴に伺いました。
(中村君はSOEL仲間でハウス栽培で高濃度トマトを栽培しています。)

藁が湿っていたので、先ずは、『すぼつき』を作って
お日様で一日半、乾かすことにしました。
2時間足らずで100個ほど完成。
この藁は、マルチとして来年の夏にカボチャやスイカの栽培に使う予定です。


今年の夏は、今まで経験したことのないほどの猛暑で、
作業の合い間にスイカを食べて喉の渇きを潤し、
カラダから熱を逃して乗り切りました。
私も父から習って、来年は小玉になりますがスイカ栽培にチャレンジします。
大玉は、特に初心者には難しいようです。

忙しい中、中村君に軽トラを田んぼの近くまで動かしてもらい、
更には積んだ藁が崩れないようにロープで縛ってもらい、
いつも沢山の人に助けられて成り立ったているのが私の農業です。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年12月号より転載しました。
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にこにこ通信 11月9日記

2017-11-24 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
南国市 井上農園の井上正雄です。

大型の台風21号が四国に接近するというニュースを見て、
前日から、ほとんどすべての野菜に防風ネットをかけて準備をしていたが、
今回の台風は今までにない位 風が強くて、
キューリ・ナス・オクラ・ジャガイモその他多くの野菜をこじゃんと痛めながら通り、
よく朝ネットをはずしながら、被害の大きさにあらためて自然の力には勝てないと思った、

他にも作業小屋のトタンがとばされて近所のシャッターやその他へ迷惑をかけて、
まだ、あとしまつが終わっていない。
山の立木も大きなかたい木の中頃からへし折ったり、根元から引き抜いたりして、
大あばれをしながら通って行った。

そのため野菜の出荷が出来ず、消費者の皆様には迷惑をおかけしますが、
しばらくの間お待ちしていただきたい。
今頃の時期に大型台風が接近することは全く予想外であったが、
異常気象の被害は増々強くなってくるかもしれない。

それでも生き残ったコスモスやジャガイモの生命力の強さには感動しています。
これからコスモスが開花しますので、ぜひ見に来てください。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年12月号より転載しました。
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うちの畑にようこそ 10月27日記(台風21号通過のあとで)

2017-11-23 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
香美市 わたなべ農園の渡邉志津江です。

ご心配いただいてありがとうございます。

台風通過直後は笑うしかないな・・と思い実際あまりの凄さに笑っていました。

ここ二日ほど体調がすぐれず 昨晩 夫に言いましたら、
そりゃそうだろう。酷い状態を毎日見てたら気力も元気も出てこないだろう・・
そう言ってもらって、初めて涙が出てきました。
みんなどこも大変な状態でうちだけではありません。
辛い思いで後片付けや修理、できるだけの仕事をしています。

今週末の台風22号も心配ですが仕方ありません。
できるだけのことしかできませんしね。

うちは葉物はキャベツ、ケール、グリーンリーフだけですが、吹き飛びました。
大きくなったものほど被害が大きかった!
ボロボロの苗、起こしてやれるものは起こし、補植の苗を手配し少し植え直しました。
追加の苗をお願いしていますが、出荷までは時間がかかります。
タマネギ苗にも被害が出ていてどうなるかな・・といったところです。
リーフの苗は健気にも後から葉が伸びてきているものもあって、
頑ってくれてありがたいくらいです。
でもこんなことでは商売になるかどうかはわかりません。

ショウガはバキバキに茎が折れ、葉はボロボロです。
あと3週間でもっと太るのにと思いましたが、
収穫できないことはない時期ですのなんとかひとまず良しとしています。

発注はいつもの通りお願いいたします。
すべて出荷可能です。
ショウガ、サトイモは掘って出せますし、
タマネギ、サツマイモは予冷庫中ですから大丈夫です。

お知らせとお礼まで。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年12月号より転載しました。
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谷川農園の一こま 11月8日記

2017-11-22 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
梼原町 谷川農園の谷川徹です。

【 11月の野菜セットについて 】

1週目分は、何とかご注文分の出荷を完了できましたが、
3週目以降は、出荷がむつかしくなりそうですので、早めの欠品お知らせとなりました。
野菜セット用の露地葉物類が虫の害により収穫しても出荷できるクオリティではなく、
今年は、柚子の実りも、ほぼゼロ、という状況でして。
寒くなりましたので今後、虫の害は減ってくると思うのですが、
他の生産者さんのセットに切り替え注文に間に合うよう早めに(1週目に)決断、
今シーズンは早めの終了となりまして、まことに申し訳ありません。

寒暖差の激しい季節となりました。
皆さま、ご自愛くださいますように。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年12月号より転載しました。
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高知人文社会科学会 公開シンポジウム 報告

2017-11-21 09:00:00 | イベント報告
★ 高知人文社会科学会 公開シンポジウム ★

11月12日は、年に1回の 高知人文社会科学会 公開シンポジウム でした。
これまでの高知の有機農家と消費者の取り組みにも関係するということで
土といのちも協賛していました。
そのおかげで、受付の一部をお借りして40周年記念本を販売させてもらいました。


さて本番のシンポジウム。
まず、愛媛大学の佐藤亮子さんの基調講演。
演題は「日本とアメリカのローカルフードをめぐる展開と今後の方向性」


話の内容は、短くまとめるのは難しいので割愛しますが、
地域の食べ物を知り、地域で消費することで、地域がいきいきとなる。
地域での循環が大切なことだと思いました。


その後は、パネラー一人一人がパネル発表。
高知の様々な場で活動している3人は「土といのち」にゆかりのある方ばかりでした。

丸井一郎さん
「食に地域化」の土台について話されました。


山本優作さん
「夢産地とさやま開発公社」をとおして地域や農業の現実を話されました。


田邉佳香さん
子育てと食と農に人間らしくいのちをつないでいく生き方の文化を作る手がかりを考えたい、と。


そして、佐藤さんが加わりパネルディスカッション。


高知の未来を考えるうえで
これからの「農業」これからの「土といのち」これからの「わたしたち(消費者)」
それぞれの立場で考えて、連携して行動していく必要があります。
高知人文社会科学会のみなさま、コーディネーターの岩佐和幸さん、有意義な時間をありがとうございました。

( 管理人 )
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