生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

メイクアップ

2016-07-06 00:46:30 | 日々の暮らし
以前、資生堂がある老人施設で認知症の人達にメイクアップしたところ、

認知症の改善効果がみられと報告していた。

たしかに、内の老人施設でも

夏祭りに参加するお年寄りに、

浴衣姿やお化粧をしたらイキイキとして

気が引き締まって見えました。



女性は顔を化粧するって、

心も化粧しているのかも知れませんね。

『人間は誰でも灰色の魂をもっている。

だから、ちょっと紅をさしたがるのさ』

(ロシアの作家ゴーリキー)

気分が暗いときもある。

女性が化粧するように

男性は髭を剃り

こざっぱりして気分をスッキリとする。

このように、気持ちを

変えることは生きる

ヒントになります。

長嶋茂雄が巨人の監督時代、ピンチヒッターを誰にしようかと控え選手の顔を見て決めたそうです。



元気そうで絶好調の顔した選手を指名すると。

それで、自信がなくても絶好調と、

いつもいうように心掛けた中畑清選手が誕生したのです。


絶好調男として。

強気になるには

強気のふりをする。

自己暗示みたく、

心に紅をさしたのです。


余談になりますが、

私は時々霊感がわくときがあります。


枕元によく誰かが立っているのです。

たいていは、お婆さんが多いです。

しかし、ある日は違いました。

三メートルもある大きな男でした。

低く太い声がしました。


『つまらん!

面白くない

おまえはなんで、

そんなに強いのだ!

面白くない』

僕はいいました。

貧乏神なんかに

負けるものか!

くやしかったら

いつでも来な

待ってるよ!

その黒い影は私の部屋から出て行きました。


それから、私は精神的な苦しみから救われたのでした。

弱い人の心に宿るという貧乏神は、

メソメソ泣いている人が好きなのです。

もっと泣け、もっと苦しめと。

明るく元気な人の心には住みにくいのです。

貧乏神を追い払うには

心のメイクアップが必要なのです。

生きる力になれば



合掌




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