「大和(やまと)は国のまほろば、畳(たた)なづく青垣(あおがき)、山籠(やまこも)れる大和し美(うるわ)し」
(日本書紀)
大和は国の中で一番良いところである。
幾重にも重なりあった青い垣根のような山々に囲まれた大和は本当にうるわしいところであります。
「まほろば」とはすぐれた良いところのこと。
また、その人にとってかけがえのないこの世でただ一つの気持ちが安らぐ場所や心の中という意味があります。
皆様といるこの場所も、まほろばという安らぎの家でありますように。
「大和(やまと)は国のまほろば、畳(たた)なづく青垣(あおがき)、山籠(やまこも)れる大和し美(うるわ)し」
(日本書紀)
大和は国の中で一番良いところである。
幾重にも重なりあった青い垣根のような山々に囲まれた大和は本当にうるわしいところであります。
「まほろば」とはすぐれた良いところのこと。
また、その人にとってかけがえのないこの世でただ一つの気持ちが安らぐ場所や心の中という意味があります。
皆様といるこの場所も、まほろばという安らぎの家でありますように。
蛍は遠い故郷を思い出させてくれます。
ある古典の中から素敵な言葉を思い出しました。
《恋の蛍》です。
「あまひこよ
雲のまがきに
ことづてん
恋のほたるは
燃えてはてぬべし」
(平祐挙・たいらのすけたか)
「恋にこがれて
鳴く蝉よりも
鳴かぬ蛍が
身をこがす」
鳴かない蛍は光ることで想いを表し、まるで身を焦がしているようだ。
なんと素敵でロマンチックな言葉でしょう。
私なら
「燃え尽きて
夜空をこがす
遠(とお)花火
鳴かぬ蛍も
身をこがす」
遠くに見える花火は音は聞こえないが夜空を焦がしている。
暗闇を音もなく1匹の小さな蛍がほんのり照らす姿は秘めた思いで身を焦がし、みんなの願いを叶える光明蛍のようだ。
私もそんな蛍になろう。