新聞記事で『バーチャル静岡』があった。
コラムなので詳しくはない。
しかし、内容は興味深い。
県は地形や建物を3次元点群データ化。
これを一般公開しているという。
点群データだから寸法計測が出来るはず。
非常に有用だと思う。
早速調べて、活用法を考えてみようかな。
以前、五万分の一地図で地形を調べた。
広島の豪雨災害の後のことだ。
広島と私の地域とを比較したのだ。
広島と地域地図を十数枚購入。
先ず水系の流れ出る先と地形調査。
溢水した場合の流れ。
限定域に時間雨量200mm3時間を想定。
その水が何処をどう流れるのか。
こんなことを想定しざっくり計算した。
地形変化が無く、堤防も決壊しないとして。
その結果、問題無いと結論付けた。
その第一の要因は大井川。
大河川の排水量は凄い。
1秒間に最大約1万トンまで流せる。
一方、10km四方に雨が降ったとして計算。
それでも1秒間に6千トン程度だ。
但し、問題は何処にどれだけ流れるか。
これが地形で決まってしまう。
当時は稜線を地図に引いて方向を決めた。
また降る地域によっても水量は異なる。
一番不利になりそうな10km四方。
それで概算したが、現行水路でほぼ排水。
当時はそんな結果に安心した。
今度は点群データでもう少し正確に出来る。
もっとも、実際はもっと複雑である。
水系によっては下流域の問題で排水しない。
ここまで計算するとなるとお手上げ。
県のシミュレーションに頼るしかない。
また水流の流速も傾斜や地形毎に異なる。
前回は大井川の水流速度を3m/secとした。
これは大雨の時の実測を元にした。
しかし、水系毎に流速は異なる。
上流域と下流域でも違う。
こんな事を考えながらの計算は楽しい。
正しいか、正しくないかはどうでも良い。
私の家がその計算でどうなるか。
それだけを知りたいのだから。
本当は、結果安全。
ただ、そう思いたいだけかも知れないが。
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