芥川竜之介に『僻見』なる作品がある。
今で言えば『偏見』だろうか。
時代が変われば言葉も代わる。
その作品で三人が挙げられている。
その一人が岩見重太郎である。
講談で有名らしいが私は知らない。
調べたら秀吉の重臣のようでもある。
竜之介の時代は有名な豪傑だったのだろう。
時代が変われば豪傑も代わる。
ゲームの世界では有名な漢らしい。
もう一人は斎藤茂吉。
私も詩人として知っている。
竜之介には文学にのめり込む切っ掛け。
詩的なものに感化されたようだ。
当時、その評価はどうだったか知らない。
あまり芳しいものではなかったのか。
それだけにか、褒めあげる。
時代は時代に合った人物を取り上げる。
だから時代が変われば好みも代わる。
大正浪漫時代の一端が覗ける。
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