古稀を過ぎた主夫の独り言日記

主夫の独り言
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アフリカの想い出

かんようせい

2024-12-23 11:34:22 | 主夫のつぶやき
世界の三大宗教。
寛容性があるのは仏教。
基督教、イスラム教は排他的だ。
本来、仏陀の教えは宗教ではない。
如何に生くべきかの哲学。
宗教化するから堕落する。
もっと寛容性の高い宗教もある。
神道は寛容そのものだ。
地域に根ざした土着宗教も寛容性は高い。
私が二年間暮らしたアフリカ。
ニャオという密教があった。
野生動物に憑依し時々現れる。
地域の悪を食い尽くすのだそうだ。
ニャオは見てはならないもの。
悪いことをしなければ怖れるにたらない。
正しく生きろとの教えだろう。
私は一度見てしまった。
キリンのような長い首をしていた。
森から現れ、森に消えた。
その話をしたら、黙っていろと言われた。
私の知っている人々は皆友好的だった。
密教だから話さない。
敵対する必要もないのだ。
宗教化して人を取り込むには排他性が必要。
だからより排他的になる。
その裏には金がある。
組織化すれば金がいる。
金があれば利得を求める輩が出る。
新興宗教の目的は金。
金は人を堕落させる。
しかし、今の世の中、金は必要だ。
豊かに暮らすには金が多いほうが良い。
豊かさが格差と貧困を生んだ。
私が子供の時、貪欲は悪とされていた。
我利我利亡者は嫌われた。
ほとんど全てが貧困社会の話。
戦争で破壊された社会だからの精神性。
豊かになるほど格差は助長される。
今はその絶頂期かもしれない。
そして、戦争が社会を破壊する。
産業革命以来繰り返されるその世界。
幸せは貧困の中にある。


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