これまでに2度、この拝殿の中で奉納演奏をさせて戴きました。
今回はその裏側、回廊の北側がステージとなります。
電気楽器の野外演奏では色々と難しい問題があり大変です。
私がというよりも・主にスタッフの皆さんがなのですが。
特に、私のこれまでの熊野の演奏では、
山の天辺やら河原やら電気も何もないところも多く、何度も発電機を登場させてもらいました。
2004年のここ本宮大社境内での「世界遺産登録奉告祭」にもかなり大掛かりな音響設備を仕込んでいただき、大音量がこの空間に響き渡りましたがこの時も電源は発電機でした。
今回はどうやら発電機登場がなくても出来そうです。
軒（のき）もあるので、雨天でも私は安心して演奏出来そうです。
ただ、この日は満月での奉納なのでそんな心配もいらない事でしょうが・（笑）
本番通り扉を閉めていただきました。
「澤田さ～ん！！」
今回も何卒宜しくお願い致します。
「あなたがいなければ私の音は出ませ～ん！！！」
音響の澤田さんとのお付き合いも熊野を通じてでした。
10年前の一番最初の奉納演奏の時、
私が自力で音響システムを持って行こうと思い、パワードスピーカのデカいのを捜していた頃、
偶然・ある場所のエレベータ前で澤田さんに会い相談した所、快く機材と共に奉納に参加してくれたのでした。
それ以降熊野の演奏ではずっとお世話になり、
振り返ってみると、その時に出会うべくして出会っていた事を思い知らされます。
何か人生はやっぱり不思議ですね。
全ては決まっているのでしょう。
当時ある方が、
「澤田さんは宇宙防衛軍の切り込み隊長や！」
と訳の解らない事を言っていた時の意味がなんとなく解る様になって来ました（笑）。
この場所より五社殿に向かい、月にまで音の龍を舞い上がらせます！
この様な貴重な機会を再びいただけた事に、
宮司様・熊野の神々に心より感謝致します。
「正遷座百二十年大祭」
ー 煌 ー
きらめき
社務所に案内され、神社と私共のスケジュールの調整をさせてもらいましたが、最初はなかなか調整が合わず、7月という案も無理で8月も結局この日、最後の31日が現れました。
平日の金曜で、最初から満月の日を考えていたのでもなにもなく、ただ辛うじてスケジュールが合ったのが丁度その満月の日で、
これも何か・最初から仕組まれていた感じを受けました。
そういえば・2004年の時に宮司さんが、
「次回は夜にライトアップした奉納演奏を。」
と言っていた事を想い出しました。
必然的に19：00からの開始に決定！
これも・神の計らい。
畏れ多いです！
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