私のヒーリングピアノ最初のアルバムに「日天」と「月天」という曲がある。
「日天」
http://www.youtube.com/watch?v=7k-v1kdcqVg&feature=channel&list=UL
「月天」
http://www.youtube.com/watch?v=ANQsubUlg3c&feature=channel&list=UL
何れもホールを借り切っての公開録音での即興演奏で、
たまたま当時お付き合いのあった皇室家の秘密結社の方が「日天」「月天」のてるてるぼうずを造られていて、何故か・「これだ！」と想いそれにヒントを得て二枚組のアルバムのそれぞれ一曲目に収録する。
太陽は自ら光りを放ち、
万物を創造破壊するものの象徴として日本でもアマテラス・大日如来などに例えられる。
月はその光りを浴び間接照明となり、
バランス（癒し）の象徴として、潮の満ち引きや地球の回転のコントロール役を担う。
気が遠くなるほど長い何時の時代にも、「表の太陽」と「裏の月」の関係によりこの地球の存在は成り立って来た。
そのバランスが崩れ始めた！
それは地球自身が人工太陽を持ち始め、必要以上に輝き始めた為・・・
それを造り出したのは人類・・・
当然その影響で自然界のエネルギーバランスも壊れる。
太陽の核爆発に比べればほんのちっぽけな出来事であったとしても、宇宙の摂理の中の出来事としては必ずバランス（癒し）の変化が起きる事は否めなく、
そしてそれは摂理の中でのほんのちっぽけな事だとしても、それを生み出した人類にとっては巨大な壁になって立ちはだかる。
アメリカ大陸の大干ばつ、東アジア・ヨーロッパ大陸での大雨・大洪水などの異常気象。
公害・放射能による大気汚染。
それに伴う水質汚染。
言い始めればばキリのない事でなるようにしかならないのだが、「裏の月」のバランス（癒し）の力がこれまで以上に必要となって来ている。
なのに月は毎年少しずつ地球より遠ざかり、何時かは宇宙の彼方に。
今の人類にとっては遥か彼方の時代の出来事としても、とにかく今は裏のバランスの力がこの地球の危機にとって必要な事である。
息子が「敬老の日」祖母に、
「お葬式までがんばってね！」
と言った事がある。
それはかなりショッキングな言葉としてその時それを耳にした者全員に受け取られたが、
確かに・それが全てを言い当てていた。
そして彼の祖母は亡くなった。
不謹慎かもしれないがその事の意味が最近判って来た。
私はこの半世紀、
生まれて物心ついた頃には浅はかにも、
「何て安定した保障された世界・・・世界は何も変わらない」
と想っていた。
日本には四季があり、必ず夕陽で陽が沈み再び朝陽に太陽は昇っていた。
実家で元旦を迎え、軒先で暖かい陽射しを受けながら毎年そう想っていた。
でも・それがそうじゃ無い時代が始まった！
何てこんなラッキーな時代に生まれたのだろう（笑）。
明日どうなるか・・・
一寸先の未来なんか誰も読めない時代！
そこそこ当たる世界的に有名な預言者をしても。
人として生まれていようが結局宇宙の大自然界のちっぽけな一部でしかなく、
草木の一本と同じ様に役割はある。
この現象界に生まれたこと自体が在り難い（あり得ない）奇跡的な事で、
私達が悟るべき真理とはそれを識る事。
そして、智慧を持って真理に生きる事。
死ぬまで生きる事。
何百万年続く人類の歴史の中、これまでたぶんとてつもない事が繰り返されて来たが、
ずっとみんな、
そうして生きて来たのだから・・・
今の私達はいる。
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