一昨年の那智勝浦市野々の、
「水車発電によるさくらのコンサート」
に参加されていた方より連絡を戴きました。
今回の舞台は和歌山・南部(みなべ)・島ノ瀬ダム。
この時は、私は丁度ロンボク島で一年前に電気が通じた藁ぶきの集落におじゃまして電気がある事が本当に幸せなのかどうかをまざまざと観せられ複雑な気持ちになって帰国した直後のそんな演奏会でした。
町長さんも参加され和歌山大学の教授の元、今の原子力発電に頼るエネルギー環境についてのディスカッションが行われました。
市野々小学校の生徒も、子供たちが描くエネルギーの未来についてのしっかりした意見を話してくれました。
そして、
何とその丁度一年後にあの3・11の原発事故が起こります!
東京では今日も大規模な集会が東京で行われました。
ほんのひと時の電気を生み出す為に、そのゴミを完全に処理出来るまで10万年かかるような仕組みを利用する事自体全く持ってナンセンスな事で、現文明の人類社会があと何年続くにしろ、もう既に今の私達のひと時の生活のシワ寄せは、子供たちが代々受け継がなくてはいけない事になっています。
もはや世界中に多くの原発があり、これまでに作られたごみはもう既に誰かが10万年管理しなくてはいけない状況が生まれているのです。
さらにその年の9月、
紀伊半島豪雨災害でその水車もろとも市野々の地域が流されてしまいました。
私も今年その場所を再び訪れましたが、
胸が痛みました。
今年は九州に大きな被害が出ています。
自然との関係の在り方を改めて私達は教えられています。
人類は自然界からあらゆる形でエネルギーを戴き、
そして時にはその大自然に一掃させられて来ました。
それはずっと今まで起こって来た事で、
昔も今もその繰り返しです。
でも、いくらこれも自然界の現象といっても、
原発の核反応(分裂・融合)を利用する事は何か次元が違います。
処理するにはスパンが長すぎる・というよりは今の人類の叡智を持ってしても処理不可能です。
今回の催しには地元の小学生のみんなが参加してくれるそうです。
少しでも多くの子供たちに、大自然の素晴らしさと・再生可能なクリーンエネルギーの必要性を感じてもらえる様な演奏会になればと、
今回の催しにお誘いいただいた事に心より感謝!
そして、これからの子供たちの未来を開く力に大きな期待を抱きます。
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