シンセサイザー による、本当に珍しい「御魂入れ神事」が大阪の都市のど真ん中で執り行われました。
まさか・あの様な展開になるとは・・・
この時は夢にも想ってもいませんでした。
奈良県天川村から運ばれた杉と檜で造られた全長約25メートルの桟橋、
2万年前の時空を超えた東北「鳥海山」から掘り出された神代杉で造られた舟、
縄文時代の”とこしえの舟”が高津宮に建造されます!
これがその巨大な根っこの切株。
すべてのいのちに”生きる輝き”を取り戻すため、
神事が行われ
”とこしえ=永遠”をめざし船出します…。
宇宙も命も宗教も芸術もひとつだった…
光輝く”魂の起源の海”をめざして…。
数万年も前の縄文杉をバックに記念ショット!
高津宮:小谷宮司様、
「とこしえの舟」制作者:伊原セイイチ氏。
そして・ここにも光が降ります!
ひとつ前の出番の現役音大生達、
頑張っていました!
境内には世界各国からのグルメ屋台も立ち並んでいます。
いよいよ私の出番。
関係者の皆さんが本社殿に正式参拝します。
いよいよです!
世紀初、シンセサイザー による「御魂入れ神事」が始まります。
この時私はまだサウンドシステムの調整中でしたが、初めての体験にかなり動揺しています。
電燈が落とされた暗闇の中に、
今回私が選ばせてもらった奉納曲「いのり」が響き始めます。
神事に参加された皆様も心を込めて祈ります。
私にはもう何も観得ていません。
ただ・ただ、無意識に弾き続ける事だけです。
いよいよ御霊が「とこしえの舟」に!
新しい大阪からの船出です!!
燈籠の中の灯により運ばれる御霊。
何とも神秘的な瞬間でした。