不況時代といわれて、15年経つ。ようやく景気回復の兆しがみえ
てきたというが、末端には、実感がない。
バブル崩壊後、間もなくのお正月の街が印象に残っている。
不気味なほど しーんとした空気が漂っていた。
バブルのときは、みんな、好景気とばかり、はしゃいでいた。
あのはしゃぎぶりも、どこか、おかしかったが、
バブル崩壊後も、180度転換した、おかしさがただよう。
まるで、こわれてしまった機械 . . . 本文を読む
みんな 心の奥底で 自分と同じひとをさがしている
いそうで いない 自分とおなじひと
しってか しらずか みんな さがしている 自分と同じひと
自分と同じひとがみつからないと ぞっとした孤独感におそわれる
そして ひとは みな 孤独なものだと と悟る
悟ったつもりでも 心の奥底では まだ もとめている 自分と同じひと
それでいて じぶんと同じひとばかりだと とってもつまらない
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ちまたでは、めまぐるしく事柄の変化が報道される。知らないことが多いと、と
り残されたような気持ちになる。
どこで読んだのか忘れたが、この憔悴感を人工的におこすアートがあるそうだ。
仕掛けはたしか、大きなスクリーンの前に人が立つだけ。立つ位置に棒が立っていて、スイッチがついている。そのスイッチを押すと、大型スクリーンに今までの世界中の事件が、フルスピードで次々に映し出されていくそうだ。
ベトナム . . . 本文を読む
日本では、大学生のくせしてマンガばかり読んで、とか、電車のなかでサラリー
マンがマンガを読んでいる、おお嘆かわしいいう批判が長らく続いてきた。
が、フランスにおいては、漫画は、とっくの昔に芸術の一部門として認知され、「ひとこま漫画」はデッサン・ユモリィスティック、「風刺画」はカリカチュア、「アニメ」はデッサン・アニメ、「漫画」は、バンド・デシネ〉(◆B.D. と略す)とよびわけられている。
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