インド 話しかけてくる人編⑧

　午後からは、会社の用意してくれている車（運転手つき）で、デリー市内を回ってもらいました。名目は昼食を食べに行ったついで。

　会社の用意してくれた車だから、町中観光に使っちゃまずいと思って遠慮したのですが、なんか自由に使ってよかったみたい。タージマハールもガソリン代を出せば行ってよかったみたい。私のインド滞在中はこの人はすっと私の交通機関をするのが仕事だから、（そういう契約だから）日曜日も使ってよかったらしい。先に教えてよっ！

　ちなみにこの人は時間に正確ないい人でした。

　で、昼食のついでということで、フマユーン廟に連れて行ってもらいました。

　ここでの出来事。

　フマユーン廟も世界遺産なんですが、意外と皆さん知らないみたい。誰かが、タージマハルのモデルとなったものだと言っていたが本当ですかね？確かにパッと見、似ているような気がします。

　この建物はお墓なので、静かに廻っていると、おばあちゃんが話しかけてきた。
そして勝手に説明を始めた。こっちはここの内部の詳細はわからないので、素直に聞いていた。特に質問もしない。

「ここが王の棺です。こちらは子供達・・・・・・・・。」

で、話が終わったら、

「これで私の説明は終わりです。」

といって、手を出してきた。

　頼んでもいないのに、嘘か本当かわかりかねる説明を勝手にしておいて、チップ下さいだって。

　まぁ、財布に入っていた小銭渡したけれど、世界っていろんな文化があるんですね。

　インドもおもしろい国かもしれませんよ！