読書は諸刃の剣。
本は諸刃の剣。
本を読んで、嫌味な評論家になる人もいれば、一騎当千の闘士になる人もいる。
本を読んで、批評の腕を上げる人もいれば、行動力に転化する人もいる。
そんな示唆を執行草舟『根源へ』が与えてくれた。
彼我の違いは何か。
端的に、「勇気」だろうと思った。
勇気ある者は批判される者になり、
勇気なき者は批判する者になる。
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では、勇気って、どうやったら出るか。
1つの模範解答は、「現世で不幸になる覚悟」。
現世で不幸になってもいい、周りから嗤われもいい、という自信と開き直り。
勝海舟のように、「知己を千載に俟つ」(自分を理解してくれる人が1000年後に現れればよい)と鷹揚と構える大人物になる。
もう一つは、「使命感」。
自分が何のために生きているか。自分の存在意義は何か。
自分の役割は何か。人生の目的は何か。自分の使命は何か。
こういう「使命感」がないと、現世で不幸になってもいいと覚悟できない。
使命を感じる者だけが、不幸になる覚悟を持ち、勇気を発揮できる。
だから、使命を持ちましょう。使命を感じましょう。