書くというのは、
見えないものを、言葉によって掘り出し、輪郭づけ、世に送り出す「彫刻」作業。
見えぬものにカタチを与えるのが、書くということ。
モヤモヤっとした、なんとなく感じていることに、輪郭と立体感を与えること。
それが書くということ。
さすが詩人でもある若松英輔さん。
99の失敗をして、99の陳腐な言葉を吐いて、それでようやく1の珠玉の言葉が編み出されるのだろう。
常に書いている人ではないと、人に刺さる言葉をいきなり創り出すことはできまい。
次男の中学受験が終わったので、一番近い大型本屋・くまざわ書店アカデミア。
家族5人で数万円の本を購入。
次男は漫画をたくさん買っていました。
書棚にあったこのNHK学びのきほんシリーズ、良さげですね。
こういう入門本から、本んを読む人が増えてくれれば。
本は人間の輪郭を作る。
人格ってのは読んだ本のうち心揺さぶられた部分が形作っていく。