川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

おっかさんという蛍

2025年02月13日 | 人物
おっかさんという蛍が飛んでいた

母親の死から数日後、季節外れの蛍を見て、小林秀雄が言った。

小林はこういう心霊的、神霊的、神秘的体験を隠さなかった。たくさん書いた。

小林の「魂」感は別稿で。


 
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語り得ぬものについては、沈黙しなければならない

2025年02月13日 | リーダーシップ・コミュニケーション
語り得ぬものについては、沈黙しなければならない。

ヴィトゲンシュタインの名言。『論理哲学論考』の末尾。

英語では

Whereof one cannot speak, thereof one must be silent.

という。

その前の文は:

言い表せぬものが存在することは確かである。
それはおのずと表れ出る。それは神秘である。
語り得ぬものについては、沈黙しなければならない。

見えているものだけがすべてではない。
見えているものだけで論じようとするのは傲慢。

「自分には見えない何かがある」という限界を自覚すること。
自分には見えない、それゆえ語れない何かがある。

その、「語り得ぬもの」に対して、相応のリスペクトを払う。
そのリスペクトは、沈黙の形をとって現れる。
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箔をつけると格がなくなる

2025年02月13日 | 人物
最新のNumberかな、長男が勝った野球雑誌。野球特集。

パラパラと覗いて見ると、イチローが松井秀喜を称して:

人は泊をつけようとするけど、ヒデキ・マツイには格があるよな

と。さすがイチロー、言語化がうまい。

泊がないけど格がある。

泊をつけようとすると、格がなくなる。

格がある者は、泊をつけようとしない。
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朝にキスした7人衆

2025年02月13日 | メディア/SNS
安倍元首相暗殺後、私が家庭連合案件に関わって2年半。

メディアを見ると、家庭連合に反対する人は、7人しかいない。

  1. 有田芳生
  2. 櫻井義秀
  3. 西田公昭
  4. 紀藤正樹
  5. 鈴木エイト
  6. 島薗進
  7. 多田文明

頭文字を取ると「あ・さ・に・き・す・し・た」=朝にキスした。

彼ら「朝にキスした」7人衆は、名著・後藤徹『死闘』に触れることもない。ほっかむりをしている。ほっかむり7人衆。自分たちに不利なことには言及しない主義。

うち4人は、拉致監禁を幇助したり利用した。

反家庭連合の立場を取る者が、後藤徹『死闘』に触れない。公平で誠実な態度ではあるまい。

 
日本に公平な言論が来る日はいつか。
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拉致監禁とダイ・ハード

2025年02月13日 | 社会・時事など
拉致監禁に遭った者は、必ず、ダイ・ハードを思い浮かべる。

ジョン・マクレーン刑事たらんとする。

監禁された場所から逃げるために、天井を開けて、通気口とか天井裏に逃げようとする。

ダイ・ハードのジョン・マクレーンみたいに。

と、後藤徹さんが、2月10日の、『死闘』出版記念講演でおっしゃっていました。

 
4536日監禁されたものを「引きこもり」という人がいる。

それを見て見ぬふりをする人がいる。いや、とても多い。

それが令和日本です。
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何のために本を読むか

2025年02月13日 | 
 
『小林秀雄の宗教的魂』を読みながら思った。

なぜ本を読むか。

なぜ私は本を読むか。

なぜ私は『小林秀雄の宗教的魂』なんて、令和の人間が読もうとしない平成2年の本を読むか。

普通の人間になりたくないから。

テレビを見たり、Twitterを見ていると、凡百の、普通の人間になってしまう。

それは私が望むところではない。

普通の人間にならないために、本を読んでいる。

本は私を違う世界に連れて行ってくれる。

そう信じて。
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永尾廣久弁護士が「霧山昴」

2025年02月13日 | 人物
福岡弁護士会で、「弁護士会の読書」ってコラム こちら を毎日書いている読書家の弁護士。

永尾廣久さんだと、初めて知った。 こちら

年間500冊。

私もたくさん読もう。
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年功序列の日本人には勇気は出ない

2025年02月13日 | 人間心理・心理学
グローバル・ガバナンス/コンプライアンスセミナー。

参加者と雑談しながら、ひらめいた。

日本人には勇気が出ない。
日本の年功序列システムの中にいると、勇気は出ない。

勇気は、不幸になる覚悟から、出る。
勇気と保身は対極。

出世したい、偉くなりたい、って思う人には、勇気は出ない。
出世よりも、地位よりも、カネよりも、大事なことがある。

信念、美学、哲学、、、そういう形而上的なものを、形而下(物質・世俗)的なものよりも重視するから、勇気が出る。

____________

じゃあ日本の会社員はどうか。

ずっとその会社に務める。出世したい。
転職はしない。

だから、この年功序列的な、超長期勤務を前提にする日本では、役職員に、勇気は出せない。

すぐジョブホッピングする外国と、違う。

外国では、「この会社ではエラくなれなくても、転職先で頑張ればいい」って思える。雇用の流動性がある。

雇用の流動性があると、勇気が出る。
地位に汲々とせず、不幸になる覚悟が出るから。

雇用の流動性がないと、勇気は出ない。
その会社内の地位に汲々としてしまい、不幸になる覚悟が出ないから。



















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フィリピンの人口ピラミッド

2025年02月13日 | 社会・時事など
フィリピンの人口ピラミッド、ずっと、きれいなピラミッド型でしたが、幼児の辺りを見ると、釣り鐘型に近づいてきましたね、、、

先進国化、ということでしょうか。
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風呂場の急死は熱中症

2025年02月13日 | 食・健康・カラダ
風呂場の急死は、熱中症が原因らしい。

体温上がりすぎるから。

だから、消費者庁も、「湯船につかるのは10分まで、お湯の温度は41度以下」と呼びかけているらしいです。

風呂に浸かりすぎるのも危険なんですね、気をつけましょう。

最新のプレジデントから。


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日本のコンプライアンスはガラパゴス

2025年02月13日 | 法律・海外法務
日本だけ、コンプライアンスの意義を「社会の要請に応える」的に広げてきました。

でも、これは、世界に通用しない、ガラパゴスです。。。

____________

欧米では、日本がこの30年広げてきたコンプライアンスの広義の意味を、integrity とかbusiness ethicsって表現します。

そしてそれらをCode of conduct(行動準則)に落とします。
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「宗教二世」問題

2025年02月13日 | 社会・時事など
この3年くらい、宗教二世問題がかまびすしく言われた。

家庭連合では、18歳のころに、親の信仰を継ぐか、つまり、家庭連合の信仰を続けるかのアンケートみたいなものがある。

信仰を続けるのは2~4割らしい。

つまり、6~8割は信者にならない。

へえ。

だから私は、宗教二世問題は、ほとんど「家庭」問題だと思っている。宗教のせいではあるまい。

____________

宗教二世としてメディアに出たこともあった、偽名の鈴木みらい氏。

偏差値70近い、皆が知る一流大学に入って、結婚して子宝にも恵まれ、でも26か27歳で離教。

つまり、自分で信仰を選んでから、自己責任で、10年間、信者を続けていた。

言うことに虚偽が多いようで、多少は調べました。

いま、この偽名氏は家庭連合の解散を求めていらっしゃるようですが、どんな「被害」を受けたのか、よくわからない。

私の周りの3人くらいに、みらい氏が書いていることを読んで分析してもらったけど、結局、よくわからない。

被害が不明なら被害者ではあるまい。

____________

こういう、被害を主張しているけど、被害の実態が不明な「宗教二世」ってのは、たくさんいらっしゃる。

だれだっけ、ええと、小川さゆり氏も、そうですね。

彼女が登場してそして消えて2年。

彼女が受けた「被害」は何なのか。

スパッと言える人がいるんでしょうか。
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家庭連合解散で拉致監禁が起きる

2025年02月13日 | 社会・時事など
先日の、2・10後藤徹『死闘』出版記念講演で、家庭連合の田中富広会長が、

仮に家庭連合が解散になったら、その瞬間にまた拉致監禁が起こるでしょう。 

っておっしゃっていた。

その危機感たるや。

内情を最も知る者として、会長が、そう断言されていた。

解散の、その瞬間に。

私にはそこまで断言できない。

でも、1966年から2015年の、50年も続いた、拉致監禁。
4300人の被害者。その家族を含めると、優に1万人以上の、被害者を生んだ、戦後最大の人権侵害。

その人権侵害を、目の当たりに、そして自らも対策に腐心してきたからこそ、

解散になると、その瞬間に、

また拉致監禁が起きると断言される。

野暮な解説を加えますと、解散になると、世間・メディアの攻撃が激しくなり、親御さんが「ヤバ、カルト宗教から早く脱退させないと」って焦る。

だから、解散になると、その瞬間に、拉致監禁が起きる。

実は、今でも、少しですが、拉致監禁は実際に起っている。
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文科省の偽造

2025年02月13日 | 法律・海外法務
家庭連合問題で、文科省による陳述書の偽造が話題を呼んでいます。

昨日、大手メディアの記者さんと懇談する機会がありましたが、記者さんも皆、高い関心をお持ちのようでした。

文科省、大丈夫か、的な感じで。

なんでこの(解散命令裁判の一審判決が出そうな)タイミングでこの偽造が、、、ってお思いになるでしょうが(私も最初はそう思っていました)、このタイミングがベストなんですね。

この解散命令の一審裁判の進捗から考えて、情報コントロールする必要があり、このタイミングが一番良かったのです。

これ以上の仔細はあえて書きませんが、内部事情をある程度知るものとして、家庭連合を弁護して、そのタイミングの良さについて書き記しておきます。
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原因は常に無数にある

2025年02月13日 | 人間心理・心理学
“鈴木エイトが統一教会をカルトと呼んできたことが安倍元首相暗殺の原因”との旨を統一教会の顧問弁護士が発言及び発信している。

って鈴木エイト氏がXで言ってます。

たしかに、エイト氏が家庭連合をカルト呼ばわりしたことは、暗殺の「一因」ではあっても、それが「原因」と断じるのは表現として、、、

って思って、これ誰のどこの記事かな、、、って思ったら、おそらく私の記事 こちら だ。

ちょっと反省。私が英語で書いたものに編集が入って、それを私が取り急ぎ邦訳したのがこの記事。翻訳だとやや文章の正確性への意識が劣る、、という悪い例でした。

 ※ ChatGPTやDeepLを使って日本語を書いてから英語にすればよかったかも、でもメインは英語だし、英訳する作業も手間だからなぁ

この私の記事を訂正するかは検討中ですが、これを機に、「原因は常に無数にある」と問題提起したい。

鈴木エイト氏が家庭連合をカルト呼ばわりするブログを書いていなかったら、あの暗殺犯はあの暗殺をしただろうか。

否、だろう。

これくらいの「条件関係」はある。暗殺犯はエイトブログ(やや日刊カルト新聞)の熱心な愛読者だった。この関係は鈴木エイト氏も自著で認めているようである。

だから「エイト氏によるカルト呼ばわり」は、暗殺の「一因」(数パーセントくらいの原因)にはなった。

ただ、それを「原因」って書いちゃうのは、今の私にも違和感がある。日本語の原因って、「主因」ってニュアンスだから。

でも、主因ではなく、単なる原因ないし一因ってのは、世の中の事象において、無数にある。

たとえば、私が不機嫌であるとする。

その「原因」(影響を与えた要因)は、、、

  • 寝不足
  • 過労気味
  • 天気が悪い
  • 寒い
  • 栄養不足
  • 家族の不機嫌が伝染した
  • クライアントとの関係が、、
  • スタッフとの関係が、、
  • 親との関係が、、
  • 今月の売上がやや低い…
  • 税金の支払いでキャッシュフローが…
  • 運動不足で太り気味で自己嫌悪
  • お腹が空いている
  • 変なウィルスをもらって免疫力が落ちている
  • 覚醒剤を打っていない(打ったらみんなハイになる)

なんて、パッと思いつくだけでも10は簡単に超える。

たとえば、北欧には自殺者が多い。それは天候が悪いから。

この「因果関係」はよく知られている。だからスペインとかに移住する人が多い(私の知人にも複数名いる)。

藤原正彦の『若き数学者のアメリカ』でも、若いころに藤原正彦が、寒いシカゴで鬱っぽくなったけど、フロリダの温かい太陽の下に行ったら、ケロッと治った、ってくだりがある。

 
そこで一般化してみる。

すべての事象には原因が無数にある。
少なくとも、100個の原因がある。

そう言えるだろう。

それを「◎◎だから△△」って、原因があたかも一つのように言い切るのを、「春秋の筆法」という。

漢籍の『春秋』でそういう「道義的な断案」(『李陵』の表現)が多かったから、こう名付けられた。

春秋の筆法を、このブログでも何度も戒めてきたけど、鈴木エイト氏に指摘されて、私もしていたことに気づきました。鈴木エイトさん、どうもありがとう。

私の記事の「原」因を「一」因に訂正するか、検討しておきます。
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