狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

暇があると空を見ています。

2010年09月03日 08時17分58秒 | 富良野山部滞在記








 近頃は暇があると空を見上げて空を見ています。
 ここ富良野山部は農村地帯で高い建物は無く、周囲は山。
 見晴らしがいいです。

 空に流れる雲は綺麗です。
 朝方や夕方は太陽の光が雲に反射して、色と模様を刻々と変えていきます。

 でも、私にはその風景を写真に写し撮る能力がありません。
 無念です。



 上の写真に写っているのは芦別岳(あしべつだけ)です。
 (山頂は雲に隠れていますが)
 標高は1726.5m。
 今、私が寝泊りしている場所は芦別岳の登山口のすぐ近く。
 夕方は私がいつもいる場所からは、芦別岳の向こう側に日が沈み、芦別岳にかかる雲に光が反射して綺麗です。

 でも、写真には上手く撮ることができない……。
 毎回トライしては失敗ばかりで、無念な日々を送っている今日この頃です。



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『アヒルと鴨のコインロッカー』/伊坂幸太郎

2010年09月03日 07時26分26秒 | 小説・本に関する日記






 昨日の夜は、伊坂幸太郎の小説『アヒルと鴨のコインロッカー』を読んでおりました。

 私、伊坂幸太郎の小説はまだ読んだ事がありませんでした。
 人気作家なのに。
 この『アヒルと鴨のコインロッカー』は映画化もされていますが、映画も見ていなかったです。
 話題になっていたのに。





 主人公の大学生の男の子は、引っ越してきたアパートで悪魔めいた印象の長身の青年と出会う。
 その青年は主人公に「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてくる。
 標的はたった1冊の広辞苑。
 押しの弱い主人公は、乗り気でなかったのに、決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立っていた……。


 この『アヒルと鴨のコインロッカー』は、現代の物語と二年前の物語が交互に語られる形式になっています。
 現代の物語で出される謎はそんなに難しくないです。
 ただ、二年前の物語の主要人物はほとんど現代の物語に出てくるのに、二年前の物語の主人公だけ現代の物語に出てこない。
 そこが気になって、ぐいぐい引き込まれるように読みました。
 何となく二年前の物語の主人公が現代の物語に出てこない理由は予測できましたが、でもその予測は当たってほしくないなぁ……と思いながら読みました。



 面白い小説です。

 伊坂幸太郎の他の小説も読んでみることにします。
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