明日は久々の休日です。

　本日の倉敷は晴れのち曇りのち雨。
　最高気温は二十四度。
　最低気温は十九度でありました。





　よく考えたら最近、お休みを取っていない。
　そんなに忙しい訳でもないのに、お休みが取れていないのは何故か？
　段取りが悪い為である。
　深く反省する。


　近頃、本屋さんに行ってない。
　本は辛うじて読んでる。
　映画は観てない。
　テレビは元から観て無いからいいか。
　勤め先と自宅の往復ばかり。
　お仕事ばっかりしていては人間駄目になる、ような気がする。

　今日は無理矢理段取りをつける。
　勤め先の店主に恐る恐る明日休日を貰えるよう頼んでみる。
　店主には、「私も気が付かない時があるんだから、休みを取っていないなら、そう言いなさい！」と叱られる。
　「人間、休みは必要です」とも言われる。
　確かにその通りだ。
　反省する。





　明日はお休みを貰った。
　久しぶりの休日である。

『太陽の簒奪者』／野尻抱介

　私、「宇宙人が地球を侵略する」といったお話はあまり好きではありません。
　地球を侵略するような、地球人と似たような思考をする宇宙人をわざわざ設定するのは何故なのかよく分からないし、そんな宇宙人は何かのメタファーである場合が多いからです。
　ま、スタートレック位、アメリカから見た各外国人像を宇宙人としてはっきり描くと、それはそれで面白いですが。




　昨日の夜は、野尻抱介の小説『太陽の簒奪者』を読んでいました。
　ＳＦです。それもハードＳＦ。
　でもって、ファーストコンタクトＳＦです。

　近未来。
　水星軌道上から突然鉱物資源が舞い上げられ直径８千万キロの巨大なリングが太陽を取り巻く。
　日照量の激減により、破滅の危機に瀕する人類。
　リングを建造したのは何者か？　そして何の目的でリングを作ったのか？　
　リングは人類を無視している。
　人類を認識できていないかもしれない。
　でも、リング形成を妨害するものは容赦なく排除する。
　リングの調査と破壊の為、リングの表面に何とか降り立った科学者・白石亜紀は、そこで〈リング・ビルダー〉の意図を知る……。

　全く訳の分からない知性体。
　こうではないかと推察できるが、はっきりとは分からない。
　そんな相手に対応しなければならない。
　相手とのコミュニケーションの方法を模索するのか？
　それとも危険な存在として有無を言わせず排除するのか？　
　
　面白いです。