狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『永遠の森 博物館惑星』/菅浩江

2010年09月17日 21時02分56秒 | 小説・本に関する日記






 昨日の夜は、菅浩江の小説『永遠の森 博物館惑星』を読んでおりました。

 時は近未来。
 舞台は地球の衛星軌道上に浮かぶ博物館惑星アフロディーテ。
 美術・芸術・動植物等を分析・鑑定・保存を行っている巨大博物館。
 音楽・舞台・文芸部門と絵画・工芸部門と動植物部門に分かれ、それぞれに独自のデータベースを持っており、学芸員達はデータベース・コンピュータに直接接続されていて、分析や鑑定や研究をおこなっている。
 主人公は、各部門に収まらない作品やパフォーマンスを巡っておこる問題を調停し収集する総合管轄部署の学芸員。

 設定はSF、ジャンルはミステリーの九つの物語。連作集です。

 美に対して、分析や解析を進めていくとするりと本質から逃れていくような感覚になる。
 しかし言語化しないと説明は出来ない……。
 そんな美や芸術にどう向き合えばよいのか?
 人間にとって芸術とはどのようなものなのか?
 美しさを感じる人間の感情とは?

 そんなお話しです。



 ロマンチックで切なくて暖かくて綺麗なお話でありましたよ。

 お勧めです。




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千日紅(センニチコウ)

2010年09月17日 20時08分32秒 | お花に関する日記







 本日の倉敷は晴れでありました。
 最高気温は三十一度。
 最低気温は十九度でありました。
 明日も晴れそうです。





 上の写真に写っているお花は、「千日紅(センニチコウ)」です。

 ヒユ科ゴンフレナ属の一年草です。
 学名は、Gomphrena globosa。
 英名は、globe amaranthです。

 原産地は、熱帯アフリカ。

 開花時期は、七月から十月。



 花言葉は、「永遠の恋」です。



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