昨日の夜はH・G・ウェルズの小説『タイム・マシン』を久しぶりに読み返しておりました。
SF的題材を数多く生み出したH・G・ウェルズの代表的なお話ですね。
未来世界では裕福な資本家階級は知性に欠けた存在となり労働階級は地下に追いやられ生産労働に従事していたが獰猛な食人種族となっていた……ってくだりは少し違うけどモノクロサイレント映画の『メトロポリス』やアニメ『未来少年コナン』を連想してしまいしたよ。
勿論、『タイム・マシン』のほうが先に発表されているんだけど。
私が持っている『タイム・マシン』の本は、旺文社版の『タイム・マシン』で挿絵が強烈に怖いです。
昔々、まだ幼い頃に読んだ時に観てトラウマになった怖い怖い挿絵です。
今、観ても怖い。
本文も、ラスト近くの滅亡しつつある遙か遙か未来の地球のビジョンがとても怖ろしい。
昨日はこの怖ろしいビジョンにぷるぷる震えながら寝ました。
今朝は幸いにも夢は見ていません。
夢見であのビジョンが出たら怖ろしかっただろうなぁ……。