狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『墨攻』/酒見賢一

2010年09月21日 20時43分15秒 | 小説・本に関する日記






 昨日の夜は、酒見賢一の小説『墨攻』を読み返しておりました。
 酒見賢一の小説は『後宮小説』や『聖母の部隊』なども大好きです。

 舞台は秦の中国統一以前の戦国時代の中国。
 墨子によって興った思想家集団で武装防御集団の「墨家」の一員である革離は、小国の梁城城主からの依頼で趙の大軍を相手に梁城を守ることとなる。
 迫り来る敵の軍勢は2万。梁の兵は数千。
 城主は頼りなく守備は杜撰。革離はどうやって城を守るのか?

 
 簡潔な文章で戦国期の中国の様々な思想や歴史背景を挿みながら攻城戦が描かれています。
 史実ではなく物語なのだから、もっと話を膨らませてもよかったのでは? とも思いましたが、面白かったです。



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薄(ススキ)その2。

2010年09月21日 19時35分43秒 | お花に関する日記







 本日の倉敷は晴れでありました。
 最高気温は三十二度。
 最低気温は二十五度でありました。
 明日は曇りのち雨となるみたいですよ。

 朝夕の涼気は何とはなしに秋めいて胸を撫で下ろす思いですが、日中の暑さはなお厳しく、緑陰の恋しさは真夏と一向に変わりません。
 暑さ寒さも彼岸までと申しますのに。
 御天道様、頑張りすぎ。

 日中はまだ暑いですが、皆様、今しばらく、今しばらくの辛抱です。
 秋本番はもうすぐそこまで来ている筈。
 虫の音のコーラスは日毎に大きくなっています。
 しのぎやすい季節はもうそこまでやって来ている筈です。
 ほどなく涼しい秋はやって参りますでしょう。
 それまで皆様、頑張っていきまっしょい!



 上の写真に写っているのは、「薄(ススキ)」です。
 ススキに関しては、2008年09月09日記事もよろしかったら、御覧下さいませ。
 一昨年のススキです。


 ススキの花言葉は、「通じ合う心」ですよ。



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