昨日の夜は、アニメーション映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』を観ていました。
もう何度も観かえしている映画です。
舞台は、地球によく似た異世界のオネアミス王国。
オネアミス王国の王立宇宙軍はかつては優秀な人材を集めて宇宙開発を研究する機関であったけど、ロケットの発射の失敗が続き、規模は縮小されて人員は十人に満たない。
主人公のシロツグはそんな王立宇宙軍の士官。
夢も希望も抱けない宇宙軍で無気力で怠惰な日々を過ごしている。
そんなある日、シロツグは歓楽街で布教活動をしている少女と出会う。
少女との出会いをきっかけに、シロツグは初の有人宇宙船打ち上げ計画のパイロットに志願する……。
冒頭の主人公の独白に、引き込まれてしまいます。
昔々の作品なのに音楽も映像も素敵だ。
作中の登場人物の台詞、「昔に戻れだと? 道は一本きりではないか」は確かにそうかもしれない。
我々は、我々の祖先が猿であった時代のゲームの続きをしている。
でも、たとえ一本きりの道であっても、今よりもゆっくり進むことだって出来るし振り返ることだって出来るはず……。
面白いですよ。
終盤のクライマックスシーンは感動ものです。
私は、この『王立宇宙軍 オネアミスの翼』がアニメーション映画の中では(今のところ)一番好きかもしんない。