狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

煩悩を止めることは出来ないけれど、煩悩を知ることは出来る。

2014年01月13日 19時22分45秒 | VSの日記


 本日1月13日は、コンスタンティノープルでニカの乱が起こった日で、明徳の乱が起こった日で、加賀前田家の江戸藩邸に御守殿門(現在の東大赤門)が建立された日で、エミール・ゾラがドレフュス大尉の無実を新聞で主張した日で、ソ連軍がケーニヒスベルク(カリーニングラード)に到達して街を包囲した日で、ホー・チ・ミンがベトナム民主共和国の独立を宣言した日で、チトーがユーゴスラビアの大統領に就任した日で、プラウダ紙が「ユダヤ人医師らがソ連要人の毒殺を企てた」と報道してソ連史上の最大の反ユダヤキャンペーンがはじまった日で、美空ひばりが浅草国際劇場でファンに塩酸をかけられ負傷した日で、国際勝共連合が発足した日で、リトアニア血の日曜日事件が起こった日です。

 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
 最高気温は七度。最低気温は一度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇りのち晴れとなっております。



 私の部屋の中には積本が積みあがっていて全力で読んでも1ヶ月は楽しめるだけの本や漫画があるのだけれども最近は連日のように仕事帰りに本屋さんに寄って本を買い漁っています。
 今のペースで本屋さん通いをすると有り金全部を本屋さんに貢ぐことになります。
 本を買って破産する。ある意味ロックな生き様で恰好良いといえるかもしれませんが、普通に考えたなら阿呆です。
 それが分かっていながら有り金全部を本につぎ込むような行動に私が出る時は何らかのストレスが溜まっているってこと。
 ストレスが私を駄目にする。
 不安やら焦りやらがあるのだろうけど本を買うことでストレスを発散させるようなやわでぷにぷにの魂の持ち主では世間の厳しい荒波をどんぶらこと乗りこなすことなど不可能。笑止千万である。
 なのでダイエットをはじめてみた。
 本来ならストレスの元を絶ってしまえばよいのだが今回のストレスの元は私の力ではどうすることもできない。
 なので、ストレスがかかって異常行動を起こしているのなら別のストレスをかけて異常行動を起こす隙を潰してしまおうという作戦を立てたのである。
 ダイエットの経過並びに結果は気が向いたらここに晒すことにする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『すいか』1&2/木皿 泉(+山田あかね)

2014年01月13日 17時00分20秒 | 小説・本に関する日記


 昨日の夜は、木皿 泉(+山田あかね)のシナリオ『すいか』の1と2を読んでいました。
 2003年放送されたテレビドラマのシナリオです。

 シナリオを読むのは久しぶりです。昔は色々なシナリオを読んでいたのだけれども本屋さんで段々と探し辛くなってきて(売っているのだろうけど見つかりにくい)、最近は全く読んでいませんでした。
 映画のシナリオは読みたいのがあるのだけれどもなぁ。


 34歳で独身で実家暮らしの信金OLの早川基子は東京・三軒茶屋の下宿屋「ハピネス三茶(朝夕食事付)」に部屋を借りることになる。
 そこには双子の姉を亡くした売れないエロ漫画家の亀山絆や厳しくて優しい大学教授の崎谷夏子や大学生で親に代わって大家を務める芝本ゆかがいた。
 基子は3億円を横領して逃げている同僚で親友の馬場万里子を思いつつハピネス三茶でなにげない日常を過ごしていく。


 このドラマは私は大好きなのでシナリオを本屋さんで見つけた時に大喜びで手を伸ばして購入いたしました。
 これまで読んできた他のシナリオと比べて(といってもそれほど多くのシナリオを読んでいるわけではありませんが)、指示が独特でとても細かいような気がする。

 困難な事ややるせない事や諦めきれない事やつらい事やこわい事や煮詰まるような事など幾らでもあるけど、それらで駄目になりそうな人や駄目になった人をこの物語では否定しない。うまくいっていなくても肯定している。
 だから私はこの物語が好きなのかもしんない。

 面白かったですよ。
 10年後のハピネス三茶を描いたオマケも収録されています。
 木皿泉ファンは必読ですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする