狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

オンシジウムその4。

2014年01月24日 21時18分46秒 | お花に関する日記




 本日1月24日は、ローマ帝国第3代皇帝カリグラがカッシウス・カエレア率いる親衛隊将校に暗殺された日で、箱根・竹ノ下の戦いで足利尊氏が建武新政府に反旗を翻した日で、明徳の乱が終結した日で、江戸幕府が株仲間解散令を発布した日で、カリフォルニアのアメリカン川河底で砂金が発見された日で、幸徳事件で幸徳秋水ら11名の処刑が行われた日で、美濃部亮吉東京都知事が東京都の公営ギャンブル全廃を発表した日で、無人宇宙探査機ボイジャー2号が天王星に最接近した日で、毎日新聞が夕刊社会面で漫画『日出処の天子』の内容は信仰対象を冒涜しているとして法隆寺が抗議を検討しているという談話と作者の山岸凉子・掲載誌である「LaLa」編集部の反論コメントを掲載して(この記事は三者のコメント全てが実際の取材を行わずに記事を書いた毎日新聞奈良支局記者の捏造であり法隆寺側は問題の漫画を読んですらいなかった)捏造記事を発表した日です。




 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十度。最低気温はマイナス二度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りとなっております。


 上の写真に写っているお花は、「オンシジウム」です。
 オンシジウムのお花に関しては、2012年2月17日の記事2010年7月18日の記事2008年9月30日の記事も宜しかったらご覧くださいませ。
 2012年と2010年と2008年のオンシジウムのお花の記事です。


 オンシジウムのお花の花言葉は、「神秘的な愛」だそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『蚤の王』/安彦良和

2014年01月24日 18時15分50秒 | 漫画・ゲームに関する日記




 昨日の夜は、安彦良和の漫画『蚤の王』を読んでいました。

 4世紀。垂仁天皇の時代。
 日向族と纏向出雲族が構成する大和の主流派は、大和に降伏して大和に仕え大和に移り住んだ出雲族の力を削ぐことに腐心していた。
 
 出雲族・初瀬の野見宿禰は、大王の命で同じく出雲族で当麻に暮らす当麻蹶速と大王の前で相撲の御前試合に臨むことになった。
 どちらかが死なないと試合が終わらない「片ヤ消シ」の試合。しかも負けたほうの一族は領地を奪われ追放される。
 さらに初瀬・出雲族は野見宿禰が負ければ王の陵に代々人柱を出さなくてはならないと大王から命じられていた。
 野見宿禰は初瀬・出雲族の為に当麻蹶速と闘うのだが、この御前試合には大王の思惑がひそんでいた。

 古事記を安彦良和が再解釈して多くの仮説・創作を盛り込み物語化を試みた『ナムジ』と『神武』の続編で、相撲の始祖とされる野見宿禰を主人公としたお話です。

 安彦良和の古事記を物語化した一連の作品は、考古学や歴史学を基に仮説を組み立てて物語化したもの。
 『神武』の中の神武の東征の解釈は面白かった。正しいかどうかは分からないけど物語なので面白ければOKです。

 この物語では、体術が否定され技術と心によって救われる展開となります。
 心・技・体。でもこの物語では描かれていませんが、野見宿禰の一族は後に菅原氏となり菅原道真を生み出して心・技・体を高いレベルで成立させたはずなのに没落します。
 心・技・体が揃ってもどうにも出来ないものがある。でもだからこそ人を殺せる技術を持つのなら心・技・体を揃えなければならないってことなのでしょうか? 何だか切ない。

 これは私の勝手な考えなんだけど、お相撲さんで一番強い人を神様扱いするのは人柱要員だったころの名残だよなぁ。
 日本では偉い人や立派な人は神様にしないもの。
 生贄・人柱要員・責任を取らされる者・或いは禍々しきまつろわぬ者。神様にされるのはこんな人達ばっかだ。
 神様扱いしてやるからその代りきちんとしろというのはある。しかし、偉い人は神様にしない。偉い人を讃える為に神様にしない。
 でもこんなやり方は一神教の連中や共産主義から派生した無宗教の連中には理解できないだろうなぁ。
 あの連中は自分達と違う文化や考えは徹底的に破壊しようとするから厄介っす。


 話がずれちゃった。
 恩讐を乗り越えるにはどうすればよいのか? そんなお話でありました。
 面白かったですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする