狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

誘惑から逃れる唯一の道は、それに屈服することである。

2014年11月04日 23時12分40秒 | 休日の日記



 本日11月4日は、原敬暗殺事件があった日で、ハワード・カーターがツタンカーメン王の墓の入口を発見した日で、ソ連軍がハンガリーの首都・ブダペストを制圧して親ソ派のカダル政権が成立した日で、イランアメリカ大使館人質事件が発生した日で、坂本堤弁護士一家殺害事件が起こった日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十八度。最低気温は六度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。



 本日は、私はお仕事がお休みの日でありました。
 今日は、お部屋の中の片づけをしていましたよ。
 正確にはお部屋の中の本を片づけていましたよ。
 そして、まだ片付け中です。はかどらないのです。
 ついつい片付けをお空の彼方に放り投げて本を読んでしまうのです。おろかなり。
 このままだと今夜は寝ることができません。本を読んでいる場合ではないのです。
 しかし囁くのです。私の魂(ゴースト)が。本を読め。片付けなどよいではないかと。

 私、誘惑に負けてしまいそうです。

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『川の底からこんにちは』

2014年11月04日 11時30分46秒 | 映画・ドラマに関する日記



 昨日の夜は、映画『川の底からこんにちは』のDVDを観ていました。


 OLの木村佐和子は上京して5年目。
 上京して5人の男にフラれ5つ目の職場で働いている。
 人生どん詰まりと感じていて夢や希望はない。妥協と惰性で生きている。
 ある日、父親が入院したという知らせが入り、実家のシジミ工場を継ぐよう言われるのだけれども……。

 監督は、石井裕也。
 出演者は、満島ひかり、遠藤雅、相原綺羅、志賀廣太郎、岩松了、並樹史朗、稲川実代子、猪股俊明、鈴木なつみ、菅間勇、牧野エミ、工藤時子、安室満樹子、しのへけい子、よしのよしこ、目黒真希、森岡龍、廣瀬友美、山内ナヲ、丸山明恵、潮見諭、とんとろとん、など。




 駄目人間の映画です。
 駄目人間しか出てきません(子供は除く)。

 前半から中盤までいらいらさせられました。
 前半から中盤までは駄目人間達の駄目っぷりをまざまざと見せつけます。
 駄目人間達の発言に主人公の佐和子がより一層駄目な発言をかぶせてきます。
 満島ひかりの観る人をいらいらさせる名演技はお見事です。
 「私はどうせ中の下の女ですから」とか「しょうがない」とかネガティブ発言連発でいらいらしながら観ていました。
 どうしようこのままこんな感じで終わるのかなと不安に思いながら観ていると、終盤に入って主人公が開き直って面白くなりました。
 今までのネガティブ発言はそのままで「だから頑張らないとしょうがない」と続いて主人公は頑張りはじめます。
 それでも相変わらず駄目人間なのだけれども観ていて面白い。
 朝礼のシーンは、満島ひかり、お見事です。
 劇中の(主人公が作った)社歌には笑ってしまいました。良い具合に狂ってる。



 お話の造り方が荒っぽくて粗い部分が見えたしうんざりするところもあったけど、朝礼のシーンとあの社歌が出てきただけで私はOKです。
 ラストもちょっと切ない。

 面白かったですよ。
 映画としてはどうだろと思うところはありますが、面白かったです。


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