起きて働く果報者

　本日８月１３日は、蓮如が越前に吉崎御坊を建てた日で、アステカ文明の湖上の都テノチティトランがエルナン・コルテスによって陥落した日で、比叡山延暦寺の僧兵と六角氏の軍勢が京に侵入して市中の21の法華宗寺院に火をつけ炎上させた日で、三位一体説批判のかどでカトリック・プロテスタントの双方から追われていたミシェル・セルヴェがジャン・カルヴァン治下のジュネーヴで捕らえられた日で、江戸幕府老中・松平定信が享保の改革にならうよう各役人に訓戒した日で、伝馬町牢屋敷が焼けて蛮社の獄で収監されていた高野長英が脱獄した日で、吉田岩窟王事件が発生した日で、第二次上海事変が勃発した日で、満州国吉林省の小山克で小銃で武装した暴民に襲われて日本人避難民が強姦輪姦・虐殺された日で、日本が国際復興開発銀行と国際通貨基金に加盟した日で、日本民主党が教科書の左傾化を指摘するパンフレット『うれうべき教科書の問題』を配布した日で、東ドイツ政府が東西ベルリン間の全ての道を閉鎖して有刺鉄線による最初のベルリンの壁の建設を開始した日で、ソ連のミハイル・ゴルバチョフ大統領がスターリン時代に粛清・弾圧された全ての国民の名誉を回復する大統領令を発布した日です。

　本日の倉敷は雨が降ったりやんだりしていましたよ。
　最高気温は二十八度。最低気温は二十三度でありました。
　明日は予報では倉敷は曇り空となっております。

　お盆休みに入っているのですね。
　世間様とは休日が違う私はお仕事です。
　いいなぁ。お休みかぁ。
　皆様。休日をお楽しみくださいませ。

だが今の私は、お前の中のシャア・アズナブルとは違う。

　昨日の夜は映画『紙の月』のＤＶＤを観たあと、ゲーム『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』で遊んでいました。
　続きの『第３次スーパーロボット大戦Ｚ 天獄篇』が発売されているのにまだ遊んでおります。のんびりと遊んでおります。

　「第５８話 いがみ合う双子」の途中で中断しました。
　怒涛の展開です。
　「第５６話 シャア・アズナブルの真実」と「第５７話 BEYOND THE TIME」で「逆襲のシャア」絡みのお話の風呂敷畳みでありました。
　ラスト間近でどんどん風呂敷を畳んでいるようです。
　盛り上がってまいりました。
　さくさくと進めたいと思っております。

『紙の月』

　昨日の夜は、映画『紙の月』のＤＶＤを観ていました。

　１９９４年。
　主人公の梅澤梨花は、銀行の契約社員として営業の仕事をしている。
　夫はエリートサラリーマンで仕事に忙しい。梨花はそんな夫に少しコンプレックスを感じている。
　勤め先の銀行では梨花は顧客から信頼を得ていて評価されている。

　ある日、梨花は顧客の家で年下の大学生の光太と出会う。
　梨花は、年下の若い男と出会った高揚感からデパートで高額の化粧品を手に取る。
　しかし手持ちのお金では足りなく、預かっていた顧客の預金１万円に手を付けてしまう。
　すぐに元に戻せばいいと思ってその時はすぐに元に戻したのだが……。
　梨花の倫理観は徐々に崩れ始めて……。

　監督は、吉田大八。
　出演者は、宮沢りえ、池松壮亮、大島優子、田辺誠一、小林聡美、近藤芳正、石橋蓮司、佐々木勝彦、天光眞弓、中原ひとみ、伊勢志摩、など。
　原作は、角田光代の同名の小説です。





　ＴＶドラマ「すいか」を思い出してしまいました。
　小林聡美演じるベテランの銀行員がＴＶドラマ「すいか」の早川基子のその後の姿に見えて色々妄想してしまいましたよ。
　この映画とＴＶドラマ「すいか」は関係無いのですが。

　主人公の梨花の行動が変わった（堕ちた）時点は、光太と一夜を共にした時点。
　そこから徐々に箍が外れていきます。
　手口を知っていても或いは思いついても人は簡単には箍は外れません。
　別のところで箍が外れたからこそ横領に手を染める。順番がきちんと計算されています。

　箍の外れ具合が徐々にエスカレートするのですが、光太との関係は親密な関係から徐々に疎遠の方向に向かっていく。
　それが分かっているからよりゴージャスに周囲を固めようとする。
　スリリングな展開です。

　面白かったですよ。
　楽しめました。