ここで今これ以上骨を折っても無駄だ！ 薔薇ならば花咲くだろう。

　本日８月２９日は、銅銭「和同開珎」が発行された日で、鑑真が唐律招提を建立した日で、筑後川の戦いがあった日で、豊臣秀吉が刀狩令を発布した日で、渡島大島・寛保岳噴火に伴っての津波が発生して1467人の死者を出した日で、プロイセン王フリードリヒ2世がザクセンに侵攻して七年戦争が勃発した日で、ポルトガルがブラジルの独立を承認した日で、マイケル・ファラデーが電磁誘導を発見した日で、清国とイギリスの間で南京条約が締結されてアヘン戦争が終結した日で、江戸幕府が異国船打払令を廃止して薪水給与令を制定した日で、廃藩置県の詔書が発布された日で、「韓国皇帝が大韓帝国の一切の統治権を完全かつ永久に日本国皇帝に譲与する」ことなどを規定した日韓併合条約が発効された日で、東京朝日新聞が「野球と其害毒」連載を開始して９月２２日まで２２回に渡って野球に対するネガティブ・キャンペーンを展開した日で、ドイツの飛行船LZ 127が22日間で世界一周飛行に成功した日で、スロバキアでナチス支配に反対するスロバキア民衆蜂起が始まった日で、ジョン・ケージ作曲の「4分33秒」がニューヨーク州ウッドストックで初演された日で、薬害エイズ事件で東京地検刑事部が帝京大学副学長の安部英を逮捕した日です。

　本日の倉敷は雨がぱらぱらりと降ったりやんだりしていましたよ。
　最高気温は二十九度。最低気温は二十二度でありました。
　明日は予報では倉敷は曇り空となっております。




　今回はネタ切れです。
　いつまでもあると思うな親とブログのネタと時間と部屋とＹシャツと私。
　ネタ切れの時は無理やりネタを捻りだしているのですが、今回は頭の中に手を突っ込んでわしわし探ってみたけど何も出てこない。
　頭の中は雑然としていてはいるけれども何もない。orz。
　適当に書いているうちに何とかなるかもしんないと思って書き始めたけれども、何も浮かばない。orz。
　すまぬ。今回は見事に何も浮かばないのでこのまま終わりにする。
　あいすまぬ。

『あしたの私のつくり方』

　昨日の夜は、映画『あしたの私のつくり方』のＤＶＤを観ていました。

　主人公の大島寿梨は、学校では仲間外れを怖れて周囲に溶け込み、家では両親に気に入られようと良い子を演じている。
　小学校の時、優等生で人気者であった同級生の日南子が突然クラスで無視される。
　寿梨は、くるくると変わる仲間外れの標的になることを怖れて、クラスメイトの目があるところでは日南子に話しかけることができなかった……。
　高校生になった寿梨は、ある日、日南子の噂を聞いて疎遠になっていた日南子に架空の物語を携帯メールで送り始めた……。

　監督は、市川準。
　出演者は、成海璃子、前田敦子、高岡蒼甫、近藤芳正、奥貫薫、田口トモロヲ、石原真理子、石原良純、柄本時生、桜田通、柳英里沙、など。
　原作は、真戸香の小説です。

　少女達の成長物語で青春映画です。





　小説と映画の表現方法は全く違います。
　小説は文章だけで読んでいる人に想像力を働かせながら表現する。
　映画は映像を通して観ている人に想像力を働かせながら表現する。
　小説を映画化する時はジャンルの違いをきちんと認識していないとおかしなことになります。

　このお話のラストのある場面＝このお話のキモとなるところは、会話だけで展開します。
　小説ならばＯＫです。しかし映画だと……。
　映画なのでその部分を一工夫してはいるのです。しかしその工夫はこの映画の価値を下げています。

　そしてせっかく演技力のある女優さんを主役にしているのに、セリフとモノローグで説明させ過ぎ。
　綺麗な絵柄なのに肝心なところで映像で説明しようとしないし映像で魅せようとしないし役者さんの演技力を信用していない。

　でも良い映画です。

　スクールカーストに悩む少女達のお話。
　私は「学生時代に戻りたいか？」と訊かれると「あんな恐ろしい世界に戻りたくない！」と即答する人間なので、スクールカーストのお話は胸にぐさぐさと突き刺さってしまいます。
　大人になれてよかったと思っておりますよ。


　
　面白かったですよ。
　楽しめました。