狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

背高泡立草(セイタカアワダチソウ)その5。

2015年10月23日 21時32分56秒 | お花に関する日記


 本日10月23日は、元号が慶応から明治に改元された日で、朝鮮使節派遣の中止が決定し征韓論派が敗れた日で、ソ連共産党中央委員会がトロツキーを政治局から追放した日で、第二次エル・アラメイン会戦が始まった日で、初の国際連合総会が開催された日で、西ドイツの主権回復・NATOへの加盟と再軍備などが承認された日で、ハンガリーの首都ブダペストでソ連軍の撤退などを求める20万人のデモ隊が治安警察と衝突した日で、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が「ダーウィンの進化論はカトリックの教えと矛盾しない」と表明した日で、iPodが発表された日です。

 本日も倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は二十三度。最低気温は十一度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。


 上の写真に写っているお花は、背高泡立草(セイタカアワダチソウ)です。
 背高泡立草に関してはよろしかったら2014年10月18日の記事2013年10月13日の記事2012年11月8日の記事2008年10月16日の記事もご覧くださいませ。
 2014年と2013年と2012年と2008年の背高泡立草の記事です。

 背高泡立草の花言葉は、「元気」です。

コメント (2)
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Close To The edge

2015年10月23日 18時57分51秒 | 曲名がタイトルの日記



 昨日の夜は、映画『ローラーボール』のDVDを観た後、イエスのベストアルバム『Yesstory』を聴いていました。

 収録されている曲は、
 Disc1は、
  1  Survival
  2  No Opportunity Necessary, No Experience Needed
  3  Time And A Word
  4  Starship Trooper
  5  I've Seen All Good People
  6  Roundabout
  7  Heart Of The Sunrise
  8  Close To The edge

 Disc2は、
  1  Ritual
  2  Soon
  3  Wonderous Stories
  4  Going For The One
  5  Don't Kill The Whale
  6  Does It Really Happen
  7  Make It Easy
  8  Owner Of A Lonely Heart
  9  Rhythm Of Love
  10 Changes

 で、18曲が収録されています。

 イエスの代表作がほとんど入っています。
 Disc2の8曲目から10曲目まで少し浮いている気がするのは御愛嬌。
 『90125』と『Big Generator』は他のアルバムと路線が大きく違うからね。
 でも、8曲目の「Owner Of A Lonely Heart」、9曲目の「Rhythm Of Love」、10曲目の『Changes』は私は好きでありますよ。
 Disc1の8曲目の「Close To The edge」はプログレの代表作と言える曲。18分34秒の大作です。
 透明感があって優雅で緊張感があって物語性があって美しいです。

 昨夜は繰り返し聴いておりましたよ。


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『ローラーボール』

2015年10月23日 14時19分25秒 | 映画・ドラマに関する日記



 昨日の夜は、映画『ローラーボール』のDVDを観ていました。

 西暦2018年。
 世界は6つの企業体によって制覇され、国家は消滅して飢餓や環境汚染や人口増加や競争や戦争や犯罪が存在しない時代となっていた。
 競争がない社会で人々はゲーム・ローラーボールと呼ばれる都市チーム対抗スポーツに熱中していた。
 ローラーボールはある程度の暴力が認められている過激なゲーム。死亡者も時々出る。

 ジョナサン・Eは、ヒューストン・チームの主力選手でスタープレーヤー。
 今年も大活躍でスーパースターの座を不動のものとしている。

 今年の試合があと2試合となったところで、ジョナサンはチームの親会社の社長に呼ばれる。
 世界を牛耳る6つの企業体の一つの会社の社長であるバーソロミューは、ジョナサンに引退を勧告する。
 人気絶頂の今の時期に何故に引退しなければならないのか、ジョナサンは不審に思うがバーソロミューはジョナサンの疑問には答えない。
 ジョナサンは引退を拒否するのだが……。

 監督は、ノーマン・ジュイソン
 出演者は、ジェームズ・カーン、ジョン・ハウスマン、モード・アダムス、ジョン・ベック、モーゼス・ガン、パメラ・ヘンズリー、シェーン・リマー、バート・クウォーク、ロバート・イトー、ラルフ・リチャードソン、など。

 1975年のアメリカのSFアクション映画です。




 莫迦映画かもしんないと思って観ていたのですが、真面目な映画でありました。
 しかし……。orz。



 多分、この映画を制作した人達は何故スポーツに人々が熱中し熱狂するのかが分かっていない。

 この映画で3試合描かれているけれども、最後の試合で人々が熱狂することはない。
 ファイナルでいきなりルールが変更されて、「反則行為認定が無し。時間無制限。交代不許可」のルールになったら、ファンは絶対に怒る。
 そんなルールを認めたなら、今までの試合結果は意味が無くなってしまう。
 それに、そんなルールになったらファンはすぐに「どうやったら決着がつくのか」を考える。
 そしてすぐに、片方のチームが相手チームを全員KOするしか決着がつかない、と思いつく。
 それでは、ボールを使う意味はない。得点は関係ない。走り回る必要もない。デスマッチをすればよいだけになってしまう。違う競技になってしまう。
 ファンはその事をすぐに理解する。だからファイナルの試合に熱狂することはない。
 ファイナルの試合の最終盤で観客は黙り込んでしまう。しかしそうなることは試合が始まる前から分かっている。

 あのシーンは何を表しているのだろ?
 ローラーボールを観たい人は、最初からデスマッチでしかない試合を観たいと思うだろうか?
 デスマッチでしかない試合なのに、ボールを扱いゴールを目指すのは茶番でしかない。茶番を観て楽しいと思うだろうか?
 デスマッチを観たいだけの人はデスマッチに近い競技を観ればよいだけなのでローラーボールを観に来るとは思えない。

 ルールがあってそれがきちんと守られているから、人々は楽しんでいる。
 スポーツでの暴力沙汰を喜ぶ人もいるけれども、そんな人が大多数ではないのです。

 多分、この映画を制作した人達は何故スポーツに人々が熱中し熱狂するのかが分かっていない。
 スポーツに熱狂する人達のことが嫌いなのかもしれない。馬鹿にしているのかもしれない。


 未来の管理社会を描いた映画ともいえます。
 しかし、陳腐。製作者側の思想がダダ漏れで鼻につきます。エリートとか大企業とか大金持ちとかが大嫌いなのでしょう。
 映画製作ではエリートとか大企業とか大金持ちとかを散々利用ししゃぶり尽くしているはずなのに、エリートとか大企業とか大金持ちとかが大嫌いで大嫌いで大嫌いで良い面と悪い面を区別せずに全面否定する。はっきり言って阿保です。

 そして物語を引っ張っていく謎について結局は上手く答えがでていません。
 そして管理社会も上手く表現できていません。
 さらに、おそらく暴力を否定したいのでしょうが逆効果のお話になっています。

 暴力が嫌いならそう主張すればいい。
 エリートとか大企業とか大金持ちとかが大嫌いで大嫌いで大嫌いであるならストレートにエリートとか大企業とか大金持ちとかを上手にコケにすればいい。
 管理社会の恐怖を描きたいならそれをきちんと描けばばいい。
 資本主義やお金儲けを批判したいのならそれをきちんと批判すればいい。
 安定と自由について語りたいのならそれをきちんと語ればいい。
 しかしどれも浅くて陳腐で頭でっかちで独り善がりできちんと描き切れていません。
 幼稚です。


 ディストピアのお話。
 ディストピアなお話は嫌いではないのですが、この映画は不快な映画でありました。

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