狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

飲んではハイに 醒めては灰に 飲もうぜ 今宵 銀河を杯にして

2015年11月05日 20時50分54秒 | 知人、友人に関する日記




 本日11月5日は、ハワード・カーターがツタンカーメン王墓の封印を解いた日で、大菩薩峠で警視庁が共産主義者同盟赤軍派53名を逮捕した日で、尖閣諸島問題で中国漁船の衝突映像が海上保安官によってインターネット動画共有サイト「YouTube」に公開された日です。

 本日の倉敷は曇りでありました。
 最高気温は二十度。最低気温は十二度でありました。
 明日も予報では倉敷は曇りとなっております。


 先日、友人達に「今年は○○(←私・狐の本名)が遊んでくれない。つまんないつまんない」と言われてしまいました。

 確かに今年は友人達とほとんど遊んでいません。
 でもでも色々と私にもあるのですよ。我慢してくりゃれ。と、述べると「貴様の事情など知ったことではない!」と叱られました。

 う~む。さすがは我が友人達。欲望に忠実で尚且つ容赦無い。見事です。
 でもでも友人達の遊びはどうせ呑みであろ。しかも浴びるように呑む飲み会であろ。
 でもって私が参加したらいつも私より先に全員べろべろになってしまうじゃん。私はいつもそれを何とかする係じゃん。
 勘弁してよ。いいじゃん。別に。私抜きで呑んでも。私抜きで楽しめばいいじゃん。
 と申したら、友人達はしくしくと泣き出して「○○(←私の本名)は冷たい。氷のように冷たい」と述べるのです。

 泣かれてしまっては仕方がない。どうせ嘘泣きなのだろうけど。
 何とか都合をつけてみますよ。
 でも不埒な飲み方は駄目ですよ。どんちゃん騒ぎなど厳禁です。と申しておきました。

 友人達は私の言葉を聞いて浮かれておりましたよ。
 愚かな。私が嘘つき狐であることは奴らは知っておろうに。
 愚かな奴らよ。

 しかし、お誘いを断り続けて友人達が凹んでしまうのも不憫ではあります。
 仕方がありません。何とか都合をつけてみますよ。
 ま、それまで待ってておくれよ。

 
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『言の葉の庭』

2015年11月05日 15時27分43秒 | 映画・ドラマに関する日記




 11月3日の夜は、アニメーション映画『言の葉の庭』のDVDを観ていました。

 高校生の孝雄は靴のデザインを考えるのが好きで将来は靴職人になりたいと思っている。
 雨の日は1限目をサボって通学路の途中にある庭園の東屋で靴のデザインを考えている。

 ある雨の日、孝雄は庭園の東屋で日中からビールを飲みチョコを齧っている女性と出会う。
 何処かで会ったような気がするその女性・雪野は万葉集の短歌を口ずさんで去っていった。

 2人は雨の日の朝に庭園の東屋で会うようになる……。のだけれども……。

 監督は、新海誠です。

 新海誠監督の作品を観るのは初めてです。


 美しい映像。
 繊細でリリカルなお話ですね。
 悩みがあってそれを何とか乗り越えようとする人達を静かにじっくりと描いた切ないお話です。
 面白かったですよ。
 楽しめました。

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『桐島、部活やめるってよ』

2015年11月05日 11時37分16秒 | 映画・ドラマに関する日記





戦おう、この世界で。俺たちはこの世界で生きていかなければならないのだから……。







 11月2日の夜は、映画『桐島、部活やめるってよ』のDVDを観ていました。

 ある高校のバレー部のキャプテン・桐島が突然部活を辞めた、らしい。
 桐島が部活を辞めたことで、周囲の高校生に変化が訪れる。
 様々なグループの人間関係が軋みはじめて……。

 監督は、吉田大八。
 出演者は、神木隆之介、橋本愛、東出昌大、清水くるみ、山本美月、松岡茉優、落合モトキ、浅香航大、前野朋哉、高橋周平、鈴木伸之、榎本功、藤井武美、岩井秀人、太賀、大後寿々花、一井直樹、栗原吾郎、永井秀樹、猪股俊明、桜井聖、平田伊梨亜、植村純奈、井上沙映、谷相奈瑠美、渡辺雅之、中嶋和也、マーク、岡見雄人、大鶴佐助、佐藤王宝、柳原聖、和田勇輝、西田啓二、久我玄紀、今野陽介、奥野港一、岡部務、奥瀬繁、成瀬労、冨田佳孝、下尾仁、城下秀二、川村慎二、宮下絵馬、シュドーズ直矢、佐藤拓也、坂本伊都、エイバーグ華怜、山脇はづき、石川彩楓、濱田紫乃、奥村知史、佐伯晃浩、塚田康介、杉木悠真、内田隼人、久保田駿介、中村太亮、大矢剛康、古川裕太、路川あかり、井水優菜、大坪あきほ、森元芽依、杉浦香絵、末廣綾那、堀本雪詠、三宅唯真、向井健、宮本貴美、丸山千晶、山川真理恵、朝日梨帆、藤代真里奈、三谷望、岡田理奈、小園宏美、中山旻、西本宙樹、霜垣健太、など。
 原作は、朝井リョウの同名の小説です。

 高校生のスクールカーストのお話を瑞々しく苦々しく描いた映画。
 原作の小説は5編のオムニバス形式で登場人物達の気持ちを掘り下げるようになっていたので、「どのようにお話をまとめたのだろ?」と思いながら観ていたのです。
 原作は小説として面白かったですが、この映画は映画として面白かったです。
 観ている側を信頼して説明をほとんどしない。観ている人に解釈を委ねるように作っているので、観ていて想像が膨らみます。
 映画としての山場も作っているし、色々な角度から同じ時間を描いて様々な状況を細かく描いているし、とても丁寧に作っています。

 面白かったですよ。
 超お勧めです。

 
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