闇に隠れて生きる♪

　本日９月１３日は、ハドリアヌスの長城の建設が始まった日で、貞治の変が起こった日で、越後守護代・長尾為景が守護・上杉房能を急襲して為景が越後の実権を握った日で、フランス王ルイ１６世が１７９１年憲法を承認した日で、蘭学者・佐藤泰然が佐倉に病院兼蘭医学塾「順天堂」を創立した日で、天津で日清修好条規が調印された日で、明治天皇の大葬が行われた日で、スペインでバルセロナ総督ミゲル・プリモ・デ・リベラが軍事クーデターを起こした日で、ドイツ軍がスターリングラード市街地への突入を開始した日で、ニューギニア島の日本軍第１８軍司令官安達二十三陸軍中将がウオム岬飛行場でオーストラリア軍への降伏文書に署名した日で、日本軍第２９軍司令官石黒貞蔵陸軍中将がクアラルンプールで英印軍第３４軍団に対する降伏文書に署名した日で、昭和電工事件で東京地検が福田赳夫大蔵主計局長を逮捕した日で、立川基地拡張のための強制測量で反対地元同盟・支援労組・学生と警官隊が衝突した日で、クーデターに失敗した林彪と家族・側近らが飛行機でソ連へ逃亡中にモンゴル人民共和国内の砂漠で墜落死した日で、新左翼系団体・日本赤軍がハーグでフランス大使館を占拠した日で、マザー・テレサのインド国葬が行われた日です。

　本日の倉敷は曇り空でありましたよ。
　最高気温は二十八度。最低気温は二十四度でありました。
　明日は予報では倉敷は雨のち曇りとなっております。お出かけの際はお気を付けくださいませ。




　先日の事。
　仕事帰りで街灯の無い暗闇の道をとぼとぼと歩いていると横から猫様が私に突っ込んできました。
　ひらりとかわして事なきを得ましたが、猫様、な、何をなさる？？

　猫様は何かから逃げていたやうで私には気が付かなかった御様子。
　私は存在感を消すことにかけては倉敷でも有数の者だからなあ。
　夜道でついうっかり存在感を消してしまったのは良くなかったですね。
　しかも私は全身黒か黒に近い色の服を着ていることが多くその日も全身黒の服。
　夜に黒の服で闇に紛れ夜に溶け込んで存在感を消していたら猫様でも気が付かないだろうなぁ。
　これは私が悪い。
　猫様。申し訳ないです。　

　安全の為にも存在感を出さなければならないところは存在感をもう少し出さなければなるまい。と思っているところなのでございます。

『後宮小説』／酒見賢一

　昨日の夜は、酒見賢一の小説『後宮小説』を読み返していました。

　１７世紀。
　素乾国の皇帝・腹宗が崩御する。
　新帝が即位し後宮の人員が入れ替わることになった。
　大々的に宮女の募集が行わる。
　主人公の銀河はこの宮女募集に応募して後宮の教育機関である女大学で学ぶことになった。
　その女大学では……。

　１９８９年の第一回日本ファンタジーノベル大賞の大賞を受賞した作品です。


　格調高く中国の史書風の文章で細部はとても細かくしかも正しいのだけれども全体像はファンタジー、という実にアクロバティックな志の高いファンタジーなのです。
　ファンタジー要素が全く無く歴史小説を読んでいるような感覚にさせておいてファンタジーなのです。

　後宮を舞台にして、国家が滅亡するということ、それでも続くもの、を軽やかに爽やかに描いています。
　面白いですよ。
　超傑作です。
　お勧めでありますよ。

全ての権利は責任を全ての機会は拘束を全ての所有は義務を暗示する。

　「台湾は国家ではない」という発言や記事は全くの暴論で、今まで苦労して繊細な問題を上手く処理してきた人達の労力を馬鹿にするような話だし、台湾の人達を侮辱している。
　しかもこの発言やメディアでの記事が、台湾メディアで報道されはじめた。
　自分達を否定され侮辱されるような発言や記事に対して台湾の人達が怒るのは当たり前である。

　この発言や記事が台湾と日本の間で問題になる可能性が出てきたのだけれども、おそらく件の政治家や日本メディアは問題化した場合に問題に対処する能力がない。
　問題化した場合は件の政治家や日本のメディアとは全く別の人達が大勢動いて対処することになる。
　問題を起こしておいて後始末をさせてもらえない。
　それでよいのか？
　野党第一党の党首を目指す人がそれでよいのか？ 日本の超有名メディアがそれでよいのか？

　訂正はしないの？
　せめて訂正はしないとまずいんじゃないの？