禁断の甘き匂いは禁断を犯さないかぎりかぐことはできない。

　本日９月２６日は、イギリスの海賊フランシス・ドレークが世界一周を達成した日で、オスマン帝国の火薬庫として使われていたパルテノン神殿がヴェネツィア共和国軍の砲弾により爆発炎上した日で、ニュージーランドとニューファンドランドがイギリス連邦内の自治領となり事実上独立した日で、最初の復員船・高砂丸が中部太平洋メレヨン島からの復員兵1,628人を乗せて別府港に入港した日で、伊勢湾台風が潮岬に上陸した日で、ジョン・F・ケネディとリチャード・ニクソンの間でアメリカ大統領選史上初のテレビ討論が行われた日で、厚生省が発見から13年目で水俣病と新潟水俣病を公害病として認定した日で、中華人民共和国とイギリスが1997年の香港返還に合意し仮調印した日で、人工生態系を維持する実験バイオスフィア2の最初のミッションが開始された日で、十勝沖地震が発生した日です。

　本日の倉敷は雨のち曇りでありました。
　最高気温は二十八度。最低気温は二十二度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れのち曇りとなっております。



　或る夜の事。

　狐は先輩と一緒に或るパブリック・ハウスのカウンター席に腰をかけて、絶えずミルクを舐めてゐた。
　狐は余り口をきかなかつた。が、先輩の言葉には熱心に耳を傾けてゐた。
　「ぶつちやけても良いかね？」
　先輩は頬杖をしたまま極めて無造作に私に質問をした。
　厭です。私は聞く必要が無いことは聞かない主義です。聞きたくないです。
　「私は異性の匂ひに反応してしまう匂ひフエチの人なのです」
　先輩は私の言葉を無視してぶつちやけます。突然何を告白してるんすか。異性の匂ひ？？？
　「顔とか性格とかは関係無くある種の匂ひを持つ人にどうしやうもなく惹かれてしまうのです」
　そんな生々しい話は聞きたくないです。
　「因みにどのやうな匂ひかといふと……」
　止めてください。後生ですから。
　先輩は狐の言葉を無視して滔々と自身が惹かれる匂ひについて語つた。
　狐は余り口をきかなかつた。が、先輩の言葉には密かに熱心に耳を傾けてゐた。
　先輩はうつとりと夢見るような表情で語り続けている。
　先輩の心は私の知らない世界へ神々に近い世界へと飛翔したのかもしれない。
　狐は絶えずミルクを舐めながら先輩の表情を見てゐた。

　そのパブリック・ハウスは極小さかつた。
　しかしパンの神の額の下には赫い鉢に植ゑたゴムの樹が一本、肉の厚い葉をだらりと垂らしてゐた。

『瑠璃と料理の王様と』第３巻／きくち正太

　昨日の夜はゲーム『LIGHTNING RETURNS FINAL FANTASY XIII』で遊んだ後に、きくち正太の漫画『瑠璃と料理の王様と』の第３巻を読んでいました。

　北大路大観の右腕として誰もが憧れる鉄壁の才女・川反梨乃は、食堂の女主人で女子大生の花畑瑠璃を敵視している。
　北大路大観が主催する料理王國の第一室長でブランド“TAIKAN”チーフプロデューサー。
　そんな彼女も秘密にしているが苦手にしていることがある……。






　技術を持っていることは当たり前で、その技術を使って何をするのか？ というお話ですね。
　目的の為に技術を磨くのですが或いは知識を習得するのですが、技術を磨いているうちに知識を習得するうちに本来の目的が何処かに行ってしまう。
　よくあることなので心したいところであります。

　気になるヒキで３巻は終了。
　続きが楽しみです。

君が生まれる前の物語

　昨日の夜は、ゲーム『LIGHTNING RETURNS FINAL FANTASY XIII』で遊んでいました。　
　ＦＦ１３三部作のラストの作品であります。
　ゲーム『第３次スーパーロボット大戦Ｚ 時獄篇』も遊んでいて２周目の途中ではあるのですが、『LIGHTNING RETURNS FINAL FANTASY XIII』を始めてしまいました。

　ノーマルモードで一度クリアをして、ハードモードに挑戦。
　ブーニベルゼ＋と対戦して上手く倒せず手詰まりになってしまったので、転生しました。てへ。
　イージーモードでステイタス上げの修行をして、ある程度ステイタスがあがったのでイージーモードで最後まで進めています。
　最終日に突入。

　絶滅することができるモンスターを絶滅に追い込んだ後に、神様と対決。
　魔法耐性１００％のウェアにリベンジオブカオスを装備させる。こいつでブーニベルゼ＋の第２形態のノックアウトを狙う。
　他のウエアは密林の狩人とフェイタルモンク。アルテミスピアスと旋風脚でブーニベルゼ＋のＨＰを削る。
　エーテルをたくさん準備してあるしステイタスはかなり上げたし何とかなるだろと思いながら、「やぁやぁ、我こそは閃光のライトニングさんなり！ いざ尋常に勝負！」と神様に斬りかかったのです。


　第１形態ほぼ瞬殺。
　さすがに第２形態はガードの上から刺しても効かなかったけれども、思っていた以上にあっさりとノックアウトに成功しました。
　その後はアルテミスピアスと旋風脚であっさりと撃破。
　うおっし！
　イージーモードでこの状態ならハードモードでもいけるかな？

　ハードモードに再挑戦するかどうか迷っているところなのでございます。

昔之善戦者 先為不可勝 以待敵之可勝

　昨日は明治安田生命Ｊ２は第３３節の日。
　我らがファジアーノ岡山はホームのシティライトスタジアムでV・ファーレン長崎様と対戦でありました。
　結果は０-０で引き分けでありました。




　この時期になると各チームの目標ははっきりと具体的になってきます。そして意図が鮮明になってきます。
　対戦ではその意図や意思のぶつかり合いとなるのですが、妙にその意図や意思が悪い意味で噛みあってしまって動かない試合になったりします。
　奇妙な均衡状態に入ってしまうとそれを打ち破るには並々ならぬ勇気と知性が必要となります。

　ホームの試合で悔しい引き分け。
　でも私達は今の時期にホームの試合で引き分けて悔しいと言える位置につけているのです。
　もっともっとこの状況を味わいつくして楽しんでいきましょう。

　することは実は最初から変わりません。
　目の前の一戦に集中して挑戦者らしく謙虚に大胆に勇気を持って繊細に勝ち点３を奪うことに集中すること。
　結果はその積み重ねなのですから。

　Ｊ１に行きましょう！
　期待していますよ！