狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

もし道に迷ったら一番よいのは猫についていくことだ。猫は道に迷わない。

2017年03月09日 21時10分47秒 | VSの日記





 本日3月9日は、古事記が完成して元明天皇に献上された日で、アダム・スミスが『国富論』の初版を刊行した日で、ナポレオン・ボナパルトがジョゼフィーヌ・ド・ボアルネと結婚した日で、合衆国最高裁判所がアフリカから連れて来られてアミスタッド号で反乱を起こしたアフリカ人達が法的には奴隷ではなく自由の身であると認定した日で、寺田屋に投宿していた坂本龍馬が伏見奉行の襲撃を受けた日で、壬申戸籍が完成した日で、ニューディール政策の基本15法が成立した日で、衆議院議員で鐘淵紡績前社長の武藤山治が失業者により銃撃された(翌日死亡)日で、社会党訪中使節団長の浅沼稲次郎が「アメリカ帝国主義は日中人民共同の敵」と発言して問題化した日で、富山県神通川流域のイタイイタイ病の患者・遺族が原因企業の三井金属鉱業に損害賠償を提訴した日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十一度。最低気温は一度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。




 私は方向音痴である。方角が把握できない。
 くるりと回ると東西南北がとんと見当がつかぬ。
 それ故すぐ道に迷う。

 しかし方向音痴の弊害は道に迷うことだけではない。
 方向音痴な者は道を訊ねられた時に上手く説明できない。
 場所を知っていても説明すべき方角が咄嗟に分からないのでしどろもどろになってしまうのだ。



 私は倉敷美観地区内のお店に勤めている。
 倉敷美観地区内のお店に勤めていると、よくお客様から道を訊ねられる。
 そこで「知らん」などと答えたら、周囲の人達に即座に私は細切れにされて鯉の餌にされてしまうだろう。
 私はまだ鯉の餌にされたくない。
 当然のことながらお客様から道を訊ねられたら懇切丁寧にお答えしている。
 しかし最初の頃は道を説明してもお客様に「?」な顔をされることが多かった。上手く説明できていなかったのだろう。
 今は主要な場所は分かりやすく簡潔にお答えできるようあらかじめ文を練って暗記している。
 それ以外の場所はお店の中にいる時なら無料で配布されている地図をお客様に渡して現在地と目的の場所を示して説明している。



 先日。仕事が終わって倉敷美観地区をとぼとぼと歩いてきた時のこと。
 見知らぬ人に道を訊ねられた。
 勤め先のお店から主要な場所に行く道を訊ねられたなら説明は出来るようになってはいた。
 しかし方向がぐるんと変わっていて東西南北が分からない……。orz。
 そもそも私はどのように道を説明したら分かりやすく分かってもらえるかが分かっていない。多分。

 必死になって説明したのだがあのお方は分かってもらえたのだろうか?
 それとも「こやつは駄目な奴だ」と思われてしまっただろうか?
 にっこり笑顔で礼を言われたのだが。
 あの説明で大丈夫だったのだろうか? 


 道を訊ねられて上手く答える事が出来なかったときは、ちょっぴり凹んでしまう。
 あくまでちょっぴりだ。


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善人はこの世で多くの害を成す。彼らが成す最大の害は人々を善人と悪人に分けてしまう事だ。

2017年03月09日 18時48分52秒 | その他の日記




 朝日新聞社を筆頭に各メディアや某漫画で盛んに煽っていたあの鼻血の話は何だったのだろ?

 短時間に大量の被曝をしたのならば、体中の様々な粘膜から出血するので鼻血だけではない。なのであの鼻血騒ぎの話とは違う。そんな話は聞かない。
 そして鼻血だけで終わるなら特に心配する必要はない。健康に重大な問題が発生したという話も聞かない。

 朝日新聞社を筆頭に各メディアや某漫画の原作者は盛んに煽っていたけれども、その後のことを調べてきちんと専門家に調べてもらってそれを記事にして作品にして発表したっけ?
 恐怖を煽るだけ煽って後は野となれ山となれ?
 それで現実には困っている人がたくさんたくさん存在しているのだけれども、その人達を助ける気は微塵も無し?

 チェルノブイリの教訓に、膨大な除染の負担や恐怖感による社会混乱やデマによる風評被害や避難者のストレスなどがあるのだけれども、私達はそれらの教訓を活かすことは出来ませんでした。
 「東北地方は人が住めなくなる」とか「関東地方も人は住めなくなる」とか「放射能が来る」とか述べて散々恐怖を煽っていた人達やメディアがもたらした風評被害は全世界に広まってしまい甚大な被害となっています。
 そして、無責任に煽るだけ煽った人達はメディアは、被災地とそれ以外の地域の対立を煽り人々の間に分断をもたらしました。

 朝日新聞社を筆頭に各メディアや某漫画で盛んに煽っていたあの鼻血の話は何だったのだろ?
 メディアのお金儲けに私達は利用されたって事なのでしょうか?
 うんざりしているところなのでございます。


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『涙香迷宮』/竹本健治

2017年03月09日 17時39分45秒 | 小説・本に関する日記





 昨日は、竹本健治の小説『涙香迷宮』を読んでいました。

 牧場智久は、史上最年少で本因坊を獲った囲碁棋士。
 幼い頃から事件に巻き込まれ或いは首を突っ込みIQ208の頭脳を使って事件を解決に導いている。

 ある日、智久が旧知の刑事と殺人事件が発生した。
 旅館の一室で碁盤に突っ伏して老人が死んでいる……。

 智久の彼女である武藤類子はミステリー・ナイトで黒岩涙香の研究家・麻生と出会う。
 麻生に日本のミステリの父である黒岩涙香の隠れ家が見つかったという知らせが入り、興奮気味にそのことを類子に知らせる。
 涙香の残した暗号を解いた人がいて、それは……。

 牧場智久・武藤類子シリーズのミステリであります。




 いろは四十八文字を一度ずつ全て使って作る「いろは歌」が四十八首登場します。
 その四十八首が暗号のベースとなっていてさらに二重三重の暗号が登場します。
 言葉の超絶技巧でありますよ。
 凄い凄い!

 面白かったですよ。
 興奮いたしました。

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