本日3月9日は、古事記が完成して元明天皇に献上された日で、アダム・スミスが『国富論』の初版を刊行した日で、ナポレオン・ボナパルトがジョゼフィーヌ・ド・ボアルネと結婚した日で、合衆国最高裁判所がアフリカから連れて来られてアミスタッド号で反乱を起こしたアフリカ人達が法的には奴隷ではなく自由の身であると認定した日で、寺田屋に投宿していた坂本龍馬が伏見奉行の襲撃を受けた日で、壬申戸籍が完成した日で、ニューディール政策の基本15法が成立した日で、衆議院議員で鐘淵紡績前社長の武藤山治が失業者により銃撃された(翌日死亡)日で、社会党訪中使節団長の浅沼稲次郎が「アメリカ帝国主義は日中人民共同の敵」と発言して問題化した日で、富山県神通川流域のイタイイタイ病の患者・遺族が原因企業の三井金属鉱業に損害賠償を提訴した日です。
本日の倉敷は晴れていましたよ。
最高気温は十一度。最低気温は一度でありました。
明日も予報では倉敷は晴れとなっております。
私は方向音痴である。方角が把握できない。
くるりと回ると東西南北がとんと見当がつかぬ。
それ故すぐ道に迷う。
しかし方向音痴の弊害は道に迷うことだけではない。
方向音痴な者は道を訊ねられた時に上手く説明できない。
場所を知っていても説明すべき方角が咄嗟に分からないのでしどろもどろになってしまうのだ。
私は倉敷美観地区内のお店に勤めている。
倉敷美観地区内のお店に勤めていると、よくお客様から道を訊ねられる。
そこで「知らん」などと答えたら、周囲の人達に即座に私は細切れにされて鯉の餌にされてしまうだろう。
私はまだ鯉の餌にされたくない。
当然のことながらお客様から道を訊ねられたら懇切丁寧にお答えしている。
しかし最初の頃は道を説明してもお客様に「?」な顔をされることが多かった。上手く説明できていなかったのだろう。
今は主要な場所は分かりやすく簡潔にお答えできるようあらかじめ文を練って暗記している。
それ以外の場所はお店の中にいる時なら無料で配布されている地図をお客様に渡して現在地と目的の場所を示して説明している。
先日。仕事が終わって倉敷美観地区をとぼとぼと歩いてきた時のこと。
見知らぬ人に道を訊ねられた。
勤め先のお店から主要な場所に行く道を訊ねられたなら説明は出来るようになってはいた。
しかし方向がぐるんと変わっていて東西南北が分からない……。orz。
そもそも私はどのように道を説明したら分かりやすく分かってもらえるかが分かっていない。多分。
必死になって説明したのだがあのお方は分かってもらえたのだろうか?
それとも「こやつは駄目な奴だ」と思われてしまっただろうか?
にっこり笑顔で礼を言われたのだが。
あの説明で大丈夫だったのだろうか?
道を訊ねられて上手く答える事が出来なかったときは、ちょっぴり凹んでしまう。
あくまでちょっぴりだ。