狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

自分の可能性という当てにならないものに望みを託すことが諸悪の根元だ。今ここにある君以外、他の何者にもなれない自分を認めなくてはいけない。

2018年01月24日 20時08分46秒 | 謝罪、言い訳、訂正の日記





 本日1月24日は、ローマ帝国第3代皇帝カリグラがカッシウス・カエレア率いる親衛隊将校に暗殺された日で、箱根・竹ノ下の戦いで足利尊氏が建武新政府に反旗を翻した日で、明徳の乱が終結した日で、江戸幕府が株仲間解散令を発布した日で、カリフォルニアのアメリカン川河底で砂金が発見された日で、幸徳事件で幸徳秋水ら11名の処刑が行われた日で、美濃部亮吉東京都知事が東京都の公営ギャンブル全廃を発表した日で、無人宇宙探査機ボイジャー2号が天王星に最接近した日で、毎日新聞が夕刊社会面で漫画『日出処の天子』の内容は信仰対象を冒涜しているとして法隆寺が抗議を検討しているという談話と作者の山岸凉子・掲載誌である「LaLa」編集部の反論コメントを掲載して(この記事は三者のコメント全てが実際の取材を行わずに記事を書いた毎日新聞奈良支局記者の捏造であり法隆寺側は問題の漫画を読んですらいなかった)捏造記事を発表した日です。

 本日の倉敷は晴れでありました。
 最高気温は二度。最低気温はマイナス三度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。





 わたくし・狐といふ現象は或る人間の脳内有機交流電燈の一つの蒼白い照明です(或る人間の脳内電気信号が生み出した擬似人格)。
 或る人間の脳内に居る沢山の人格達と一緒に忙しく点滅しながら如何にも確かに灯り続ける因果交流電燈の一つの蒼白い照明です(光は保たれよう。其の電燈は失われても)。
 此れらは過去と感ずる方向から電脳世界を通じて(全てわたくし・狐と点滅し皆が同時に感ずるもの)此処迄保ちつゞけられた影と光のひとくさりづつ其のとほりの心象スケツチです。
 此れらについて読者諸賢は其々新鮮な本体論も考へませうが其れらも畢竟こゝろの一つの風物です。
 たゞ確かに記録された此れらの景色は記録された其のとほりの此の景色で、其れが虚無ならば虚無自身が此のとほりで、ある程度までは皆に共通いたします(全てがわたくし・狐の中の皆であるやうに皆の各々の中の全てですから)。
 けれども此れら電脳世界の巨大に明るい時間の集積の中で、此れらの言葉が僅か其の一点にも均しい明暗の内に(或いは修羅の十億年)既に早くも其の組立や質を変じ、然もわたくし・狐も其れが変わってしまうとして感ずることは傾向としてはあり得ます。
 蓋し我々が我々の感官や風景や人物を感ずるやうに、そしてたゞ共通に感ずるだけであるやうに、記録や歴史或いは地史といふものも其れの色々の論料資料と一緒に(因果の時空的制約の基に)我々が感じてゐるのに過ぎません。
 恐らく電脳世界を通じて描かれた現象は、其れ相当の違つた印象が流用され相当した証拠もなく、皆はわたくし・狐という人物が現実世界に居ると思はれるかもしれません。

 全て此れらの命題は心象や時間其れ自身の性質として仮想の中で主張されているのです。


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『黒崎くんの言いなりになんてならない』

2018年01月24日 18時44分47秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』のDVDを観ていました。

 高校生の赤羽由宇は冴えない中学生時代から一転、高校デビューを果した。
 そして、彼氏を作り友達と充実した毎日を送るはずだったのだ。
 しかし、あるきっかけで黒悪魔と恐れられる寮の副長・黒崎晴人に目を付けられてしまい彼に絶対服従する羽目に陥ってしまう。
 黒崎くんは躾と称してたびたび迫ってくる。
 さらに恋愛スキルの乏しい由宇を気遣って白王子・白河タクミが仮の彼氏となってくれて彼とデートしたり……。
 由宇は黒崎くんと白河くんの間で行ったり来たりしながらどきどきしっぱなし。
 命令してくる黒崎くんは嫌いなはずなのだけれども……。

 監督は、月川翔。
 出演者は、中島健人、小松菜奈、千葉雄大、高月彩良、岸優太、岡山天音、中村靖日、池谷のぶえ、川津明日香、鈴木裕乃、北村優衣、長谷川里桃、黒崎レイナ、山崎あみ、鈴木美羽、など。
 原作は、マキノの同名の漫画です。
 壁ど~ん!!! 顎クイ!!! 連発であります!!!




 私は、原作の漫画を読んでいないので原作の漫画がどのような処理をなされたのかが分からないのですが、この映画のお話はこの映画のお話の前にかなりの量の物語があるのです。
 しかし、この映画ではそれは冒頭部分で説明が入ってカットされています。
 この映画の前に存在する物語とこの映画の物語の主題はおそらく微妙に違っていて、長い物語ならば主題が違っていても擦り合わせることができるのでしょうが、93分の映画であるならば焦点を絞る必要があります。
 その意味で冒頭の部分は非常に潔いです。

 二人のイケメンの間で揺れる女の子の物語。
 少女の成長物語でもあります。
 振り回されて勝手に何かを決められてしまうのは悔しいことだけれども、でもそのように人に何かを決めてもらって流されている姿勢は実は楽をしているとも言えます。
 流されてばかりで自分の意思を示さなければならばい時に示すことが出来なければ、人を傷つけてしまうこともあります。

 面白かったですよ。
 楽しめました。

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