『ゲット スマート』

　昨日の夜は、映画『ゲット スマート』のＤＶＤを観ていました。




　冷戦時代に活躍した米国秘密諜報機関・コントロールは、冷戦の終結時に公には解体されたことになっていた。
　しかし、現在も存続していて活動を続けていた。

　主人公のマックスウェル・スマートは、「コントロール」の情報分析官。
　情報分析のスペシャリストで上司からその能力を高く評価されている。
　しかし彼は現場エージェントになって昇進したいと思っている。
　試験を受けて合格してエージェントになれると思っていたが、情報分析能力を買われてエージェントへの転属は見送り。昇進も見送り。
　がっかりしていたのだけれども……。
　「コントロール」の本部が襲撃される。本部は破壊されて現場エージェント全員の個人情報が奪われてしまう。
　情報分析官だった為に情報が無事だったマックスはエージェントに抜擢されて、整形手術を受けたばかりで顔が知られていないエージェント９９と組んで「コントロール」の本部を襲撃した組織を追うことになった……。

　監督は、ピーター・シーガル。
　出演者は、スティーヴ・カレル、アン・ハサウェイ、ドウェイン・ジョンソン、アラン・アーキン、テレンス・スタンプ、マシ・オカ、ネイト・トレンス、ケン・デイヴィシャン、ダリープ・シン、テリー・クルーズ、デヴィッド・ケックナー、ケリー・カーバッツ、ビル・ロマノウスキー、リンジー・ホリスター、タチアナ・カブロヴァ、デヴィッド・Ｓ・リー、パトリック・ウォーバートン、スティーブン・ダンハム、ジェフ・ピアソン、ジェームズ・カーン、ビル・マーレイ、ラリー・ミラー、ケヴィン・ニーロン、デヴィッド・ファブリツィオ、ジェーン・ギルクリスト、マイク・アクロウィ、ブレイク・クラーク、マシュー・グレイヴ、など。

　スパイ・アクション・コメディ映画です。



　コメディでスパイ映画のパロディなのだけれども、しっかりとスパイ映画としてお話を作っています。
　土台をしっかりと作った上でコメディの笑いを乗せているので、安心して観ることが出来ます。
　６０年代に作られたテレビシリーズ『それ行けスマート』の映画化らしいのでテレビシリーズをふまえた上での部分は分からないのですが、ドタバタなコメディとドキドキの展開が絡まって楽しかったです。
　アン・ハサウェイというお方はこんな役も演じるんですね。ノリノリで楽しそうでした。

　面白かったですよ。

リスクなき構想は必ず失敗する。成功の可能性は必要だが等しく失敗の可能性も必要なのだ。

　明日は明治安田生命Ｊ２は第３節の日。
　我らがファジアーノ岡山は、ホームのシティライトスタジアムでセレッソ大阪様と対戦いたします。
　キックオフは１４時です。



　皆様。ｖｓセレッソ大阪様でありますよ！超巨大戦力で何でＪ２で戦っているのか分かんないセレッソ大阪様との対戦ですよ！
　あのフォルラン様がＣスタでプレイしちゃいますよ！ Ｗ杯南アフリカ大会の得点王でＭＶＰのフォルラン様がＣスタでプレイしちゃいますよ！
　元ドイツ代表のカカウに、山口蛍・扇原貴宏・玉田圭司・茂庭照幸・橋本英郎・関口訓充・キムジンヒョンなどなど。何やねん！ この戦力は！
　一昨年のガンバ大阪様も凄い戦力だったけれども、今季のセレッソ大阪様もＪ２にいたらあかんやろってレベルの戦力ですよ！ 今季のＪ２は混沌としているけれども、ぶっちぎりで優勝する可能性があるセレッソ大阪様ですよ！
　そんなチームと対戦しちゃうのですよ！ Ｃスタで！
　これはお祭りですな？ お祭りでありますな？
　皆様。お祭りは存分に盛り上げて楽しんじゃいましょう！

　そして、明日はホームの試合です。
　お相手のセレッソ大阪様は惚れ惚れするほどの超巨大戦力ではありますが、何とかしちゃいましょう！ ファジアーノを後押しして何とかしちゃいましょう！

　セレッソ大阪様の選手の個々の能力は凄まじいものがありますが、セレッソ大阪様を個々に寸断して集団で戦えば勝機はあります。
　あるはずです。あるよな？

　楽しみな一戦です！
　ファジアーノがＪ１を目指すのならセレッソ大阪様との対戦で色々なことが見えてくるやうな気がします！
　どんどんチャレンジしませう！ 勇気を持ってどんどんチャレンジしませう！
　失敗してもよいよ。
　実戦で挑戦してみないと分からないことは今の内に全部試しておきましょう！
　でもって明日は是非とも勝ちましょう！

　明日は楽しい試合を期待していますよ！

喇叭水仙（ラッパズイセン）その３。

　本日３月１９日は、天武天皇が飛鳥浄御原令の制定を命じた日で、崖山の戦いでモンゴルによって南宋が滅亡した日で、太平天国軍が江寧（南京）を陥落させて天京と改称して首都とした日で、アドルフ・ヒトラーが焦土作戦を敢行するためにドイツ国内のインフラの破壊を指令した日で、欧州共同体６か国の変動相場制への移行が決定してスミソニアン体制が崩壊した日で、フォークランド紛争が始まった日で、アナコンダ作戦が終了した日で、イラク戦争が開戦した日です。

　本日の倉敷は雨のち曇りでありましたよ。
　最高気温は十五度。最低気温は十三度でありました。
　明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。




　上の写真に写っているお花は、「喇叭水仙（ラッパズイセン）」です。
　喇叭水仙のお花に関しては、よろしかったら２０１４年４月４日の記事や２０１０年４月２日の記事も御覧くださいませ。
　２０１４年と２０１０年の喇叭水仙のお花の記事です。


　喇叭水仙のお花の花言葉は、「片思い」です。

『偽物語』ＤＶＤ第一巻＆第二巻＆第三巻

　昨日の夜は、アニメーション『偽物語』のＤＶＤの第一巻と第二巻と第三巻を観ていました。
　原作の小説『化物語』シリーズでは、「化物語」・「傷物語」の次の物語が「偽物語」となります。
　ＤＶＤの第一巻から第三巻までは「かれんビー」、第四巻と第五巻は「つきひフェニックス」となっています。

　原作の小説を読んでいる時はあまり気にしなかったけれども、大胆な構成だなぁ。
　脱線と暴走を前面に出しておりますね。
　固くて重いテーマが芯にあるのだけれども、エンターテイメントとして楽しんで作っているやうです。
　副音声＆裏音声はさらに暴走。脱線しまくりで楽しいです。

　『化物語』を観ていないと理解しにくいお話なのでいきなり『偽物語』を観るのはお勧めしません。

　『偽物語』前編「かれんビー」。面白かったですよ。
　続きの『偽物語』後編「つきひフェニックス」を観ようと思っております。

過去も未来も存在せず、あるのは現在という瞬間だけだ。

　本日３月１８日は、ローマ皇帝アレクサンデル・セウェルスと母のユリア・マメアがマクシミヌス・トラクスにより暗殺された日で、エルサレムに入城した神聖ローマ皇帝フリードリヒ２世が聖墳墓教会でエルサレム王として戴冠した日で、フランス国王フィリップ４世の命で捕えられたテンプル騎士団団長ジャック・ド・モレーが宗教裁判で異端とされて焚刑に処せられた日で、パリの民衆がアドルフ・ティエールの臨時政府に対し武器をとって蜂起した日で、ハワイ王国がアメリカ合衆国に対して独占的な通商権を与える条約を結んだ日で、ギリシャ国王ゲオルギオス１世が暗殺された日で、北京の段祺瑞政府打倒を叫ぶ民衆のデモに対し政府軍が発砲した三・一八事件が起きた日で、メキシコが国内にある外国所有下の石油資源をすべて国有化した日で、ナチス・ドイツ軍がハンガリーを占領した日で、早川電機とソニーが商用化された製品としては初の電子式卓上計算機を発表した日で、岡山県岡山市の原尾島交差点に点字ブロックが世界で初めて設置された日で、カンボジアでロン・ノル首相のクーデタによりノロドム・シアヌーク皇太子が亡命した日で、ＯＰＥＣ諸国が五か月に渡り続けていたアメリカ・ヨーロッパ・日本への石油輸出禁止措置を解除した日で、江崎グリコ社長が西宮市の自宅から「かい人21面相」に誘拐された日です。

　本日の倉敷は晴れのち曇りのち雨でありました。
　最高気温は十六度。最低気温は十度でありました。
　明日は予報では倉敷は雨が降ったりやんだりするとなっております。


　本日は私はお仕事がお休みの日でありました。
　露呈していた幼児がもとい固定していた楊枝がもとい予定していた用事が突然キャンセルになり朝から呆然としておりました。
　あまりにも呆然としすぎて「今日は何をしていたのか？」を全く覚えていません。先ほど我に返りました。

　おぉ。見事に休日を無駄に過ごしてしまったぜ。
　素晴らしい！ これぞ真の休日の過ごしかたと言えましょう！
　蓄積されたものなど何もありませんが、よい。すべてこれで良い。

　現在、見事な休日の過ごしかたに我ながら惚れ惚れといたし絶賛自画自賛中なのでございます。

『ほとりの朔子』

　昨日の夜は、映画『ほとりの朔子』のＤＶＤを観ていました。

　大学受験に失敗してふらふらしていた朔子は叔母の海希江の提案で夏の終わりの２週間を海辺の街で過ごすことになった。
　彼女は、近所に住む兎吉や兎吉の娘・辰子や兎吉の甥・孝史らと出会う。
　大学受験のことは忘れて朔子は海辺の街でのんびりと過ごす。のだが……。

　監督は、深田晃司。
　出演者は、二階堂ふみ、鶴田真由、太賀、古舘寛治、杉野希妃、大竹直、小篠恵奈、渡辺真起子、松田弘子、想田和弘、志賀廣太郎、など。



　当然のことではあるのだけれども、この世には完全なる善とか完全なる悪とかは存在していない。
　どんなものもどのような者も良いものと悪いものを混在させていて、何かを選ぶことはそれに含まれている良いものと悪いものを丸ごと選ぶことになる。
　なので何かを選択する時、多くの人は迷ってしまう。或いは都合の悪い部分に目をつむる。
　何も選ばないということも選択の一種で良い面と悪い面がある。

　モラトリアムな状態となった者が、何かを選んじゃった者を見つめて観察するお話かな？
　良いことと悪いことの両面を丸ごと理解している人もいるし、そうでない人もいる。

　下世話なお話なのだけれども普遍的なお話にも解釈できそう。
　説明的ではなく押しつけがましさはありません。

　役者の力を存分に引き出している映画ですね。
　役者に力がないとこの映画は失敗してしまう。役者の魅力を存分に引き出しています。

　面白かったですよ。

菫（スミレ）その７。

　本日３月１７日は、ムンダの戦いでユリウス・カエサルが元老院派の軍を破った日で、クライシュ族率いるメッカとムハンマドを受け入れたメディナがバドルで激突したバドルの戦いがあった日で、イングランド王エドワード３世が長男エドワード黒太子のためにコーンウォール公を創設した日で、フランスの帝政移行でイタリア共和国で大統領ナポレオン・ボナパルトがイタリア王として即位してイタリア王国に移行した日で、サルデーニャ王ヴィットーリオ・エマヌエーレ２世がイタリア王国の成立を宣言した日で、愛国社第四大会で愛国社を改称して国会期成同盟が成立した日で、ベネルクス３国とイギリス・フランスの間でＮＡＴＯの前身となるブリュッセル条約が調印された日で、インドのジャワハルラール・ネルー首相が米ソどちらの陣営に属さない非同盟外交の声明を発した日で、カリフォルニア大学バークレー校のグレン・シーボーグらが９８番元素の合成に成功したと発表した日で、「『ポタラ宮やダライ・ラマ１４世を爆撃する』と脅した中国共産党人民解放軍がダライ・ラマ１４世を誘拐する」という噂が広がって人々が宮殿を取り囲んだチベット蜂起でダライラマ1４世テンジン・ギャツォがチベットからインドへ逃れた日（この出来事で約８６０００人のチベット人が中国人民軍に殺されたとされている）で、ブエノスアイレスのイスラエル大使館で自爆テロ（２９人死亡）があった日で、アメリカ大統領ジョージ・Ｗ・ブッシュによるイラク大統領サッダーム・フセインへの最後通牒演説が行われた日です。

　本日も倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は十八度。最低気温は六度でありました。
　明日は予報では倉敷は曇りのち雨となっております。


　上の写真に写っているお花は、菫（スミレ）です。

　菫のお花に関しては、２０１４年３月２７日の記事や２０１３年４月１０日の記事や２０１２年４月２２日の記事や２０１１年４月２８日の記事や２０１０年４月１２日の記事や２００９年４月１０日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
　２０１４年と２０１３年と２０１２年と２０１１年と２０１０年と２００９年の菫のお花の記事です。


　菫のお花の花言葉は、「誠実」ですよ。

『フォート・サガン ―サハラ、そして愛―』

　昨日の夜は、映画『フォート・サガン ―サハラ、そして愛―』のＤＶＤを観ていました。

　１９１１年。
　フランス第三共和国時代のフランス領アルジェリアの首都アルジェが舞台。
　陸軍中尉シャルル・サガンは遊牧民の部隊を率いて戦闘訓練に励む毎日を送っていた。
　名門サンティレット家の令嬢マドレーヌから秋波を送られていたが、身分違いで彼女の想いに応えることができない。
　ある日、サガンにサハラ砂漠への出動命令が下る。
　上司であるドブルイユ大佐と共に辺境の地タマンラセトに赴いて、離脱した現地の有力な族長達を再びフランス側に引き戻すのが任務となる。
　やっとのことでワティーニの砦に辿りつくが、大佐はサガンに休むひまも与えずメカラ探索のため新しいラクダの準備を命じる……。

　監督は、アラン・コルノー。
　出演者は、ジェラール・ドパルデュー、ソフィー・マルソー、カトリーヌ・ドヌーブ、フィリップ・ノワレ、ミシェル・デュショーソワ、など。

　３時間の大作で、豪華出演陣のスペクタクルロマン。
　なのだけれども……。


　登場人物達をどう描きたいのか？ この点が理解できなくて私には焦点が合いませんでした。
　例えば、二人の女の間で揺れ動く男のお話であったり捨て駒にされた男のお話であったり英雄に仕立て上げられた男の悲哀を描いたお話であったり窮地で立派な行動をした男のお話であったりするなら焦点が合いやすいのですが、何処にも焦点があっていないようで戸惑いましたよ。
　勿論、人間とは様々な面を有しているというのは分かるのですが、この映画の登場人物達は理解しづらいなぁ。上手く描けていないだけなのではないかと思ってしまいます。全部ごっちゃ混ぜにして散漫になってしまい登場人物達に感情移入しにくくなっている、ような気がします。
　ラスト前の場面で主人公が以前に付き合っていた女性と再会するシーンは、観ていて反発する人は多いのではないかなぁ？ この映画を観ている人があの場面の主人公のセリフに同意できるような描写があるならＯＫなのですが、そんな描写はないし。う～む。


　サハラ砂漠を映した画は素晴らしかったです。
　でもなぁ。お話が……。orz。
　分かりにくいお話ではないのですが、理解しづらい。う～む？
　昨夜は、首を捻って唸っておりました。
　う～む？

誠実に君の時間を利用せよ！ 何かを理解しようと思ったら遠くを探すな。

　本日３月１６日は、新バビロニア王国がエルサレムを征服した日で、カリグラがローマ皇帝に即位した日で、長屋王が謀叛の疑いで邸宅を包囲されて自害した日で、イングランドでオリバー・クロムウェルが軍を率いて長期議会を解散させた日で、スウェーデン王グスタフ３世が銃撃された（３月２９日に死亡）日で、ウィレム１世がネーデルラント連合王国の初代国王に即位した日で、世界で最も古いサッカー大会・ＦＡカップの第１回大会の決勝戦が行われた日で、『時事新報』の社説として福沢諭吉の脱亜論が掲載された日で、アーサー・エヴァンズがクレタ島のクノッソス遺跡を発掘した日で、鈴木梅太郎がビタミンＢ１の抽出に成功した日で、アドルフ・ヒトラーがドイツはヴェルサイユ条約を破棄して再軍備すると宣言した日で、衆議院本会議の国家総動員法案賛成演説で社会大衆党議員の西尾末広が「スターリンの如く大胆に」と発言して他党から問題視されて議員除名が決議された日で、片岡仁左衛門一家殺害事件が起こった日で、徳田要請問題で日本共産党書記長である徳田球一が衆議院の証人喚問を受けた日で、ベトナム戦争でアメリカ軍によるミ・ライ村虐殺事件が起きた日で、イタリアの元首相アルド・モーロが極左テロ組織「赤い旅団」により誘拐（後に殺害される）された日です。

　本日の倉敷は曇り空でありましたよ。
　最高気温は十六度。最低気温は七度でありました。
　明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。




　あんぽんたんのくせに小難しいことを考えてしまい自家中毒に陥ることがしばしあります。
　自家中毒に陥ってそれが酷くなった時は思考がループ状態となり最終的にはフリーズします。
　そんな時はカスタマーサービスに連絡せねばなりません。カスタマーサービスに連絡すると修理する人がやってきます。

　私の修理係は私がフリーズするといつも私の頭を叩いて治してしまいます。随分と乱暴なやり方ですが、治ってしまうので文句は言えません。私って私が思っている以上に単純な構造をしているのかしらん？
　故障した時に修理してくださる人が居るのは幸せなことです。
　大事にせねばなるまいな。しかし頭を叩かれるのはなぁ……。もっとデリケートなやり方で治してもらいたいものですよ。
　でも治してくださるのだから文句は言えない。
　先日も頭を叩かれました。orz。
　大事にせねばなるまい。と思っているところなのでございます。

『乱』

　昨日の夜は、映画『乱』のＤＶＤを観ていました。

　戦国時代。
　一文字秀虎は隣国の領主を招いた巻狩りの場で突然家督を嫡男に譲ることを表明する。
　彼には三人の息子がいて、長男と次男は父親を立てながらも父親の言うことに従う。
　しかし、三男の三郎は秀虎の意見に反対して秀虎の怒りを買う。
　三郎と三郎を庇った重臣の平山丹後は追放されて秀虎のもとを去る。
　三郎は隣国の領主である藤巻のもとに身を寄せ、平山は浪人の身で国に残り秀虎の身を案じる。
　楽隠居を決め込むつもりであった秀虎だったのだが……。


　監督は、黒澤明。
　出演者は、仲代達矢、寺尾聰、根津甚八隆大介、原田美枝子、宮崎美子、野村武司、井川比佐志、ピーター、油井昌由樹、伊藤敏八、児玉謙次、加藤和夫、松井範雄、加藤武、田崎潤、植木等、加藤精三、南條玲子、東郷晴子、音羽久米子、頭師孝雄、頭師佳孝、天田益男、木村栄、山田明郷、須藤正裕、渡辺哲、高橋利道、他。

　シェイクスピアの悲劇『リア王』を下敷きにした時代劇です。
　小津安二郎が「リア王」を撮ると『東京物語』になって、黒澤明が「リア王」を撮ると『乱』になる。面白いです。

　シェイクスピアの『リア王』は読む度にいつも「本当にこの物語は悲劇として書かれたのだろうか？」と悩んでどう解釈していいのか悶々としてしまいます。
　でも『乱』だと確かに悲劇ですね。
　でもって、秀虎＝黒澤明監督なのかしらん？

　お話も凄くて迫力があるのですが、画が凄い。こんな画が撮れるんだ。
　この画を撮ることができる場所を探すだけでも大変だと思いますよ。さらに衣装などで色彩を意味を入れて乗せて撮ってる。
　汚いところは汚く綺麗なところは綺麗。
　当たり前のことなのではあるけど、この部分が万事徹底されている。この徹底さに吃驚。
　完璧主義者が完璧を目指して映画を撮るとここまで凄味が出るのかぁ……。

　何度も観た作品なのですが、昨夜はかぶりついて夢中で観ていました。
　面白いですよ。
　お勧めです！

強い者が勝つとは限らないんだ。それがサッカー、それが人生さ。

　


　昨日は明治安田生命Ｊ２は第２節の日。
　我らがファジアーノ岡山は、アウェの大分銀行ドームで大分トリニータ様と対戦でありました。
　結果は１－０の勝利！！

　シュート数は大分様の１３に対してファジアーノ岡山は３。
　試合は大分様のペースだったのかな？ 押されていたのだろうなぁ。
　シュート数３でよく勝ったなぁ。

　（一般論で大分トリニータ様やファジアーノ岡山や昨日の試合とは関係無い話なのだけれども）サッカーはルールが出来る時に出来るだけ点が入らないようなルールにしたので実力差があっても試合結果が実力通りにならないケースが多い。そこがサッカーの魅力の一つで、弱いとされるチームも意図を明確にして戦えば強いとされるチームに勝つ可能性が高まる。


　ファジアーノの昨日の試合はどんな試合だったのだろ？
　狙った試合展開で会心の勝利だったのでしょうか？ それとも苦しんで耐えて運の良さもあって勝利を手繰り寄せた試合だったのでしょうか？
　意図して出来た事と運良く出来た事は区別しておいたほうがよいです。
　昨日の試合は、上手く分析して精査したら勝負強さというものを理解し手に入れる材料になるかもしれません。
　
　数少ないチャンスを生かして勝ち点３を掴んだのは大きいです。
　でもって２試合連続で無失点での勝利も大きいです。試合を観ていないので守備が安定しているかどうかは分かりませんが、２試合連続で無失点ならライバルチーム達がファジアーノを見る目も変わってくるかもしれません。相手チームがファジアーノに対して勝手に難しいことをするようになればファジアーノは楽になれるかもしれません。

　まずは２連勝！ 幸先の良いスタートです！
　次はホームでの試合です。
　皆様、お祭りを大いに盛り上げて楽しいお祭りにしませう！

やってやるです。

　本日３月１５日は、ガイウス・ユリウス・カエサルがマルクス・ユニウス・ブルートゥスらに暗殺された日で、『続日本紀』全４０巻が完成した日で、ムガル帝国皇帝アクバルが非ヒンドゥー教徒に対する人頭税の徴収を廃止した日で、江戸幕府が外国船に対して飲料水・燃料の給与を認める法令・文化の薪水給与令を出した日で、琵琶湖疏水の第１期工事が竣工した日で、ウッドロウ・ウィルソン米大統領がパンチョ・ビリャ討伐のためにジョン・パーシング将軍指揮下遠征部隊１２０００人をメキシコに派遣した日で、ロシア皇帝ニコライ２世が退位させられた日で、三・一五事件が起きた日で、ナチス・ドイツがボヘミアやモラビアを占領してチェコスロバキアが消滅した日で、イランで国内のイギリス資本の石油会社を国有化する法案が成立した日で、ミハイル・ゴルバチョフがソビエト連邦初代大統領に就任した日です。

　本日の倉敷は晴れたり曇ったりぱらぱらりと雨が降ったりしていましたよ。
　最高気温は十五度。最低気温は七度でありました。
　明日も予報では倉敷は曇りとなっております。
　倉敷川の親水公園から南に植えられている河津桜は満開になっていて今が見頃になっています。

　昨日の夜は、倉敷美観地区周辺を明かりで彩るイベント「倉敷春宵あかり」があって私もお仕事が終わったら観て廻ろうと思っていたのです。
　しかしお店を閉める時間になっても人通りが多い。予想以上にお客様がお店に入ってくる。ので私の商魂魂が燃え上がってしまいました。
　昨夜はイベント「倉敷春宵あかり」の終了時刻までお店を開けていましたよ。「倉敷春宵あかり」を観て廻りたかったけれども商売優先です。
　イベントやお祭りはほとんどがお仕事とかぶってしまって参加することができなくてお祭り大好き人間としては辛いところなのですが、これは観光地のお店に勤める者の定めです。是非もありません。
　お仕事頑張ります。

『わたしは生きていける』

　昨日の夜は、映画『わたしは生きていける』のＤＶＤを観ていました。

　主人公は１６歳の少女・デイジー。
　ニューヨークから英国の田舎町にある親戚の家に独りでやってくる。
　従兄弟達と過ごす夏。
　複雑な家庭環境にいたデイジーは従兄弟達に心を閉ざしていたが、やがて明るさを取り戻していく。
　従姉妹の長兄のエディと恋仲になるのだけれども……。
　ロンドンで核爆発テロが発生し、第３次世界大戦が勃発。英国はテロ組織と政府軍の戦場となる。
　戒厳令が敷かれてデイジー達は軍に拘束され離れ離れとなってしまう。のだけれども……。

　監督は、ケビン・マクドナルド。
　出演者は、シアーシャ・ローナン、ジョージ・マッケイ、トム・ホランド、ハーリー・バード、アンナ・チャンセラー、ダニー・マケヴォイ、ジョナサン・ラグマン、コーリイ・ジョンソン、ダーレン・モーフィット、ステラ・ゴネット、デス・マカリア、ソフィ・スタントン、ナターシャ・ジョナス、ナヴ・サイダ、エイミー・ドーソン、マーク・スタンリー、ポール・ローナン、など。

　原作は、メグ・ローゾフの小説だそうです。


　何だか分からないうちに戦争が始まり何だか分からないうちに戦争が終わる。
　状況が把握できない不気味さはよく出ていたのですが、もう少しインパクトが欲しい。
　軍の保護下から逃れて愛する人と約束した田舎の家への旅路で起こる出来事はハラハラドキドキするけれども、どこかで観たり読んだりしたものと似ていてありきたりでひねりが無いような気がする。

　少女の成長物語で面白かったですが、もっと面白くできたやうな気もします。
　少し淡白。映像は綺麗でした。
　繊細なトーンなのでハマる人はハマるとおもいます。

西洋桜草その３。

　本日３月１４日は、漢の捕虜となった西晋の皇帝・懐帝が漢の皇帝・劉聡により処刑された日で、アメリカで金本位制を採用した金本位法が公布された日で、国会で片岡直温大蔵大臣が東京渡辺銀行が倒産したと失言して昭和金融恐慌のきっかけとなった日で、ナチス・ドイツによってチェコスロバキアが解体されてスロバキアが独立宣言した日で、内ゲバを繰り返していた新左翼の中核派と革マル派の抗争で中核派の最高幹部で書記長の本多延嘉が自宅アパートで就寝中に革マル派のメンバー十数人に鉄パイプ等で全身を滅多打ちにされて殺害された日で、ベトナムが統治していた南沙諸島・赤瓜礁を中華人民共和国が攻撃して赤瓜礁と永暑礁と華陽礁と東門礁と南薫礁と渚碧礁を軍事占領して奪って統治下とした日で、薬害エイズ事件でミドリ十字が責任認めて謝罪した日で、中華人民共和国が反分裂国家法を制定した日です。

　本日の倉敷は雨のち晴れでありました。
　最高気温は十二度。最低気温は六度でありました。
　明日は予報では倉敷は曇りとなっております。


　上の写真に写っているお花は、「西洋桜草（セイヨウサクラソウ）」です。

　西洋桜草のお花に関しては、２０１４年４月８日の記事や２０１１年３月２１日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
　２０１４年と２０１１年の西洋桜草のお花の記事です。


　西洋桜草のお花の花言葉は、「希望」でありますよ。

『四畳半神話大系』ＤＶＤ第１巻

　昨日の夜は、アニメーション『四畳半神話大系』のＤＶＤの第１巻を観ていました。

　主人公の「私」は京都で灰色の大学生活を送っている大学３回生。
　入学した当時は希望にあふれ薔薇色で桃色のキャンパスライフを夢見ていたが、その夢は破れて腐れ大学生と化している。
　他人の不幸をおかずにして飯が３杯食べられるという同回生の小津に引っ掻き回され、８回生らしい融通無碍な樋口に無理難題を押し付けられ、孤高の乙女・明石さんとは先輩と後輩の関係のまま。
　何故こんなことになったのか！　
　「私」の栄光溢れる薔薇色のキャンパスライフは何処に行ったのか！　
　もし、一回生に戻って大学生活をやり直したならどうなっていただろう？

　原作は、森見登美彦の同名の小説です。

　全４巻で第１巻は、第一話『テニスサークル「キューピッド」』と 第二話『映画サークル「みそぎ」』が収録されています。


　非常に癖のある絵ですね。特に男性キャラクターの造形は癖があります。
　キャラクター原案が中村佑介なのですが、中村佑介が男性キャラクターのデザインをするとこうなるのかぁ。
　お話も癖があって原作の小説を読んでいないお方が第１話を観ると面食らうかもしんない。
　でも第２話を観ると（おそらく全編にわたって）仕掛けがあることに気が付いてそこで面白さを感じてもらえるかもしんない。

　小説の語り口をそのまま生かす作りになっているので、その面白さは健在。
　主人公役の声優さんは大変だろうなぁ。

　誇り高い腐れ大学生の不毛で愚行の暴走っぷり。
　面白かったですよ。
　小説とは少しだけ仕掛けを変えているみたいで続きが楽しみです。