アサギマダラの写真大事に収めていました(;^-^;;; 投稿が遅くなりました <m(__)m>
1年待ちに待ったアサギマダラです。備忘録として載せました。
というのも今年は昨年書いた記事に、日本全国のほぼ全域に分布。北海道から沖縄までと書いた
ことに付いてもう少し詳しく知りたかったからです。
今年の飛来は例年より早かったみたいです。フジバカマもまだ開いた花が少ない時期でした。
10月9日に初めて飛来しました。今週は忙しく留守が多い為、中々見られませんでしたが、12日に
庭の周りを旋回しフジバカマに降りてきました。驚かさないように撮影しました。
12日と16日の2回ほどの撮影しか出来ませんでした。
しかし、一つの花に2匹が止まっているのを室内から見ました。3匹が来ているのも見ました。
25日が最後かと思いましたが11月1日に又来てくれました。短い滞在で飛び立ちました。
羽化してから約半年の一生の間に、約500~2千キロを移動するとされ、
本州で(春から夏にかけて標高1000~2000mの涼しい高原で繁殖)生まれ世代を重ねた
アサギマダラは、秋になると四国、九州などを経由して沖縄、台湾などに渡り、春になると
また戻ってくる。越冬地や移動ルートなど未解明な生態も多いそうです。
アサギマダラの生態調査のため、「道南虫の会」(函館市)が今年9月29日に松前町豊岡地区で
捕獲し、羽にマークを記入して放したオス1匹が、22日後の10月21日に長野県茅野市で
再捕獲された。同会は1999年から調査を行っているが、長野県内での再捕獲は初めてだそうです。
同会によると、『現地の愛好家から、羽に「ハコダテ」などと記入されたチョウの写真とともに
再捕獲したとの連絡が届いた。移動距離は約630キロ。同会はこれまでに計2360匹に
マークを記入して放してきた。このうち道外での再捕獲は今回で9例目で、わずか0・38%の
確率だ。』とのことでした。
新潟県糸魚川市の美山公園に飛来も、確認された。糸魚川ジオパーク協議会の専門委員会が
移動の実態調査や飛来地の保護を進めることにしている。
同公園への飛来は、米田徹市長が定例記者懇談会で報告した。報告によると、10月上旬~中旬に
公園内の一角にあるフジバカマの群落にアサギマダラが飛来し、花の蜜を吸っている様子を市職員が
見つけた。市は飛来したチョウの追跡調査のため、16匹にマーキングを施したという。
協議会事務局の市ジオパーク推進室は「アサギマダラの飛来地でもある、おおいた姫島ジオパーク
(大分県)とも連携し、調査や保護に努めたい」としている。
2017/10/17の投稿(おおいた姫島ジオパーク(大分県))に関す記事
『以前、ドキュメンタリー番組で自分の放ったアサギマダラをバイクで追いかける番組を見ました。
北関東だったかと思いますが、長い道のり、自分がマーキングしたアサギマダラを追って移動される
番組です。捕っては放ち、見つけるには中々簡単ではありません。大分県の姫島では子供達が
アサギマダラを大切に保護しているようでした。子供達と一緒に網を持ち、蝶を追っかけます。
捕まえた1匹にその青年の書いた字が書いてありました。羽も破けていました。
その青年の喜びようは今でも、鮮明に残っています。そっと、また、放してやりました。
2019/10/14の投稿 アサギマダラに付いて
『学名:Parantica sita 英名:Chestnut Tiger 開張:100mm 食物:幼虫はカモメツル
イケマなどを食べます 分布:アサギマダラは北海道から沖縄まで日本全国のほぼ全域に分布
しています。国外でも中国、台湾、朝鮮半島、ヒマラヤ山脈まで広く生息しています。
生息場所:里山や山地など 季節:5月~11月(春の終わりから秋にかけて)
その他の名称:浅葱斑 越冬態(えっとうたい):幼虫または蛹(さなぎ) 特徴:アサギマダラは
羽を広げると10cmほどの大きさになる美しい蝶で、名前のアサギ部分は「浅葱色(あさぎいろ)」
を意味しています。
一般的にはあまり使われる事のない色の名前ですが、浅葱色とはごく薄い藍色の事でアサギマダラの
羽の内側にある 半透明の薄い青色の部分の色です。
アサギマダラは非常に後ろ羽の外側に美しい茶色を帯びた部分があるのも大きな特徴のひとつです。
また、アサギマダラの幼虫は7月末頃には蝶になり、アサギマダラが大好きなヒヨドリバナが
咲いている山の上に集まります。
アサギマダラがヒヨドリバナに集まる理由としてはオスがフェロモンをつくるのにヒヨドリバナの
蜜が必要なのではないかという説もあります。
アサギマダラの特徴としては羽の青白い部分には鱗粉(りんぷん)がなく、基本的にはふわふわと
ゆっくりと飛びますが、風に乗るとかなり速いスピードで飛ぶ事ができます。』