nokoの花図鑑

「みんなの花図鑑」に1か月あまり投稿していました。みなさまの投稿写真を見て刺激を受け、花の写真を撮りつづけます。

初冬に咲いている フヨウ 優しい色です =^_^=

2020年11月23日 | 野菜

フヨウは中国の中部を原産とするハイビスカスの仲間。日本にも自生しています。

7月から10月にかけて咲く花は、直径10センチ以上と大きく存在感もあるが、一日しかもたない「一日花」

であり、その儚さが風情を感じさせる。中国では古くから美人の形容に使われた。

今日のフヨウは今、11月23日現在も咲いています。(撮影日は21日です。)県道に接する公園ですが、誰も行く

人のいない公園です。

一応大きなメタセコイヤ・モミジバフウ・ナンキンハゼ・東屋があります。昨年は 2019/11/21 に投稿していますが

紅葉も残り全く違った景色です。2019年はフヨウはもう咲いていませんでした。

今年は台風の影響でイチョウの街路樹・公園のメタセコイヤをはじめ、すべての木々が塩害を受け

その後イチョウも青い芽を吹きましたが、大きくならないうちに、ちじれてしまいました。

公園では、今年は、フヨウだけが咲いていました。

と言いますのも、この公園は全く手入れが行き届かず、フヨウの剪定も昨年の花後、全くされていません。

剪定をされたのは、芙蓉がチラホラ咲き始めてからです。この時期に剪定かと思いましたが、少しはさっぱりした

公園になっていました。今年は暖かかったせいか今になって花が咲き始めました。

大きさは1m前後です。フヨウの成長は凄く早いです。1年で2・3mになります。

フヨウの剪定は花が終わった後、短く切られるものと思い、今日、フヨウ・サルスベリで有名な国分寺に行ってき

ました。

案の定見事に切られていました。少し早いかなと思い、行ったのですが、まだ切られたばかりの感じでした。

運かよかったぁ~\(^o^)/(2・3月に剪定されても十分大きくなります。)最後の2枚の撮影です。

 

【フヨウの育て方】

学名:Hibiscus mutabills  科名:アオイ科  属名:フヨウ属の落葉広葉 低木  別名:モクフヨウ(木芙蓉)

成長:かなり早い  移植:やや難しい  高さ:2m~3m  用途:公園/街路樹/

栽培環境:半耐寒性で東北地方南部以南の暖地に植栽できる。日向であれば土質を選ばずに育つ。

アスファルトやコンクリートの隙間から顔を出すほど力強い。高速道路の街路樹としても使われる。

剪定:冬を迎えるころに地上部をすべて切り除くように管理すると、高さ1.5m程度の状態を維持できる。

大株になると3ⅿぐらいになります。温暖な時季であれば根元で切り戻してもすぐに復活するが、花はその年に

伸びた枝の先端に咲くため、開花前に切り戻すと花つきが悪くなる。

病虫害:ハマキムシの発生が見られるので、見付け次第、駆除する。

 

酔芙蓉(白い一重のフヨウ)

学名:Hibiscus mutabilis cv. Vercicolor  科名:アオイ科  属名:フヨウ属  別名:木芙蓉(モクフヨウ)  

原産地:日本・中国・台湾  花期:夏~秋  樹高:1.5m~3m  

花言葉は「しとやかな恋人」「繊細な美」「心変わり」「幸せの再来」

葉は、10〜20cmほど、五角形状で掌状葉で互生。上部は浅く3〜7裂する。先は鋭くとがり、基部はハート形。

ふちには鈍い鋸歯があります。

花の色が変わるのは、アントシアニンの合成が理由です。アントシアニンは25℃以上の気温で合成し、温度が

高いとより色素ができやすいく赤みが強くなるようです。

名前の由来は、花色が変わる姿からお酒を飲んで酔ったように見えることからで、酔った芙蓉のようであるという意味。

【酔芙蓉(スイフヨウ)の育て方】フヨウと同じ育て方です。

九州では、空き地で見かけたりもする丈夫な植物です。暑さには大変強いですが、やや寒に弱いので寒冷地では

鉢植えにして冬は室内にとりこみます。

栽培環境:日当たりと水はけのよい場所に植えます。

水やり:地植えの場合は、特に必要ありません。鉢植えの場合は、土が乾いていたらたっぷりと水を与えます。

肥料:冬の落葉時期、株元に堆肥を施します。開花中には液肥を与えると花付きが良くなります。

剪定:11月か2~3月頃。

増やし方:挿し木で増やすことができます。3月~4月頃が適宜。

病虫害:ハマキムシ アブラムシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一重の酔芙蓉です

 

 

国分寺の剪定されたフヨウです

 

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