金井運動公園で始めようか天体観測。

10/21(月)、8月ぶりに佐渡に行きました。
佐渡には父の実家があり、祖父が亡くなってからここ10年以上は祖母が一人で暮らしているのですが、祖母が高齢になったので最近は父が一緒に暮らして生活の介助をしています。

お昼のカーフェリーで両津港に到着したのは15時頃、そこから父に車で迎えに来てもらって無事に祖母の家へ。
仏壇にお参りをしたり祖母と話したりしたあと、父の車を借りて久し振りに佐渡にいる友人と会ってきました。

友人とは佐渡でお茶をしようと話していたのだが、最初に待ち合わせた畑野の喫茶店がなんとすでに営業終了！
なので金井の喫茶店に行こうとしたら、なんとそこも営業終了！





というわけで、友人の提案で、金井運動公園に行きました。





初めて行ったのですが、豊かな自然の中の広場に何故か自衛隊の戦闘機が展示されているという、入口からして不思議な公園！













そこから林の中の道を歩いていくと、そこにも人間の頭部の石像が3体も！





さらに、林を抜けた広場には、「大地」という親子のような像があり、加茂山公園の彫刻の森にも匹敵する新潟の隠れた名所だなと思いました。











そして、テニスコート、プール、野球場まであるという運動公園の名に相応しい公園でした。
特に野球場はしっかり設備の整ったとても立派なものでした。

友人と缶コーヒーを買って野球場の客席に座って話していると、いつしか心はあの頃のように白球を追い駆けていたのであった…
…というのは冗談ですが、友人とは2年前に新潟で一緒にカタソビのライブに行ったきりだったので、近況報告をするだけで盛り上がりました。

その友人と出会ったのは演劇のワークショップだし、5年前は一緒に佐渡のNegiccoのライブにも行った仲なのですが、今では2人とも演劇もしていないしアイドルオタクもしていなくても、それぞれやりたいことができて充実した人生を送っているという話ができて良かったです。
友人は今では猫を守る活動をしていて、僕はパレスチナのための反戦スタンディングをしているわけですが、人前で行動する時に意外と演劇経験って生きるよねという話ができたのが一番良かったです。



ところで、10/14(月)から地球に接近し、日没後の西の空に見えると言われていた紫金山・アトラス彗星。
毎日狙っていたのですがなかなか天気に恵まれずに見つけられず、一番のピークと言われた10/20(日)には海間で行ったのですが、その日も雲が多く、同じ時間に彗星を見たくて居合わせた見ず知らずの人達と「見えませんねえ…」などと言いながら帰ってきたのでした。

それでも10/25(金)くらいまではチャンスがあるということで、10/21(月)は天気予報も晴れ、しかも星がよく見える佐渡にいたので、この日こそ！と狙っていました。
どのくらい狙っていたかというと、新潟の家から双眼鏡を持って行ったほどです。





この日、友人と金井運動公園に行った帰り、ちょうど西の空がきれいに見える場所を見つけて、友人と2人で彗星を待っていました。





日没後50～60分頃がチャンスということなので待っていると…金星の右上の空についに彗星を見つけることができたのです！

「イマ」というほうき星を追い駆けた甲斐があったぜ！
でも僕らの大切な彗星はスマホには写らなかった。