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8/31(水)、東京で大規模な #国葬反対 デモが行われたそうです。
全然知らなかったのですが、東京だけでなく全国的に行われたそうで、新潟でも開催されたそうです。
どうして知ったかと言うと、たまたま8/31(水)に出会った知り合いがそのデモに参加していたからなのですが、せっかくなのでプラカードをお借りして、僕も新潟から意志を示すことにしました。
というわけで、せっかくなのであらためて、僕の国葬に対する気持ちを書いておくことにします。
法的根拠もまともな議論もなく民意も無視して、しかも多額の税金で行う安倍元首相の国葬には当然反対です。
で、こういうことを言うと「安倍さんを弔う気持ちはないのか」と言う人がいそうですが、葬儀自体は済んでいるわけだし、別に国葬をしなくても弔いたい人は各自それぞれのやり方で弔えばいいじゃないかと思うんですよ。
僕は安倍さんにはずっと批判的でしたが、ああいう亡くなり方はあまりに気の毒で、亡くなった日には本当に悲しく、一人で黙祷をしました。
なんなら今でも死んでほしくなかったし、弔う気持ちもあります。
その気持ちは安倍さんが殺害された翌日に書きましたが、今でもその気持ちは変わっていません。
「#私たちが求めているのは民主主義であって暴力ではない」
でも、だからといって国葬は、国民全員に同じ日に一つの気持ちを強要するみたいで強い違和感と嫌悪感があります。
大切なのは、それぞれが自分の気持ちを持つこと、それを尊重することではないでしょうか。
何より今やるべきは国葬ではなく、安倍さん殺害の背景にある政治と統一教会の問題を徹底的に追及することをはじめ、政治を健全化して、二度と安倍さんのような間違いをおかす政治家を出さないこと、そして安倍さん殺害のような事件を起こさない、平和な日本を目指すことであって、それが政治家だった安倍さんへの最大の追悼になると思います。
寧ろ国葬が国民の分断を煽ることに繋がることを懸念しています。
と、ここまで書いたあとで、国葬には、ウクライナ侵攻で途絶えたロシアとの国交の場を作るという、外交的な目的があるのでは?という意見をいただいたので、追加で自分の考えを書くことにします。
確かに、国際社会に向けて日本が戦争で途絶えたロシアとの外交の場を率先して作るのであれば支持できます。
ただ、そのために国葬を行うのは平和利用とはいえ人の死を利用することになってしまうので、個人的には国葬ではない別なやり方がいいと思います。
それでも、もしそういう目的で国葬をするのであれば、最低でも国民への説明責任と国民からの信頼は必要かなと思います。
とはいえ、今の自民党政権をそこまで自分が信頼できるかと言われたら正直疑問で、逆に国葬を権威強化に悪用されないかという懸念もあります。
なのでやっぱり、自民党政権が根拠のある説明責任を適切に果たし、国民の信頼を得た上で、はじめて国葬の是非を問う議論ができるのでは…という気持ちです(それには時間がかかるよなーとは思いますが、時間をかけて議論すべき問題だと思います)。