僕が通っている大学の校長は、地元の政治家や社長などと強いパイプを持ち、街を裏から牛耳っていた。
僕はそんな校長が嫌いだったが、僕がそう口にするたびに、「お前と校長とでは比べ物にならない」と周囲から言われていた。
ある日、地元の有力者たちが乱交パーティを行っていたというスキャンダルが報じられ、僕は校長もそこに出席していたのではないか、という疑惑を持った。
すると、校長が学生たちを地元の有力者たちの集まる謎のパーティに連れて行く、ということが起こった。
僕は絶対ヤバい乱交パーティだと思ったので、周りの友人たちにこっそり逃げ出そうと声をかけたのだが、誰も僕の話を真面目に聞いてはくれなかった。
僕はとりあえず会場の隣にある倉庫に隠れてそとを覗いていたのだが、パーティが進むにつれて一人また一人と、地下に通じる謎の入り口へと消えていった。
ついには誰もいなくなって、僕は倉庫から出て、一人で会場から逃げ出した…
…という夢を、2/14(金)、バレンタインデーの朝に見ました。
ちひろBLUESです、おはようございます。
夢の内容とはまったく関係ないのですが、僕は悩みがある時は、家族や信頼できる知り合いにできるだけ相談するようにしています。
人に相談する中で、自分自身について発見があるということがあるのですが、最近、まさにそういう体験がありました。
2月になると、世間は受験や就職の季節になりますが、僕はこの季節のこういう雰囲気が好きじゃありません。
僕は受験も就活も好きじゃなくて、それでも受験は周りにすすめられるがままになんとかできたのですが、就活に関しては結局まともにできていなくて、2月になることをその時の気持ちを思い出すからです。
2008年に大学4年生の就活シーズンだった僕は、ちょうどリーマンショック直撃の就職氷河期世代で、内定取り消しとか就職難で悩んでる人がすごく多かったんですよね。
一方、僕はというと、リーマンショックや就職氷河期などとはまったく無関係な、先天性の精神疾患が原因で就活できなかった。
ここが僕の就職できない問題の一番ややこしいところなんすよ。
「就職できない」という周りとよく似た問題を抱えているから、「精神疾患が原因で」という周りと違う問題を抱えてることに気づかれにくいし、自分でもなかなか気付けなかったんです。
要は時代がバブルだろうが好景気だろうが、就職できないのが僕という人間なんですよ。
でも当時は周りが就職難だらけだったから、僕もそういう原因で悩んでると思われがちで、僕自身が抱えている問題はなんというか、世の中に霞んでいくんですよね。
しかも、実際に就職難が原因で精神を病んでいる人も僕の世代には多かったから、さらにややこしかったんですよね。
精神を病んだことが原因で就活できない僕と、就職できないことが原因で精神を病んでしまった人達、非常によく似ているけど、原因と結果が真逆なんですよ。
でも学生時代の自分がこういう問題を抱えていた、ということに自分で気付いて、自分でそれを言葉で説明できるようになったのって、本当にここ最近の話なんですよね。
周りとは違う問題を抱えた当事者が、その原因に気付くのって結構難しいことなのかも知れません。
人は、何だかんだ自分も周りと同じだ、と思ってしまうものなのかも知れません。
周りとは全然違うくせに周りに流されやすいっていうのは、僕の一番面倒くさいところかも知れませんね…
そんな学生時代を送っていた僕は、大学4年で不登校になって卒論が書けなくなったのですが、その時、教授が「同時に全部を完璧にしようと思わないで、まずは一つだけやればいい。一つ片づけたら、次に何をするべきか考えればいい」って言ってくれたことがありました。
その教授のお蔭で僕はなんとか卒業することができたのですが、あの教授の言葉は今でも胸に刻んでいるし、人生ってそういうもんだよなって今でもふと思います。
人生は人生ゲームみたいに単純ではないけど、案外ゲームみたいに敵を倒すと次のステージの入り口が現れるようなものなのかも知れないなと思う。
いや、ゲーム全然やらないんですけど、そうやって時間がかかっても一つ一つに順番にじっくり向き合っていれば、案外なんとかなるような気がします。
そして、学生時代の思い出と言えばもう一つ、大学4年で不登校になり卒論を書けずに引きこもっていた僕の元に與那覇くん(後のサムライ)が「チョコレイト・ディスコ」を歌いながら勝手に家に入ってきて「ちひろ!一緒に鉄道員見ようぜ!」と言って二人で鉄道員のDVDを観て泣いたのが11年前、2009年の2月14日のことでした。
これは僕が色々なところで話しているし、朗読したこともあったのですが、バレンタインデーになると毎年思い出しますね。
この話のポイントは、與那覇くんが別に僕の障害のことを理解していたわけでも、心配していたわけでもないということです。
ただ、バカな友達がやってきたというだけの話なんですけど、案外そんなことで助けられたりもするのが人間というものです。
僕はそんな校長が嫌いだったが、僕がそう口にするたびに、「お前と校長とでは比べ物にならない」と周囲から言われていた。
ある日、地元の有力者たちが乱交パーティを行っていたというスキャンダルが報じられ、僕は校長もそこに出席していたのではないか、という疑惑を持った。
すると、校長が学生たちを地元の有力者たちの集まる謎のパーティに連れて行く、ということが起こった。
僕は絶対ヤバい乱交パーティだと思ったので、周りの友人たちにこっそり逃げ出そうと声をかけたのだが、誰も僕の話を真面目に聞いてはくれなかった。
僕はとりあえず会場の隣にある倉庫に隠れてそとを覗いていたのだが、パーティが進むにつれて一人また一人と、地下に通じる謎の入り口へと消えていった。
ついには誰もいなくなって、僕は倉庫から出て、一人で会場から逃げ出した…
…という夢を、2/14(金)、バレンタインデーの朝に見ました。
ちひろBLUESです、おはようございます。
夢の内容とはまったく関係ないのですが、僕は悩みがある時は、家族や信頼できる知り合いにできるだけ相談するようにしています。
人に相談する中で、自分自身について発見があるということがあるのですが、最近、まさにそういう体験がありました。
2月になると、世間は受験や就職の季節になりますが、僕はこの季節のこういう雰囲気が好きじゃありません。
僕は受験も就活も好きじゃなくて、それでも受験は周りにすすめられるがままになんとかできたのですが、就活に関しては結局まともにできていなくて、2月になることをその時の気持ちを思い出すからです。
2008年に大学4年生の就活シーズンだった僕は、ちょうどリーマンショック直撃の就職氷河期世代で、内定取り消しとか就職難で悩んでる人がすごく多かったんですよね。
一方、僕はというと、リーマンショックや就職氷河期などとはまったく無関係な、先天性の精神疾患が原因で就活できなかった。
ここが僕の就職できない問題の一番ややこしいところなんすよ。
「就職できない」という周りとよく似た問題を抱えているから、「精神疾患が原因で」という周りと違う問題を抱えてることに気づかれにくいし、自分でもなかなか気付けなかったんです。
要は時代がバブルだろうが好景気だろうが、就職できないのが僕という人間なんですよ。
でも当時は周りが就職難だらけだったから、僕もそういう原因で悩んでると思われがちで、僕自身が抱えている問題はなんというか、世の中に霞んでいくんですよね。
しかも、実際に就職難が原因で精神を病んでいる人も僕の世代には多かったから、さらにややこしかったんですよね。
精神を病んだことが原因で就活できない僕と、就職できないことが原因で精神を病んでしまった人達、非常によく似ているけど、原因と結果が真逆なんですよ。
でも学生時代の自分がこういう問題を抱えていた、ということに自分で気付いて、自分でそれを言葉で説明できるようになったのって、本当にここ最近の話なんですよね。
周りとは違う問題を抱えた当事者が、その原因に気付くのって結構難しいことなのかも知れません。
人は、何だかんだ自分も周りと同じだ、と思ってしまうものなのかも知れません。
周りとは全然違うくせに周りに流されやすいっていうのは、僕の一番面倒くさいところかも知れませんね…
そんな学生時代を送っていた僕は、大学4年で不登校になって卒論が書けなくなったのですが、その時、教授が「同時に全部を完璧にしようと思わないで、まずは一つだけやればいい。一つ片づけたら、次に何をするべきか考えればいい」って言ってくれたことがありました。
その教授のお蔭で僕はなんとか卒業することができたのですが、あの教授の言葉は今でも胸に刻んでいるし、人生ってそういうもんだよなって今でもふと思います。
人生は人生ゲームみたいに単純ではないけど、案外ゲームみたいに敵を倒すと次のステージの入り口が現れるようなものなのかも知れないなと思う。
いや、ゲーム全然やらないんですけど、そうやって時間がかかっても一つ一つに順番にじっくり向き合っていれば、案外なんとかなるような気がします。
そして、学生時代の思い出と言えばもう一つ、大学4年で不登校になり卒論を書けずに引きこもっていた僕の元に與那覇くん(後のサムライ)が「チョコレイト・ディスコ」を歌いながら勝手に家に入ってきて「ちひろ!一緒に鉄道員見ようぜ!」と言って二人で鉄道員のDVDを観て泣いたのが11年前、2009年の2月14日のことでした。
これは僕が色々なところで話しているし、朗読したこともあったのですが、バレンタインデーになると毎年思い出しますね。
この話のポイントは、與那覇くんが別に僕の障害のことを理解していたわけでも、心配していたわけでもないということです。
ただ、バカな友達がやってきたというだけの話なんですけど、案外そんなことで助けられたりもするのが人間というものです。