4/3(水)、イオンシネマ新潟西で『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』を観てきました。
予告編はこんな感じです。
17世紀、スコットランドの女王メアリーと、イングランドの女王エリザベスが、二国間の王位継承争いに巻き込まれていく政治劇です。
大英帝国は、しょっちゅう色んな国と戦争をしては侵略していたと思っているのですが、国内でも争いがあったんですね。
二人の女王を中心に様々な陰謀が起こる度に、二つの国が揺らぐ、非常に不安定で複雑な社会だったんだなあと感じさせる物語でした。
嫉妬し合ったり、それでも一瞬だけ分かり合えそうな瞬間があったりして、そんな二人の結末がああだったのか…というラストは切なかったですね。
英国の王室なんて完全に自分とは縁のない世界だけど、ああいう世界で生きる人達にはそれはそれで逃れられない運命があるんだなあ…という残酷さを感じました。
しかしこの映画、冒頭で日本語で時代背景が説明されていて、日本人には馴染みがなくて理解が難しい英国の話だからということに対する配慮だったと思うんですけど、それでもだいぶ難しい話でしたね。
それにしても、今年になってから「ヴィクトリア女王 最期の秘密」(19世紀イギリス、ヴィクトリア女王)、「女王陛下のお気に入り」(18世紀、アン女王)、そして今作と、3本もイギリスの歴史を描いた映画が作られていますが、何かブームなんでしょうかね。
それぞれ時代は違いますが、いやー…どの時代も大変な国っすね…