舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

松本の朝はアベヨネと。~2018、春~

2018-03-18 10:47:09 | Weblog
一つ前の記事の続きです。
3年に一度くらいの本気で死にたさを伴うくらいのひどい鬱がきてるんだけどよりにもよって今日じゃなくてもいいじゃんね。


3/17(土)、18(日)はBLUESの公演『ドラゴン』があるわけですが…
【公演情報!】 聖剣とか!英雄とか!伝説とか! BLUES Vol.09 『ドラゴン』 (3/17~18)



にもかかわらず、本番直前に3年に一度くらいで訪れる本気で死にたさを伴うひどい鬱に襲われてしまい、BLUESの本番に間に合わなくなってしまいました。
松本行きは諦めようかとも思ったのですが、それだとかえってあとあと後悔してさらに落ち込むなんてこともありそうだったので、結局本番初日の午後という中途半端な時間に新潟を出発して、新幹線と特急で松本に向かったのですが、到着した時は20時からの2回目の本番が始まったところでした。



到着した時は、BLUESの20時からの2回目の本番が始まったところだったのですが、僕は今回まったく公演にかかわらなくてもいいことになったので、本番中は楽屋で休ませてもらっていました。
その後はBLUESのメンバーと軽く話していたのですが、本番中で忙しいみんなはすぐに帰っていき、僕はそのまま楽屋に泊まりました。



つまり、結果的にただ単に松本に遊びに来ただけになってしまったんですけど、よく考えたら最初からそういうことにしておけばそもそも鬱にもはならなかったし、人に迷惑とかかけることもなかったんですよね…
まったく計画を立てられない人間なので、こういうことがすごく多いんですよね、人生で。「最初からそういうことにしておけばそもそも何の問題もなかったし、どっちにしろ結果は同じ」みたいな。上手く言えないんですけど。



それにしても、自分は双極性障害、いわゆる躁鬱なんですけど、この病気の面倒臭いところは、自分が躁鬱だっていうことを本当の意味ではっきり自覚できているのが鬱になった時だけだったりすることなんですよね。
躁状態の時の自分と、鬱状態の時の自分、そして平常時の自分の状態があまりに違いすぎて、同じ一人の人間なのにとても同じ自分とは思えなくなる、自分のことなのに本気で理解できなくなるという。

躁鬱は、今の自分と過去の自分のコミュニケーションが取れなくなる病気でもあるんだよなあ、と、つくづく思います。
だから多分、明日とか明後日とかには忘れてるんだろうな…なんて思いながら、その日は寝ました。



そして一夜明けた、本番二日目の3/18(日)、確かに前日までの鬱状態だった自分が自分ではないような、やっぱり同じ自分のような、不思議な感覚でした。
これは鬱状態が抜けた時には毎回そうなるのですが、世界の見え方まで変わってしまった感じがしました。



ちなみに、僕が出演しなくなった分の役は、スタッフのアベヨネが代わりにやってくれることになったのですが、この日はアベヨネも楽屋に一緒に泊まりました。
僕がBLUESの本番中にアベヨネも一緒に泊まることはわりと毎回あるんですけど、翌朝、アベヨネの車で2人でスーパー銭湯「瑞祥」に行くことも毎回のことです。



すると、アベヨネが言ったではないか…



アベヨネ「ほら、『松本の朝はアベヨネと』ってタイトルで自撮り上げなきゃ!」



まさかのタイトルまで指定!と言うわけで…





松本の朝はアベヨネと。~2018、春~
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