一つ前の記事の続きです。
「松本の朝はアベヨネと。~2018、春~」
3/17(土)、18(日)はBLUESの公演『ドラゴン』があるわけですが…
「【公演情報!】 聖剣とか!英雄とか!伝説とか! BLUES Vol.09 『ドラゴン』 (3/17~18)」
本番直前に鬱状態になってしまったために来られないかと心配しましたが、なんとか本番初日の夜には松本に来ることが出来て、無事に本番二日目の朝を迎えました。
まあ、そこらへんは一つ前、二つ前の記事に詳しく書いてあるので、気になる方は振り返って読んでみてください。
それにしても、松本にいると、「あー俺も生きてていいんだなー」って気持ちになります。
なんていうか、馴染むんですよね。自分が自分のままでそこにいてもいい場所。気持ちが楽なままでいられる場所。
これはよく母から言われることですが、僕は元気な時は松本に行くときが一番楽しそうなのだそうです。
そして、元気がない時でも、松本から帰って来るとすごく元気になっているそうです。
そう考えると、本当に3年に一度くらいの死にたさを伴う鬱に襲われていても、なんとか頑張って松本に来て正解だったなあと思います。
それにしても、本当に死ななくて良かったよ。死にたいとかとんでもねえ話だよまったくもう。
それと、松本が居心地がいい大きな理由の一つとして、BLUESのメンバーの僕の病気に対する接し方がベストなんです。
彼らは僕の病気を可哀想と甘やかすでもなく、腫れ物に触るでも見下すでもなく、「まあちひろはそういう人だからなあ」という絶妙な距離感で接してくれるのです。
それでもし今回のように、僕の病気が原因で彼らに何か支障が出てしまいそうになった時は、僕のことはさておき彼らで適切な対策を取るという。
そういう、本当の意味で病気に対する差別や偏見のない、居心地のいい関係なのです。
まあ、そういう関係を彼らと築けているのも、思い返せば7年前、僕が病気が原因で松本でのBLUESでの活動が困難になったために新潟に帰った過去があり、その時に散々もめたり迷惑をかけたり、ちゃんと話し合ったりした経験があるからだと思うのですが。
結局そうやって時間をかけて分かり合った上でお互い身に付く適切な距離感みたいなものがあるんだと思います。
ついでに言うと、BLUESとは1分間に60回くらいボケる人達の集団なので、当然僕の病気のことも笑いのネタにしてくるのですが、それでバカにされてるとか嫌な気持ちにはならないという不思議な関係でもあります。
もしこれが初対面の知らない人とかから同じことをされたら普通にブチ切れると思いますが、やっぱり時間をかけて分かり合った上でだからこそ成立する関係なんだと思います。
正直、新潟に来てからも演劇をやったりはしていましたが、ここまでの関係を誰かと築けることは、この先の人生であるのだろうか…と思ってしまったりします。
そんなことを考えていた矢先、すごく懐かしい人からTwitterにリプがありました。
その人は、僕が新潟に帰って来た翌年の2012年、何となく新潟でも演劇をやってみようかと思っていた時期に、試しに初めて新潟で演劇のワークショップに参加してみた時に出会った女の子です。
その時にTwitterで相互フォローになったものの、ほとんど連絡を取ることはないまま、彼女は東京に進学していき、会う機会も減っていきました。
そんな彼女が、僕がここ最近の鬱状態についてツイートしていた中の一つに、リプを送ってきたのです。
そのリプには、彼女は東京に行ってから鬱になってしまったり生きづらい思いをしていたということが書かれていて、「勝手に遠くで励まされています。」という言葉を送ってきてくれました。
このリプをもらえて、嬉しかったし、気持ちが楽になっていく自分がいたんですよね。
こんな自分でもそんな風に思ってくれている人がいるんだなと思うと、自分も生きていていいんだなって思えるし、新潟での演劇とかも含めて今までやってきたことも無駄じゃなかったんだなあって思えたんですよね。なんかありがとう!
そんな訳で、松本に到着してから一夜明けた3/18(日)、朝からアベヨネとスーパー銭湯に行ったあと、少し時間があったので、気分転換に松本市美術館の草間彌生展を見に行くことにしました。
鬱が抜けた途端、行動力も元に戻るんですよね。
美術館まで歩く途中、女鳥羽川沿いを歩きながら見た景色が、すごくきれいだったので写真に撮りました。
気温も暖かくなってきていて、松本ももうすぐ春ですね。
「泣いてばかりいたって幸せは来ないから重いコート脱いで出かけませんか」
キャンディーズ「春一番」の歌詞は、そのままこの時の僕の気持ちでした。
「松本の朝はアベヨネと。~2018、春~」
3/17(土)、18(日)はBLUESの公演『ドラゴン』があるわけですが…
「【公演情報!】 聖剣とか!英雄とか!伝説とか! BLUES Vol.09 『ドラゴン』 (3/17~18)」
本番直前に鬱状態になってしまったために来られないかと心配しましたが、なんとか本番初日の夜には松本に来ることが出来て、無事に本番二日目の朝を迎えました。
まあ、そこらへんは一つ前、二つ前の記事に詳しく書いてあるので、気になる方は振り返って読んでみてください。
それにしても、松本にいると、「あー俺も生きてていいんだなー」って気持ちになります。
なんていうか、馴染むんですよね。自分が自分のままでそこにいてもいい場所。気持ちが楽なままでいられる場所。
これはよく母から言われることですが、僕は元気な時は松本に行くときが一番楽しそうなのだそうです。
そして、元気がない時でも、松本から帰って来るとすごく元気になっているそうです。
そう考えると、本当に3年に一度くらいの死にたさを伴う鬱に襲われていても、なんとか頑張って松本に来て正解だったなあと思います。
それにしても、本当に死ななくて良かったよ。死にたいとかとんでもねえ話だよまったくもう。
それと、松本が居心地がいい大きな理由の一つとして、BLUESのメンバーの僕の病気に対する接し方がベストなんです。
彼らは僕の病気を可哀想と甘やかすでもなく、腫れ物に触るでも見下すでもなく、「まあちひろはそういう人だからなあ」という絶妙な距離感で接してくれるのです。
それでもし今回のように、僕の病気が原因で彼らに何か支障が出てしまいそうになった時は、僕のことはさておき彼らで適切な対策を取るという。
そういう、本当の意味で病気に対する差別や偏見のない、居心地のいい関係なのです。
まあ、そういう関係を彼らと築けているのも、思い返せば7年前、僕が病気が原因で松本でのBLUESでの活動が困難になったために新潟に帰った過去があり、その時に散々もめたり迷惑をかけたり、ちゃんと話し合ったりした経験があるからだと思うのですが。
結局そうやって時間をかけて分かり合った上でお互い身に付く適切な距離感みたいなものがあるんだと思います。
ついでに言うと、BLUESとは1分間に60回くらいボケる人達の集団なので、当然僕の病気のことも笑いのネタにしてくるのですが、それでバカにされてるとか嫌な気持ちにはならないという不思議な関係でもあります。
もしこれが初対面の知らない人とかから同じことをされたら普通にブチ切れると思いますが、やっぱり時間をかけて分かり合った上でだからこそ成立する関係なんだと思います。
正直、新潟に来てからも演劇をやったりはしていましたが、ここまでの関係を誰かと築けることは、この先の人生であるのだろうか…と思ってしまったりします。
そんなことを考えていた矢先、すごく懐かしい人からTwitterにリプがありました。
その人は、僕が新潟に帰って来た翌年の2012年、何となく新潟でも演劇をやってみようかと思っていた時期に、試しに初めて新潟で演劇のワークショップに参加してみた時に出会った女の子です。
その時にTwitterで相互フォローになったものの、ほとんど連絡を取ることはないまま、彼女は東京に進学していき、会う機会も減っていきました。
そんな彼女が、僕がここ最近の鬱状態についてツイートしていた中の一つに、リプを送ってきたのです。
そのリプには、彼女は東京に行ってから鬱になってしまったり生きづらい思いをしていたということが書かれていて、「勝手に遠くで励まされています。」という言葉を送ってきてくれました。
このリプをもらえて、嬉しかったし、気持ちが楽になっていく自分がいたんですよね。
こんな自分でもそんな風に思ってくれている人がいるんだなと思うと、自分も生きていていいんだなって思えるし、新潟での演劇とかも含めて今までやってきたことも無駄じゃなかったんだなあって思えたんですよね。なんかありがとう!
そんな訳で、松本に到着してから一夜明けた3/18(日)、朝からアベヨネとスーパー銭湯に行ったあと、少し時間があったので、気分転換に松本市美術館の草間彌生展を見に行くことにしました。
鬱が抜けた途端、行動力も元に戻るんですよね。
美術館まで歩く途中、女鳥羽川沿いを歩きながら見た景色が、すごくきれいだったので写真に撮りました。
気温も暖かくなってきていて、松本ももうすぐ春ですね。
「泣いてばかりいたって幸せは来ないから重いコート脱いで出かけませんか」
キャンディーズ「春一番」の歌詞は、そのままこの時の僕の気持ちでした。