2/6(木)、シネ・ウインドで「人生、ただいま修行中」を観てきました。
予告編はこんな感じです。
フランスの看護学生たちの実習を追ったドキュメンタリーなんだけど、説明もテロップもないので、想田和弘監督の観察映画みたいだなと思いました。
学校での勉強、病院での実習、その後の教員との面談、それぞれに密着した3章仕立てで、特に第3章は医療もので初めて知る世界が見られたなと思いました。
1章、2章は、看護実習はここまで本格的なことをするのか…と驚いたのですが、そんな頑張る学生の姿を見たあとで、第3章の最後の教師との面談では、一人一人がそれまでの実習での不安な気持ちを正直に語っていて、教師もそれを受け止めて的確なアドバイスをしていて、すごく感動したんエスよね。
フランスの看護実習だけでなく、日本の普通の学校にもこういうシステムがあったら良かったのになと思いました。
また、学生たちの人種や宗教が本当に様々で、例えばラマダン中に実習する学生がいたり、世界の縮図みたいな看護学校だなと思いました。
でも考えてみたら医療の世界に国境はないんだな。
あと男女差別とかもなかったと思うんですよね。
でも男女それぞれの悩みに真剣に向き合ってる感じもあって、本当にいい学校だなと思いました。