12/16(水)、新潟絵屋で「相田諒二写真展 コダクロームの時間」を見てきました。
鮮やかな発色が特徴的なコダクロームというフィルムで撮影した新潟の風景の写真展で、吸い込まれそうな深い青空、風格すら感じるスクラップの山、町中の植物や猫の生命力、雪の降る静かな空気など、引き込まれそうな写真ばかりでした。
会場には、相田諒二さんが在廊されていたのですが、自分の写真について非常に楽しそうにお話されている姿が印象的でした。
観光ポスターのような写真ではなく、町中の何気ない風景に魅力を見出したいというお話をしてくださいました。
展示の中に、新潟の商店街で撮影したという古い食堂の食品サンプルの写真があったんだけど、なんとその前に実物の食品サンプルが!
相田さん曰く、お店がなくなった時に食品サンプルをもらった人がその写真を知っていて持ってきてくれたらしい。そんな素敵な縁も感じる写真展でした。