2022年も終わるということで、ドラマのベスト10を発表していきます!
その前に、2022年に観たドラマ一覧を発表!
エンディングカット
恋せぬふたり
しもべえ
カムカムエブリバディ
卒業タイムリミット
ひまわりっ ~宮崎レジェンド2~
妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-
17才の帝国
正直不動産
カナカナ
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇
アイドル
プリズム
あなたのブツが、ここに
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ シーズン2
一橋桐子の犯罪日記
つまらない住宅地のすべての家
拾われた男
作りたい女と食べたい女
ひきこもり先生 シーズン2
エルピス-希望、あるいは災い-
岸辺露伴は動かない
今年は思ったより見られなかったかもしれませんね…
というわけで、ベスト10を発表していきます!
2022年ドラマベスト10
①恋せぬふたり
②エルピス-希望、あるいは災い-
③カムカムエブリバディ
④あなたのブツが、ここに
⑤拾われた男
⑥TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇
⑦ひまわりっ ~宮崎レジェンド2~
⑧オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ シーズン2
⑨星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
⑩岸辺露伴は動かない
以下、感想。
第1位「恋せぬふたり」
恋愛感情や性欲を持たないアロマンティックアセクシャルの男女が恋愛や結婚ではなく家族になろうと奮闘。マイノリティが故の周囲との衝突やすれ違いを痛切に描きつつも少しずつ分かり合っていく。自分の中にあった偏見にも気付かされる。ただ生きている、それだけで人は素晴らしい。
第2位「エルピス-希望、あるいは災い-」
報道の仕事を外されたテレビのキャスターと仲間達がとある冤罪事件の真相を追う。上からの圧力や周囲への忖度で報道の力を失ったテレビ局という組織のしがらみ中で奮闘しながらも一つずつ真実に迫る。報道の意味が失われる時代に生まれたこのドラマこそが希望。
第3位「カムカムエブリバディ」
朝ドラ初の3人のヒロインによる親子3世代が戦前から未来までの100年間を生きる。それぞれの時代の歴史的出来事や文化とともに描かれる100年の中で、登場人物達はそれぞれの時代を必死に生き、時に別れや後悔をしつつも時間は過去から未来へと流れ人と人は繋がっていく。
第4位「あなたのブツが、ここに」
シングルマザーの主人公はコロナ禍でキャバ嬢の仕事を失い配送業を始める。仕事に子育てに苦戦しつつも困難な時代を必死に生きる主人公。コロナ禍のリアルな生きづらさとそんな時代に社会のどこかで確かに生きている人を温かく前向きに描いた大阪発人生応援人情ドラマ。
第5位「拾われた男」
俳優の松尾諭さんの自伝をドラマ化。俳優という夢を抱き上京した主人公は思いがけない出会いを繰り返し芸能界に入り俳優としても人としても成長していく。後悔を残したまま別れた兄との再会も。行き当たりばったりの人生も諦めなければいいことある!これが実話なんだから凄いよなあ。
第6位「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」
岡本太郎の芸術作品が昭和オマージュ満載の特撮になるとは誰が想像しただろう。岡本太郎の持つ自由な想像力と創造力が、細部にまで人の想いがこめられた特撮との奇跡のコラボで文字通り爆発。5分の中に人間の手が生み出す創作の楽しさが凝縮。ギャグも笑えます。
第7位「ひまわりっ ~宮崎レジェンド2~」
東村アキコさんが自身の若い頃を描いた漫画を原作とした宮崎ローカルドラマ第2弾。マニアックすぎるご当地ネタとギャグの連発。低予算ながら楽しんで作ってるのが伝わりほっこりする。「恋は光」の平祐奈さんと「ベイビーわるきゅーれ」の髙石あかりさんの共演も熱い。
第8位「オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ」
オダギリジョーが脚本監督を手掛け、警察官と警察犬のデコボココンビと警察の仲間達と探偵やヤクザや半グレ集団や他にも個性が強すぎる人物達がひしめき合うカオスな世界で事件とギャグの連発。豪華キャストがノリノリで共演するお祭り騒ぎはとにかく楽しい。昨年からの第2弾でついに衝撃の結末に。
第9位「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」
星新一のショートショートSFの数々を毎週異なる役者達で15分の短編ドラマに。短い中に時代を先取りしたかのような鋭い社会風刺が満載の優れたSFが、豪華キャストで現代に蘇る。あらためて星新一作品の完成度に驚かされると共に役者達の意外な魅力も再発見。
第10位「岸辺露伴は動かない」
荒木飛呂彦さんの漫画をドラマ化。3年連続で年末に少しずつ放送。探偵ではなく漫画家が取材先で探求心故に超常現象や人間の特殊能力などの怪異に遭遇する設定は新鮮。いかに世界が人間のちっぽけな常識では理解できない謎に満ちた複雑怪奇なものかを伝えつつその怪異に毎回異なるロジックで挑む展開も面白い。
特別賞「今ここにある危機とぼくの好感度について」
2021年のドラマを再放送で。自己主張せず無難に生きてきた主人公が母校の大学の広報マンに就職。様々な不祥事や権力構造の渦巻く大学を複雑な政治問題の比喩として描き、そこに翻弄される人間模様や主人公の成長を描く。「エルピス」の渡辺あやさん脚本。
ちひろBLUESが選ぶ2022年ベストアニメ「平家物語」
作者不詳の歴史物語の古典をその作者となるという設定の主人公「びわ」の視点から平家の人物達の栄枯盛衰を描く。歴史の流れは変えられない、悲劇は止められないが、確かにその時代を生きた人達を忘れず語り伝え記録に残すことの大切さを現代に伝える。自分の毎日の体験や気持ちを言葉にして記録に残し続けるライフワークを行っている人間として、自分もこういう想いを大切にして生きて行こうと心から思えました。
ちなみに2022年のアニメは、「平家物語」と「よふかしのうた」と「不滅のあなたへ」と、「プラネテス」と「四畳半神話大系」の再放送しか見られませんでした。
2023年はもっと見られるといいなあ。
以上、2022年のドラマベスト10とベストアニメでした!
その前に、2022年に観たドラマ一覧を発表!
エンディングカット
恋せぬふたり
しもべえ
カムカムエブリバディ
卒業タイムリミット
ひまわりっ ~宮崎レジェンド2~
妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-
17才の帝国
正直不動産
カナカナ
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇
アイドル
プリズム
あなたのブツが、ここに
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ シーズン2
一橋桐子の犯罪日記
つまらない住宅地のすべての家
拾われた男
作りたい女と食べたい女
ひきこもり先生 シーズン2
エルピス-希望、あるいは災い-
岸辺露伴は動かない
今年は思ったより見られなかったかもしれませんね…
というわけで、ベスト10を発表していきます!
2022年ドラマベスト10
①恋せぬふたり
②エルピス-希望、あるいは災い-
③カムカムエブリバディ
④あなたのブツが、ここに
⑤拾われた男
⑥TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇
⑦ひまわりっ ~宮崎レジェンド2~
⑧オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ シーズン2
⑨星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
⑩岸辺露伴は動かない
以下、感想。
第1位「恋せぬふたり」
恋愛感情や性欲を持たないアロマンティックアセクシャルの男女が恋愛や結婚ではなく家族になろうと奮闘。マイノリティが故の周囲との衝突やすれ違いを痛切に描きつつも少しずつ分かり合っていく。自分の中にあった偏見にも気付かされる。ただ生きている、それだけで人は素晴らしい。
第2位「エルピス-希望、あるいは災い-」
報道の仕事を外されたテレビのキャスターと仲間達がとある冤罪事件の真相を追う。上からの圧力や周囲への忖度で報道の力を失ったテレビ局という組織のしがらみ中で奮闘しながらも一つずつ真実に迫る。報道の意味が失われる時代に生まれたこのドラマこそが希望。
第3位「カムカムエブリバディ」
朝ドラ初の3人のヒロインによる親子3世代が戦前から未来までの100年間を生きる。それぞれの時代の歴史的出来事や文化とともに描かれる100年の中で、登場人物達はそれぞれの時代を必死に生き、時に別れや後悔をしつつも時間は過去から未来へと流れ人と人は繋がっていく。
第4位「あなたのブツが、ここに」
シングルマザーの主人公はコロナ禍でキャバ嬢の仕事を失い配送業を始める。仕事に子育てに苦戦しつつも困難な時代を必死に生きる主人公。コロナ禍のリアルな生きづらさとそんな時代に社会のどこかで確かに生きている人を温かく前向きに描いた大阪発人生応援人情ドラマ。
第5位「拾われた男」
俳優の松尾諭さんの自伝をドラマ化。俳優という夢を抱き上京した主人公は思いがけない出会いを繰り返し芸能界に入り俳優としても人としても成長していく。後悔を残したまま別れた兄との再会も。行き当たりばったりの人生も諦めなければいいことある!これが実話なんだから凄いよなあ。
第6位「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」
岡本太郎の芸術作品が昭和オマージュ満載の特撮になるとは誰が想像しただろう。岡本太郎の持つ自由な想像力と創造力が、細部にまで人の想いがこめられた特撮との奇跡のコラボで文字通り爆発。5分の中に人間の手が生み出す創作の楽しさが凝縮。ギャグも笑えます。
第7位「ひまわりっ ~宮崎レジェンド2~」
東村アキコさんが自身の若い頃を描いた漫画を原作とした宮崎ローカルドラマ第2弾。マニアックすぎるご当地ネタとギャグの連発。低予算ながら楽しんで作ってるのが伝わりほっこりする。「恋は光」の平祐奈さんと「ベイビーわるきゅーれ」の髙石あかりさんの共演も熱い。
第8位「オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ」
オダギリジョーが脚本監督を手掛け、警察官と警察犬のデコボココンビと警察の仲間達と探偵やヤクザや半グレ集団や他にも個性が強すぎる人物達がひしめき合うカオスな世界で事件とギャグの連発。豪華キャストがノリノリで共演するお祭り騒ぎはとにかく楽しい。昨年からの第2弾でついに衝撃の結末に。
第9位「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」
星新一のショートショートSFの数々を毎週異なる役者達で15分の短編ドラマに。短い中に時代を先取りしたかのような鋭い社会風刺が満載の優れたSFが、豪華キャストで現代に蘇る。あらためて星新一作品の完成度に驚かされると共に役者達の意外な魅力も再発見。
第10位「岸辺露伴は動かない」
荒木飛呂彦さんの漫画をドラマ化。3年連続で年末に少しずつ放送。探偵ではなく漫画家が取材先で探求心故に超常現象や人間の特殊能力などの怪異に遭遇する設定は新鮮。いかに世界が人間のちっぽけな常識では理解できない謎に満ちた複雑怪奇なものかを伝えつつその怪異に毎回異なるロジックで挑む展開も面白い。
特別賞「今ここにある危機とぼくの好感度について」
2021年のドラマを再放送で。自己主張せず無難に生きてきた主人公が母校の大学の広報マンに就職。様々な不祥事や権力構造の渦巻く大学を複雑な政治問題の比喩として描き、そこに翻弄される人間模様や主人公の成長を描く。「エルピス」の渡辺あやさん脚本。
ちひろBLUESが選ぶ2022年ベストアニメ「平家物語」
作者不詳の歴史物語の古典をその作者となるという設定の主人公「びわ」の視点から平家の人物達の栄枯盛衰を描く。歴史の流れは変えられない、悲劇は止められないが、確かにその時代を生きた人達を忘れず語り伝え記録に残すことの大切さを現代に伝える。自分の毎日の体験や気持ちを言葉にして記録に残し続けるライフワークを行っている人間として、自分もこういう想いを大切にして生きて行こうと心から思えました。
ちなみに2022年のアニメは、「平家物語」と「よふかしのうた」と「不滅のあなたへ」と、「プラネテス」と「四畳半神話大系」の再放送しか見られませんでした。
2023年はもっと見られるといいなあ。
以上、2022年のドラマベスト10とベストアニメでした!