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1/20(木)、シネ・ウインドで「〈主婦〉の学校」を観てきました。
アイスランドにある料理や服飾など衣食住の基礎を学ぶことのできる歴史ある学校の授業風景や生徒達の毎日を追ったドキュメンタリー。
その学校はただ主婦になるための学校ではなく(実際、生徒達の目的も様々だし、女性が大半だが時々男性も入学することもある)、毎日の生活を丁寧に送ることの大切さを学べるんだなと感じました。
料理の授業では、まず生徒全員でブルーベリーを採取しに行き、みんなでジャムを作る。
その他にも、美味しそうな料理を丁寧に作ったり、テーブルマナーなども学んでいく。
服飾の授業では、アイロンがけやミシンの使い方など本当に基礎の基礎から学んでいく。
そして、最後にはそれぞれが作った服の発表会もある。
そんな授業を毎日受けている生徒の皆さんが、本当に楽しそうだし、すごく充実した毎日を送っていて見ていて素敵だなあと思ってしまいました。
また、例えば服の修繕を学べば無駄遣いも減るなど、丁寧な生活をすることの大切さを教えるという一貫した学校の理念が素晴らしく、本当にいい学校だなあと思いました。
本当にただそれだけの映画なのですが、いい学校だなあ、生徒の皆さんも楽しそうで素敵だなあ…と思って見ているだけで、なんだか幸せな気持ちになってしまう映画でした。
自分ももうちょっと何気ない日常の中で丁寧な生活を心掛けようと、ちょっとだけ自分の毎日を見直してしまう映画でした。