甘い誘惑に騙されてはいけない。

先週終わらせる予定だった卒論データに必要な作業が、明日ようやく終わりそうです。
まあ、「先週終わらせる予定」って言っても、本来なら11月にやっとておくべき作業なんだけどね・・・

そんな訳で、最近は毎日一人で実験室に篭る日々です。

昨日なんて、一人で作業していたのがあまりに退屈だったので、窓の外を後輩が歩いているのを見ただけでテンションが上がってしまい、思わず、古過ぎて捨てるしかない昔の実験用のダイズを、2階の窓から後輩めがけて投げつけてしまったほどです。


今日、取り敢えず今日の分だけ終わらせて帰ろうとした時、研究室の留学生のＢさんが言って来ました。


Ｂさん「これ好きですか？」


Ｂさんが持っていたものを見ると・・・



アーモンドチョコレート。


Ｂさん　「これ、食べたいですか？」
俺　「あ、ありがとう！」


するとＢさんが箱の中から出したのは・・・



な、なんかよく分からないなお菓子！！！！

Ｂさん　「ははははははは！」
横にいた女子Ｋさん「駄目だよＢさん、いたずらしたら。私もさっき騙されたんだよ。何なのこのお菓子？」
俺「え・・・何なの、これ？」

するとＢさんは、


Ｂさん　「はい！これ一気に食べる！」


なんてアグレッシブな・・・

言われるがままに食べてみると、例えるならば牛乳を発酵させて酸っぱくしたヨーグルトみたいなものを、粉状にしたような、何とも言えない不思議な食感・・・

Ｂさん曰く、これはＢさんの故郷の内モンゴルの家庭で作るお菓子なんだそうな。


Ｋさん「ねえ、これ私の分も食べてくれない？私これ食べられないんだけど・・・」
俺　「いや、いい・・・」


Ｂさん、何やってんだよ！

しかもそれ以上に驚いたのは・・・



あああああ！！！！　チョコの箱にさっきのお菓子をぎっしり詰めてるーー！！！！

なにしっかり準備してんだよ！！無駄な芸の細かさ！！


あらためてＢさんのポテンシャルの高さを思い知った日でした。
だって、こんなに笑いに貪欲な留学生いないって・・・