糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

榛東村での出逢いとパズル

2012-06-08 | 雑想

 先日、榛東村で、村議の柳田キミ子さんと一緒に、区長さんや業者のみなさんを訪問しました。

 とある鉄工所へ行って、社長さんとお話をすると、原発のことでお怒りでした。「ちょっと前までは何とか仕事がまわっていて忙しかったが、今はさっぱり。原発事故で、輸出されるウチの品物が放射能検査をされるようになった。足止めされるし時間はかかるし、結局キャンセルが相次いで、今は仕事が半分程に」

 中小業者にとって、これは痛い話です。社長さんはさらにこんなことも。

「原発でできた放射性物質を最終的に中和したりするような技術もできてないのに、なんで再稼働なんかするんだ。原発からはとっとと手を引くべきだ」。

 安全基準がどうとか、政治判断がどうとかという最近のメディアの風潮を一刀両断するシンプルかつ本質的なお考えです。

 

 また、陶芸教室もされているお宅へ。ご本人曰く、「陶芸は趣味」なのだそうで、本職は建築設計だそうです。教室の中には数々の陶器とともに、木工細工も。パズルです。友人が作ってらっしゃるとか。

 この方、政治への関心も高いようです。「消費税増税には反対」「原発から撤退を」という点で、私たちと同意見でした。ただ、私たちと考えが違ったのは「議員の定数削減」でした。

 日本共産党は、民意を広く反映するために、議員定数削減には反対の立場です。「身を切る」などと言われていますが、身を切るなら政党助成金をなくした方がよほど効果的です。

 で、私はこう言いました。「『居眠りばかりしてるような議員や、国民のために働かない議員を減らせ』という思いは私も同じです。ですが、そういう議員って、みなさんが選挙の時に投票しないような運動でもしない限り、当選しちゃうんですよね。そして、少数しか議員のいない政党は、影響力も小さいので、結局そういう声が摘まれてしまうのではないでしょうか」。

なるほど。というお返事。納得していただけたかな?

 

 で、おいとましようというタイミングで、こんなものをいただきました。

 

パズルです。

 「ばらしてみて、どうしても組み上がらなかったらまた持っておいで」と言われました。

わかりました。と、いただいて帰って、早速挑戦してみました。

 え?結果ですか?もちろん無事にくみ上げましたよ。へへへ。