今日は朝から「さようなら原発 群馬郡の会」の会議に参加させていただきました。というのも、原発の問題、放射能の問題をきちんと勉強する必要を感じたからです。
なにやら難しそうな顔をして書類を見ていますが、じつは、この会のみなさんが、先日榛名湖周辺の地域を、放射線測定してきたときのデータを見ているんです。
先日、東吾妻町で行動した際、現地の党支部の皆さんと懇談し、原木しいたけの被害などをうかがっており、それなりに放射線量も高い数値で推移しているとは聞いていたのですが、榛名湖の東吾妻町側と旧榛名町(現高崎市)側とで、出ている数値がけっこう違うんです。
で、話を聞けば聞くほど、福島第一原発の事故が尋常でなかったことを思い知りました。
大飯原発の再稼働をめぐって、国民世論と国政の激しい綱引きがされています。これからのことを、今の状態から学べば、普通は再稼働なんて考えられません。
しかし、国民の願いとは反対の方向へ舵が切られようとしています。福島第一原発事故による放射能被害を、数十年後の未来に、今の誰が「大丈夫」と言えるのか。はなはだ無責任ではないでしょうか。
この会議に参加させていただき、改めてとりくみ方を考えなければと思いました。
午後は榛名地域であちこちを訪問。先の「会」の学習会に参加してくださった住民と対話ができました。「本を読んで、それまで無関心だったけど、本気で原発をなくさなきゃと思うようになった」と、今の原発問題におかんむり。ごもっともです。
さらに「民主党も自民党も公明党も、この件に関して、私は信用できなくなった。私の考えは、日本共産党の主張と同じです。がんばってください」と熱い激励もいただきました。
新生会の理事長ともお会いでき、しばし懇談しました。はっきりとモノを言う方でした。「今の政治は本当にどうしようもない。民主も自民もだめとなったら、あとは弱小政党しか残らないでしょう」と。確かに日本共産党も議席数は少ないので...。
「だからこそ、『今度は日本共産党に』と言っていただけるよう、こうして行脚してるんですよ」と話すと「ごもっとも。ぜひがんばってほしい」とここでも熱く激励されました。
夕方には、4区のはぎわら貞夫氏と一緒に、イオン前の交差点で街頭演説を行いました。平日の5時前とあって、通過する車は数あれど、お買い物のお客さんはそれほど多くはなく、ちょっと残念でしたが(主にはぎわらさんの方が)、話の上手なはぎわら氏と一緒に演説する方が大変なプレッシャーでした。はぎわらさんは消費税と原発問題を中心に。私の方は若者の雇用の問題や子育て世代の問題を原発、消費税とからめて。
このイオン、4区と5区の境界近くで、立地は5区なのですが、4区からのお客さんも相当な数があり、合同でやるにはちょうど良い場所なんです。