糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

ン万分の1

2012-06-29 | 日記

 行ってきました。夕方の野田さん家の前へ。

 大飯原発再稼働に対する抗議行動として、首相官邸前に集まる行動に参加してきました。

 先々週は1万1千人の参加。しんぶん赤旗以外はほぼ黙殺。先週は4万5千人が集まり、他のメディアが申し訳程度に報道。今週はもっとすごいことになりました。

 午後5時ごろ、ちょっと早かったかと思いつつ現場へ歩いていると、なにやらそんな感じの集団がゾロゾロと歩いているではありませんか。早いなあ。

歩道の脇にかたまり、通路を確保していました。「糸井さん」と声をかけられ、ふと見ると顔見知りが。そこへ割り込ませていただきました。

 こんなものが配布されました。始まったらこれを高く掲げるのです。他にもいろいろな宣伝物が回ってきました。良く出来てますよね。

 そうこうしているうちにも、通路を歩く人は後を絶たず、続々と集結している模様。

 

 午後6時、みんなで「再稼働反対!」とシュプレヒコールを開始。あっちこっちでリードが始まり、「再稼働反対」の言葉が渦巻くようでした。しばらく私も大声でやってましたが、そのうち頭がグルグルするような感覚になり、ちょっとトーンダウン。

 と、早い段階で車道が1車線、通行用に確保され、歩道は全部参加者で埋まりました。すごかったのはそこから。

 

 時間とともに人々の塊はふくらみ、1車線確保だったコーンはより中央よりに。いつのまにか双方向各1車線を残して、あとはすべてが歩行者、行動エリアとなりました。道路を挟んだ反対側の人々も、いつの間にか中央分離帯にまで人が立っている状態に。

 そして、午後7時を過ぎると、ついに歩行者天国にでもなったかのように、目の前にあった機動隊の車両は交通規制のために移動。全車線が開放されました。

 

 どの顔も真剣そのもの。思い思いのプラカードなどを掲げて、「再稼働反対!」を叫び続けます。

 午後7時45分。この騒ぎのなかで、主催者(?)のアナウンスが。

 「予想を遥かに上回る参加で、混乱を避けるために早めですが、これで今日は解散に」とのこと。

 

 すごいと思ったのは、みなさんが理性的に、この指示によって解散したことです。熱く、理性的な行動に終始し、抗議行動は素晴らしかったのではないでしょうか。

 正確には何万人が集まったのかは分かりませんが、赤旗政治記者のツイートによると、10万人近いのではないかとのこと。

 私も数万人分の一の力を出してきました。

 

 さて、各メディアがこれをどう報じるのでしょうか。

 

 野田首相、この民の声と行動にフタをすることはできませんよ。